ぼぎわんが、来る

ぼぎわんが、来る

澤村伊智/著 KADOKAWA

第22回日本ホラー小説大賞、大賞受賞作。

三部作構成で、語り手がつど変わることによって

話の視点が異なったものに見える。

特に第一部から第二部へ切り替わった後の

現実的にありそうな家族の歪さが怪異よりも怖い。

怪異自体も結構正統派な恐怖譚だったが。