2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版

谷川流/著 角川スニーカー文庫 「分裂」から続き、「驚愕」にて完結。 「驚愕」は前編後編に分冊されている。 謎の後輩、なぜ途中で「分裂」されたのかの謎が明かされる。 綺麗に完結されているので、ハルヒシリーズは今後続く予定なのか不明だが このまま終…

涼宮ハルヒの分裂

谷川流/著 角川スニーカー文庫 SOS団最大の危機話。 過去作品で少し出た敵対メンバーとの対決。 後半、本当に「分裂」し少々読みづらくなっているが そのまま続編「驚愕」へ続く。

不愉快な本の続編

絲山秋子/著 新潮社 クズで薄っぺらい主人公だけど そこが魅力なんだろうなあ。実際いると最悪だが。 オチが全く予想外なのに驚き。

英子の森

松田青子/著 河出書房新社 <収録作品> 『英子の森』『*写真はイメージです』『おにいさんがこわい』 『スカートの上のABC』『博士と助手』『わたしはお医者さま?』 英語は将来役に立つと教えられているが、 実際のところどうだろう、と思わされる表題作。 …

帰ってきたヒトラー (上)(下)

ティムール・ヴェルメシュ/著 森内薫/訳 河出書房新社 現代ドイツに突然蘇ったヒトラーをめぐる風刺小説。 周囲の人と噛み合ないヒトラーが コメディアンとしてTVに出て人気者になる過程はとても笑える。 でもラストまで読むと、第一次世界大戦後のドイツで …

火の鳥 9・異形編、生命編

手塚治虫 朝日新聞出版 『異形編』『生命編』の2作。 改めて読むと、こんなに短かった? というのと 『生命編』が全く憶えてないことに驚き。 ループし続ける運命って残酷過ぎる。

涼宮ハルヒの憤慨

谷川流/著 角川スニーカー文庫 <収録作品> 『編集長★一直線!』『ワンダリング・シャドウ』 中篇2作。 SOS団結成から一年がたとうとしているところまで。 長門の小説が案外良かった。 この一年で最も変わったのは長門だよなあ。

世界鬼 第7巻

岡部閏 小学館 いよいよ後半。 絵が時々変だが昔に比べれば格段に上手くなったなー。 瀬木の正体と、あづまに言いたかったことが感動的なんだが なぜか笑えるというシリアスな笑いがこの作品のいいところ。 久々に登場した叔父さんがホラーすぎ。

マンガ美術館&スポットガイド

進藤やす子/著・絵 技術評論社 ほとんどは行ったことはないが、 割と知っている所が紹介されていた。 震災前の石ノ森萬画館が。。。 模写が意外にも上手かった。

涼宮ハルヒの陰謀

谷川流/著 角川スニーカー文庫 消失の続きである長篇作品。 季節を意識して読んでしまうとネタがすぐわかってしまうが SOS団員と敵対する組織が久々に出てくる。

涼宮ハルヒの動揺

谷川流/著 角川スニーカー文庫 <収録作品> 『ライブアライブ』『朝比奈ミクルの冒険 Episode 00』『ヒトメボレLOVER』 『猫はどこに行った?』『朝比奈みくるの憂鬱』 短篇集。 ちゃんと観てないのでよくわからないが、 アニメ化されたのはここまで? 前半…

アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

角幡唯介/著 集英社 19世紀の北極探検で 全員死亡したフランクリン隊の行路を辿る 著者自身の北極探検記。 自然の脅威がよく伝わって面白かった。 唇が凄いことに……。

ブレイクダウン 全5巻

さいとうたかを リイド社 ラストが打ち切りエンド風で フロッピーを最後まで持っていたのは 伏線だったのかとかいろいろ消化不良だった。

悪人

吉田修一/著 朝日新聞社 タイトルの「悪人」は誰を指しているのか。 単純に殺人を犯した人物なのか、 というとそうでもなかったり。 増尾以外、基本不器用な人生を送っている人ばかりだった。

海街diary6 四月になれば彼女は

吉田秋生 小学館 金沢の親戚一家の話、高校進学についてと すずがメインのストーリーが収録。 金沢の親戚の人たちがいい人らでほっとした。 鎌倉内の人物相関が狭過ぎではないが 相変わらずいい台詞やシーンが多い。

アオイホノオ 第12巻

島本和彦 小学館 今回は凄く笑えたー。 特にウケたのは、ベタのエピソードと 山賀の「今の誰?」のシーン。 自分もあの場にいたら固まっちゃうぞ。

ぼくはお金を使わずに生きることにした

マーク・ボイル/著 吉田奈緒子/訳 紀伊國屋書店 時々説教臭いところもあるが読みやすい。 一年間お金を実際に使わず生活した男性の話。 でも、そんな生活をしても電脳生活からは手を切ることができないとは。

愛に乱暴

吉田修一/著 新潮社 ある意味ホラーな話だった。 桃子の現在の生活と日記の話が混ざって 彼女の狂気が出つつあるところが。 でも同居している義理家族や夫はエネミーなところも 現実的な怖さでもある。

原爆といのち (漫画家たちの戦争)

金の星社 <収録作品> 『ブラック ジャック』から「やり残しの家」手塚治虫 『おれは見た』中沢啓治 『地獄』辰巳ヨシヒロ 『九平とねえちゃん』赤塚不二夫 『星はみている』谷川一彦 『黒バットの記録』貝塚ひろし 原爆に関連する漫画が収録。 『はだしの…

生霊―ささやななえこ恐怖世界

ささやななえこ 角川ホラー文庫 <収録作品> 『生霊(いきすだま)』『鉄輪(かなわ)』『空(うつ)ほ石の…』 『通りゃんせ』『はるかなる向こうの岸』 日本的ホラー漫画。 怖くて少しエロスを感じさせる。

妻の超然

絲山秋子/著 新潮社 <収録作品> 『妻の超然』『下戸の超然』『作家の超然』 『妻の超然』の瞑想時間の一人グーグルは面白かったが 3作中リアルな内容は下戸の話だった。

シンメトリー

誉田哲也/著 光文社 <収録作品> 『東京』『過ぎた正義』『右では殴らない』 『シンメトリー』『左から見た場合』『悪しき実』『手紙』 姫川玲子シリーズ3作目で短篇集。 全て玲子が主役で、彼女の性格がよくわかる内容だった。 玲子、性格が悪いなー。