2021-12-27 図書館大戦争 読書の記録_国外作家あ行 ミハイル・エリザーロフ/著 北川和美訳 河出書房新社 ウクライナ人作家によるロシア小説。 タイトルからだと有川浩のあの小説を連想するが こちらはある20世紀の作家の著作が人に特別な能力を 与えるということを知った人々で形成された いわゆる「図書館」同士で著書の奪い合いをるする話。 官憲にバレないように銃撃は行わず 自分に身近な武器を使用して戦う。 「図書館」や小規模団体の「図書室」については なんだか宗教めいたものを感じた。