読書の記録_国内作家ら・わ行

女王

連城三紀彦/著 講談社 なぜか戦後生まれなのに東京大空襲の記憶をもつ主人公が邪馬台国の謎を解くはめになる。邪馬台国論争に一石を投じる物語のようだが主人公が祖父の狂気に付き合わされて人生の一部が狂わさせてるようで気の毒。

はたらく魔王さま! 20

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 ありそうでなかった、勇者と魔王との 同居生活がここにて実現。 まあ魔王は相変わらずヘタレなのだが。 でも、ちーちゃんがここまで主役化するとは思わなかった。

はたらく魔王さま! 19

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 久しぶりか、魔王さまがずっと働いていた。 あまり進んでいないけれど、 脇役の人間たちにもネタバラシということに なり最終決戦の準備をしているようだ。

はたらく魔王さま! 18

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 間が空いてしまったためか 異世界側に興味がそれほどないためか 登場人物の半分が誰状態に。 人間界は進路や異動の季節になって変動あり。

はたらく魔王さま! 17

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 前作から一ヶ月しか時間が過ぎていない! 話も魔王が正社員試験落ちた、のは大きなトピックで ファンタジー小説要素は確かにあるのだが 木崎店長の今後の展望などのお仕事小説要素の方が強かった。

はたらく魔王さま! 0-II

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 魔界過去編第2弾。 一部16巻の続きもあるが。 魔王軍四天王が揃う話。 女悪魔が初登場だったが萌えじゃないのにウケた。

はたらく魔王さま! 16

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 勇者と魔王が活躍せずに、 ちーちゃん無双の巻だったが、 そんなにSugee! な展開はあまり求めてなかったり。

はたらく魔王さま! 15

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 念願の正社員研修のため、 魔王が作中でもほぼ不在だった。 表紙のとおりクリスマス時期であるが、 異世界の過去がいろいろ明かされていく。 急にSF設定が出てきて驚いた。

はたらく魔王さま! 14

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 全巻の爆弾発言が気になっていたのに、 短編集だったので少しがっかり。

はたらく魔王さま! 13

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 この作品での天使のダメっぷりさが また新たに。ただ、そのおかげで 家族紛争が少しましになった。 最後の引きで爆弾発言が。

はたらく魔王さま! 12

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 話があまり進まなかった。 この巻で恵美がデレる。

はたらく魔王さま! 0

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 短編3作。 タイトル「0」のとおり、 本編の前日譚ストーリーだった。

はたらく魔王さま! 11

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 日常に戻ったが、 魔王に新たな受難があり笑えた。 恵美の家族問題はまだ続いていて なんか、ラストいい意味でひどかった。

はたらく魔王さま! 10

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 ややシリアスな異世界話が完結。 ここでひと段落といったところか。 大家さんの正体の片鱗が!!

はたらく魔王さま! 9

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 8巻からの続き。 とうとう、舞台はエンテ・イスラへ。 魔王の考えや悪魔の謎が少し明らかになったが、 またもや話は続くだった。

はたらく魔王さま! 8

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 「はたらく」よりも「バトル」がメインで、 次の巻へ続くの引き。 またもやキャラが増加してややこしい。

はたらく魔王さま! 7

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 日常もの短編集だった。 4作収録。 訪問販売とバイトの話がよかった。

はたらく魔王さま! 6

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 以前の敵が協力者となってちーちゃん特訓の巻。 また、各人の夢が語られている。 天使の正体がはっきりとしたが、 では対する悪魔は、という謎が提示された。

はたらく魔王さま! 5

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 魔王城にもTVがやってくる。 なんだか、ちーちゃんが凄いことになっていたぞ。

はたらく魔王さま! (4)

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 やんどころなき事情で、千葉県犬吠埼の 海の家で働くことになった魔王一行の話。 ニートの漆原が働く!

はたらく魔王さま! 3

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 またもや異世界から新キャラクターが。 ラノベで子育て話は珍しい? 新たな伏線も出てくるが、いつ大家さんは帰って来るのか?

はたらく魔王さま! 2

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 アニメ版はここまでの話を元にしている。 確かに綺麗にオチをつけるのにはいいかも。 2巻で初登場の鈴乃を軸にして話が動いていく。

はたらく魔王さま!

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 アニメを観た、ということで読んでみた。 原作小説の方がややコメディ色は 少し抑えめになっていて、堅実な内容だった。 一番きになる、大家さんの正体は今後解明されるのか?

楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選

虚淵玄、大森望/編 ハヤカワ文庫JA <収録作品> 『クローム襲撃』ウィリアム・ギブスン/著 浅倉久志/訳 『間諜』ブルース・スターリング/著 小川隆/訳 『TR4989DA』神林長平/著 『女性型精神構造保持者』大原まり子/著 『パンツァーボーイ』ウォルター・ジ…

処刑までの十章

連城三紀彦/著 光文社 様々な思惑が絡み、 推理が一転二転してどれが本当なのかが はっきりわからないままなので消化不良ぎみだった。

逝きし世の面影 (日本近代素描 (1))

渡辺京二/著 葦書房 東関東大震災の後くらいから 再評価され一部話題にもなったらしい。 江戸時代末期から明治初期にかけて 日本に訪問した外国人らの記録を通して 失われた江戸文化を読み解く。 江戸っ子は大正時の関東大震災でいなくなったと 夢野久作は述…

もりのへなそうる

わたなべしげお/作 やまわきゆりこ/絵 福音館書店 改めて読むと、おかあさんのお弁当が シンプルなんだけどなんとも美味しそうなこと! へなそうるは本当はそういう名前でなくて たぶん言い間違いで自称している気がする。

アンドロギュノスの裔 渡辺温全集

渡辺温/著 創元推理文庫 27歳で事故死した夭折の作家、 渡辺温の著作が全集でまとめられた。 手元に置けるのがうれしいけど1冊でまとまってしまうくらいの 作品数だったのは少しさみしい。 渡辺温のモダンなのに哀愁な文体が気に入っている。

恋文のおんなたち

連城三紀彦 文春文庫 エッセー+対談+短編が収録。 直木賞受賞作の『恋文』の 出版前後の時期のころのばかりなので、古めかしさあり。 対談の項に写真掲載されている 林真理子が一番印強烈なのってどうなのよ。