常井健一/著 文藝春秋
河井案里を知ったのは参院選買収事件が起きて
ネットでも炎上していたが、当時あまり関心は持っていなかった。
だから、彼女のプロフィール自体など本作で初めて知った。
本作は特に買収事件発覚・逮捕などを予測せず
参院選当選前から話題性ある政治家として取材をしていたようである。
地方選挙の現状というのがわかりやすい。
河井案里が事件に対して「もらい事故」など
反省が未だないようなのが彼女らしいところがある。
しかし、夫の河井克行やその親族のパワハラ気質など
性格の悪さによる人望のなさに驚く。
もし別の人と結婚していたら、幸せな別の人生を送れていたのではと思った。