下山事件―最後の証言

下山事件―最後の証言

柴田哲孝/著 祥伝社

著者の祖父自身が、下山事件に関わっていたかも

しれないという証言から始まり調査が始まる。

事件の真相はともかく、

戦後直後に暗躍したと言われる

ビッグネームの人々が証言から芋づる式に登場してくるのと、

フィクサー矢板玄との対話が結構わくわくさせられるものだった。