2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アウトローたちの履歴書

石原行雄/著 彩図社 2010年読了本ラスト。 アウトローたちに インタビューして(ラストは著者本人ぽい) まとめた実録本。 ディープすぎずあっさり読める。 アウトローの定義はゆるいからかな?

木でできた海

ジョナサン・キャロル/著 市田泉/訳 創元推理文庫 タイトルからして不思議だけど、 中身も相当不思議。シュール。 足が三本の犬とのふとして出会いから 大がかりな出来事がどんどん起こるとは予測不可能。

近代建築散歩 東京・横浜編

宮本和義/企画・写真 小学館 2007年時点の近代建築物(明治~昭和10年代以前)を 570件以上写真で紹介。 さずがに全部カラー写真ではなかったが。 有名所以外にも、普通に店舗や住居で使用されている 家や橋なども紹介されている。 本書を参考に、実物を見に…

聖☆おにいさん 第6巻

中村光 講談社 いえっさ誕生日イブに発売と 大変タイミングがよろしい。 ギャグのタイミングが毎度同じタイミングなので 予測がつきやすいけど、豆知識がマニアックすぎなので そっちの予想はつきにくい。 今回は新メンバーがほとんど出なかったのでそれは良…

彼女がその名を知らない鳥たち

沼田まほかる/著 幻冬舎 読了後、気が落ち込む本。 主人公をはじめ、皆狂っている感じ。 実際狂ってるんだけど。 部屋の汚らしさと主人公らのだらしなさがリンクしてる。 だけど上手いんだよなあ。

働く人のためのストレス診察室

パトリック・レジュロン/著 高野優/監修 野田嘉秀/訳 紀伊國屋書店 バカンス天国だとか労働時間が短いと言われてるのに、 フランス労働者たちも仕事のストレスがいっぱいだそう。 ストレスの原因は日本でも共通事項で納得だが、 それに対する処方がいまいち。

僕の小規模な生活 第4巻

福満しげゆき 講談社 子育て編スタート。 ほのぼのしてないのが、らしいけど。 正直、赤ちゃんの顔が怖いです。 黒塗りのバージョンももっと怖いけど……。

タッチ

ダニエル・キイス/著 秋津知子/訳 早川書房 1960年代の話で。 何の自分には落ち度がないのに 放射能を浴びて病気にはなるわ、 街の人に迫害されるわ 救いがあまりない苦難に満ちた物語。 ヨブ記が冒頭で引用されてるし。

村上龍自選小説集4

村上龍/著 集英社 <収録作品> 『コインロッカー・ベイビーズ』 『昭和歌謡大全集』 『だいじょうぶマイ・フレンド』 『昭和歌謡大全集』以外は初読。 『コインロッカー・ベイビーズ』は、 昔最初の段階が気持ち悪く感じて読めなかったのを 再挑戦。 なんだ…

しろくまカフェ マンゴー味!

ヒガアロハ 小学館 3巻目。ほのぼの。 そういや、シロクマくんのギャグが今回はくどくなかったな。 しろくまカフェ本編以外のシリーズ? (パンダママの話と焙煎修業話)も収録。 上記のシリーズのせいでキャラが増えたかに見えたけど、 本編ではそれほどで…

ヒトラーのスパイたち

クリステル・ヨルゲンセン/著 大槻敦子/訳 原書房 第一次大戦後から第二次大戦ドイツ情報部の 作戦と結末、エージェント(スパイ)たちの末路などが満載。 写真もかなり多い。 なのだが、文章は教科書じみたものなので退屈。

人質交渉人

ロバール・ブルッサール/著 峰岸久/訳 草思社 特にテロ事件が多発していた1960年代後半~1970年代にて 人質交渉人として有名だった パリ警視庁のブルッサール元警視の回想録。 日本赤軍が起こしたハーグ事件も担当してそのことも語られている。 事件やその解…

阿片王 満州の夜と霧

佐野眞一/著 新潮社 満州国にて暗躍した里見甫(はじめ)の 戦前~戦後の足取りを書く、 と思いきや周囲の複雑な女性たちの生涯まで 調査している。 川島芳子以外にも当時男装の麗人が他にもいたり 確かに興味深い話であるがこれも散漫な感じにとれる。

密告者ステラ

ピーター・ワイデン/著 小松はるの、米澤美雪/訳 原書房 サブタイトル「ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」 がセンセーショナル。 見た目が金髪碧眼でユダヤ人のイメージと異なる ベルリン在住のステラ。 彼女がその容貌を活かしてゲシュタポの手先となり …