2022-12-26 日時計 読書の記録_国外作家さ行 シャーリイ・ジャクスン/著 渡辺庸子/訳 文遊社 シャーリイ・ジャクスンの既刊本の長編2作と同様、お屋敷が舞台。世界が終わるが屋敷内にいれば助かるという「お告げ」が起こる。最後唐突に終わるので世界は本当に終わったのかは不明。ホラー風味な部分もあるが、ホラーという感じは受けなかった。 お屋敷に住んでいるor滞在している人々をはじめ、村民他の端役の登場人物でさえどこか不愉快さがあって読者に共感を得る者が誰一人いないのがジャクスンらしさか。