読書の記録_国内作家な行

バッカーノ!1935-C The Grateful Bet

成田良悟/著 電撃文庫 カジノパーティーが開催。 ここで起承転結の「承」ということか。 話の進み方がゆっくり。

バッカーノ! 1935-B Dr. Feelgreed

成田良悟/著 電撃文庫 Aに引き続き、過去登場の登場人物が続々。 そんな中、フィーロとネイダーが本作の主役ということ? まだまだ出だしの状態。

バッカーノ! 1935-A Deep Marble

成田良悟/著 電撃文庫 シリーズ完結編へのカウントダウンに 一冊使っている。 過去登場した人物たちが続々登場。

バッカーノ!1711―Whitesmile

成田良悟/著 電撃文庫 1700年代編は本作で完結。 その後の時代を駆け抜ける錬金術士たちが 全て登場し、新大陸へいくまでの過程が書かれる。 黒幕が相変わらず不穏だけど、 彼がエルマーを天敵扱いされるのに納得。

バッカーノ!1932‐Summer―man in the killer

成田良悟/著 電撃文庫 番外編といっていいのか? エルマーとグラハムという組み合わせが 案外相性が良いのに驚いた。

バッカーノ!1710―Crack Flag

成田良悟/著 電撃文庫 既刊本ですでにネタバレはされているとはいえ、 ここであの登場人物が退場するとは。 1700年代の過去編を読むと、 ヒューイの印象が変わってくる。

バッカーノ!1931 臨時急行編―Another Junk Railroad

成田良悟/著 電撃文庫 フライングプッシー号事件の前後、 そして事件真っ只中の語られなかった出来事を 補足する内容。

バッカーノ!2002「B side」―Blood Sabbath

成田良悟/著 電撃文庫 A Sideで出た船の片割れである 日本から出港した客船でも事件発生。 後半は物語の解決編になるが、 本作でいろいろな事件の背景にいた黒幕が登場。

バッカーノ!2002「A side」―Bullet Garden

成田良悟/著 電撃文庫 双子豪華客船で起こる壮絶バトル。 いろんな組織がある目的を持って 豪華客船を乗っ取ろうとするが。。。

バッカーノ!1705―The Ironic Light Orchestra

成田良悟/著 電撃文庫 いきなり過去編。 イタリアのぶっそうな地方都市が舞台で 不死者になる前のヒューイとエルマーの出会い。 二人の性格がどう築かれたかの背景が少し見える。

バッカーノ!1934 完結編―Peter Pan In Chains

成田良悟/著 電撃文庫 獄中編、娑婆編で起こったことが 収束する完結編。 結構都合よく人が集まっちゃう理由も明かされている。 ごちゃごちゃしているが無事まとまって安心。

バッカーノ!1934 娑婆編―Alice In Jails

成田良悟/著 電撃文庫 こちらは、刑務所の外では 何が起こっていたかの娑婆編。 シカゴにイかれた人物ばかりが集合。 どんどん新たな登場人物が登場する。

バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails

成田良悟/著 電撃文庫 前作で予告あった獄中編。 1934年は3冊分あり、完結編へ向けての 伏線をここで張っている。

バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ

成田良悟/著 電撃文庫 上下でサブタイが微妙に違う。 また人が多めというか、新手の組織登場だが 登場人物リストがついていたので混乱が避けられた。

バッカーノ!2001―The Children Of Bottle

成田良悟/著 電撃文庫 1930年代から一気に時代が飛んで2001年。 地図にない閉鎖された村での事件で 登場人物はいつもより少なめで アクションよりもミステリ要素が強め。

バッカーノ!1932 Drug & The Dominos

成田良悟/著 電撃文庫 シリーズ4作目。 ギャング一家がどれがどれなのか 少しごちゃついてしまったが、 一応綺麗にまとまりはついた。

バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad

成田良悟/著 電撃文庫 鈍行編とは別視点の物語。 なんだか描写不足に感じたり、謎だった部分が こちらの特急編で全て明らかになる。

バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad

成田良悟/著 電撃文庫 ニューヨークへ向かう、豪華機関車内での 血で血を洗う闘争。 前作で登場した人物もいるが、 新たに登場した人物の方が多い。 うっかり乗り合わせた一般人が気の毒。

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs

成田良悟/著 電撃文庫 デビュー作らしいが、 デュラララ!! シリーズでも同様の 群像劇や偶然が螺旋状に展開して集約していく流れが すでに完成されている。 禁酒法のニューヨークの雰囲気もよい。

連続殺人鬼 カエル男

中山七里/著 宝島社文庫 どんでん返しが何度も続いて油断がならない。 カエル男のせいではあるけど、 飯能市市民のモラルが低い描写はいいのか?

「八月の砲声」を聞いた日本人 ― 第一次世界大戦と植村尚清「ドイツ幽閉記」

奈良岡聰智/著 千倉書房 第一次大戦大戦のときにドイツに在住していた 日本人がどうなったかという貴重な資料集。 当時の日本はドイツをお手本にしている学問等多く、 留学生が多かったりするのもだが、旅芸人もいて 結構バラエティに富んでいた。 後半の、…

おじさん図鑑

なかむらるみ/著 小学館 街中で見かける普通のおじさんの イラストエッセイ。それ以上でもないしそれ以下でもない。

すずらん通り ベルサイユ書房

七尾与史/著 光文社文庫 ライトノベル風ミステリ小説。 他作者や作品のパロディぽいのも出てきたり 実在の話が出てきたりごった煮風。

折原臨也と、夕焼けを

成田良悟/著 電撃文庫 臨也がとうとう主役のシリーズが始まった。 彼に関するインタビューが面白かったが 臨也があまり痛い目にあってないのが物足りない。

グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン

中野明/著 朝日新聞出版 明治時代初期に日本を訪問した 有名無名の欧米人たちについての研究本。 芸術系・蒐集系・研究系・執筆系と タイプに分けられとても興味深かった。

傍聞き

長岡弘樹/著 双葉社 <収録作品> 『迷い箱』『899』 『傍聞き』『迷走』 短編集。あっという間に読める。 派手な内容はないが意外にも読後感は悪くない。

出版禁止

長江俊和/著 新潮社 ノンフィクションの体をとったホラー小説。 過去の心中事件にのめり込む ルポライターの手記を元にしていて 仕掛けも結構凝っているけど、映像の方が怖さはわかりやすいだろう。

教場

長岡弘樹/著 小学館 警察学校を舞台にした連作もの。 教官のしごきは実際あるかもだが、 生徒間の妬みや確執等はフィクションだよね? 犯罪者予備軍多すぎで怖すぎた。

ズッコケ熟年三人組

那須正幹/著 ポプラ社 三人組の40代を書いた中年シリーズが 50歳で「熟年」というタイトルになって完結。 一部飛ばした話もあるが、皆成長した40代だった。

晩鐘 (上)(下)

乃南アサ/著 双葉社 『風紋』の続編。 時間の経過が、被害者家族および加害者家族両方の 傷を癒すのかというとそうでもなく、新たな波紋が起こる。 ラストが救いなさすぎだが考えさせられる内容。