代表取締役アイドル

代表取締役アイドル

小林泰三/著 文藝春秋

著者は2020年に亡くなっている。

SFやホラーを主に書いているイメージだが

こういう会社ものを書くとは意外だった。

タイトルのとおりアイドルが代表取締役になるという

とっぴな設定であるが書いているのは

大会社の腐敗やパワハラでシリアス。

結末もお仕事小説でよくある爽快感はそれほどはなかった。