2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
沢木耕太郎/著 文藝春秋 旅とその周辺による対談集。 沢木耕太郎のルポものは数冊読んでいるが 相当なギャンブル好きだとは。 あと、対談を通してハワイが大好きとか 沢木耕太郎自体の意外な一面がわかって面白かった。
J.G.バラード/著 高橋和久/訳 国書刊行会 『女たちのやさしさ』が面白かったので。 太平洋戦争の間、中国の収容所に入れられたジム少年の物語。 自伝的小説だが『女たちのやさしさ』とエピソードがほとんど違う。 こっちの方がずっと過酷な話になっている。
植芝理一 講談社 文化祭から始まって、クリスマスやバレンタインなど イベントものエピソードが多めに収録。 ディスコミをしばらく読んでいたためか、 こっちはシンプルな画面になっているなあと。 10巻も読んでるのでさすがによだれに抵抗は薄くなったが、 …
コニー・ウィリス/著 大森望/訳 河出文庫 <収録作品> 『女王様でも』『タイムアウト』『スパイス・ポグロム』 『最後のウィネベーゴ』『からさわぎ』 既読の文庫版。 おまけ? で『からさわぎ』が追加で収録されている。 諷刺もので、言葉狩りがテーマだけ…
J.G.バラード/著 高橋和久/訳 岩波書店 装丁がなかなかサイケデザイン、だけど 岩波書店からなぜ出たのだろう? と思ったら 自伝的小説という内容だったからかなあ。 バラードだと多少破天荒でも許せる。
レイ・ブラッドベリ/語 サム・ウェラー/インタビュー 小川高義/訳 晶文社 「自作を語る」に期待していたのだが、 どちらかというとブラッドベリの人生の話の方が多め。 実はブラッドベリの「性」のことは正直知りたくなかったな……。 あと、文字組が一部詰ま…
田中芳樹/作 道原かつみ/画 アニメの絵に慣れていると、 少女漫画風な絵に違和感が……。 あと、顔と名前がアニメさえ完全一致してないので 余計困難しているのかも
わたなべまさこ ホーム社 タイトルからわかるとおり、ホラー。 元はレディコミ誌に掲載されたのか アダルト的描写があり。 収録されているのもの全部怖かった。
サンドロビッチ ヤバ子/作 だろめおん/画 小学館 結構直近の話まで収録されている。 皆の人気者のハサドも登場だ。 王馬と刹那の出会い話はかなり前かと思っていたが、 話の進み具合が早いからそう感じただけか。
チャイナ・ミエヴィル/著 内田昌之/訳 河出書房新社 『言語都市』を読み前に、ミエヴィルの未読本を読むぞ、 ということで。児童書でミエヴィル本人の挿絵もある。 救世主が救世主じゃなくなって 途中から選ばれざる者が主人公になるなど素直な展開じゃあな…
篠田節子/著 新潮社 長いけど読みやすいのでだらけず読む事ができた。 新興宗教をつくるきっかけが911というのはうまいなと思った。 教祖となる正彦と幹部の矢口が 意外にも普通の感覚の人なためか 周囲に寄ってきた人たちの方が怖かった。 下巻からの転落と…
谷川流/著 角川スニーカー文庫 映画の原作。 タイトルどおり? ハルヒがほとんど出ない。 クリスマス直前のエピソードであるが それまでのSOS団の活動で絆がちゃんとできてるなと しみじみ。
カービー・マッコーリー/編 矢野浩三郎、真野明裕/訳 ハヤカワ文庫 NV <収録作品> 『遅番』デニス・エチスン 『敵』アイザック・バシェヴィス・シンガー 『闇の天使』エドワード・ブライアント 『三六年の最高水位点』デイヴィス・グラッブ 『マーク イン…
平山夢明/著 光文社 <収録作品> 『テロルの創世』『Necksucker Blues』『けだもの』 『枷』『それでもおまえは俺のハニー』『或る彼岸の接近』 『ミサイルマン』 猟奇的でグロテスクな話なのに なんか別な意味でいい話的オチが多めだった気が。
高森朝雄/作 ちばてつや/画 講談社漫画文庫 対力石戦、力石の死による長いスランプ。そしてカーロス登場。 ジョーのスランプエピソードが案外長い。 アニメにない草拳闘エピソードが出てくる。
小川洋子/編 河出書房新社 <収録作品> 『件』内田百間 『押絵と旅する男』江戸川乱歩 『こおろぎ嬢』尾崎翠 『兎』金井美恵子 『風媒結婚』牧野信一 『過酸化マンガン水の夢』谷崎潤一郎 『花ある写真』川端康成 『春は馬車に乗って』横光利一 『二人の天…
細野不二彦、ゆうきまさみ、吉田戦車、 島本和彦+石森プロ、藤田和日郎、高橋留美子、 荒川弘、椎名高志、かわぐちかいじ 小学館 読んだ事がなくても知っている作品群が復活。 「ヒーロー」というテーマはあってそれぞれ楽しめるが、 統一感があまりないので…
高野史緒/編 東京創元社 <収録作品> 『ハーベムス・パーパム』ヘルムート・W.モンマース/著 識名章喜/訳 『私と犬』オナ・フランツ/著 住谷春也/訳 『女性成功者』ロクサーナ・ブルンチェア/ヌ著 住谷春也/訳 『ブリャハ』アンドレイ・フェダレンカ/著 越…