2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大奥 第14巻

よしながふみ 白泉社 開国目前の日本で、政情は大変なことになりつつあるが 家定と篤姫の関係が、 とても幸せそうなのだけは本当に良かった。

九十九十九

舞城王太郎/著 講談社 清涼院流水の小説の登場人物の 九十九十九をモチーフにした話らしい。 美しすぎて顔を見た人は皆失神してしまうという 突拍子もない設定は、元からある設定らしい。 元ネタの清涼院流水の小説を読んでいた方がより 面白いのかもしれな…

占領下日本

半藤一利、保阪正康、松本健一、竹内修司/著 筑摩書房 戦後直後の占領下日本のできごとを テーマにした座談会。 結構、その時代に興味が持てる内容で構成されていて 関連する書籍が読みたくなった。

しろくまカフェ today's special 第2巻

ヒガ・アロハ 集英社 一年に一冊出るスペースなのか。 半田・笹子さんカップルがあれから ほぼ進展なかったとは。 こぐまエピソードがGood。

日本統治時代の台湾

陳柔縉/著 天野健太郎/訳 PHP研究所 台湾人が書いた日本統治時代の台湾のエピソード集。 訳がやや軽めだが、 実際の文章もそんな感じなのだろうか? 歴史的には公平な内容でまとめている印象。

背信の都 (上)(下)

ジェイムズ・エルロイ/著 佐々田雅子/訳 文藝春秋 LA新四部作開始。 この話が過去刊行作で最も古い時代を扱っている。 いつものごとく入り組んだ内容だがなんとかついていけたが、 日系人家族の死に方や文化的なものが 実際の日本人というよりもファンタジー…

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下

オリバー・ストーン、ピーター・カズニック/著 大田直子、鍛原多惠子、梶山あゆみ、高橋璃子、吉田三知世/訳 早川書房 アメリカの近現代史。 教科書で語られるのが表なら、こちらは裏歴史。 自由と民主主義を謳っているアメリカは 裏返せばいかに自分を利益…

世界青春放浪記

ピーター・フランクル/著 集英社文庫 著者が来日するより前の 人生を書いた伝記。 著者がユダヤ系とは知らなかったが、 そうなるとユダヤ人迫害歴史とは無縁でなく 自伝でも触れられている。 言語、数学が強いのは生きていく上で有利だと感じた。

日本国最後の帰還兵 深谷義治とその家族

深谷敏雄/著 集英社 壮絶の一言。文章は意外にも読みやすかった。 戦後も日本のスパイとして活動していたため 中国で20年間拘束されていた深谷敏雄氏と その家族の半生。 拘束時の虐待および拷問も酷いが 家族が差別等受けたり長男まで逮捕されたりして気の…

クレムリンの子供たち

ワレンチーナ・クラスコーワ/著 太田正一/訳 成文社 ソヴィエト政権時の、権力者たちの 子ども、孫たちの証言集。 本人の話だけではなく、その周辺の人たちの話もある。 読みやすい構成だった。

僕だけがいない街 第9巻

三部けい KADOKAWA 完結。 9巻はスピンオフで、主人公周りの登場人物を 主役にした話が収録。本編ともリンクした友情、親子愛の話。

異世界居酒屋「のぶ」 第3巻

ヴァージニア二等兵 KADOKAWA 前半がうなぎネタ。賄いがうなぎの蒲焼と豪華。 異世界のうなぎは、イギリス料理のと同じ扱い。 ナポリタンネタがまさかまた出るとは思わなかった。

長門有希ちゃんの消失 第10巻

ぷよ KADOKAWA 完結。 三年生はあっという間で大学進学エンドで 綺麗にまとまったかな、優しい世界。

使用人たちが見たホワイトハウス

ケイト・アンダーセン・ブラウワー/著 江口泰子/訳 光文社 ホワイトハウスで勤務した人たちのインタビュー。 主にケネディ大統領以降のエピソード多し。 執筆当時にまだ現役のオバマ大統領夫妻の話もある。 勤務内容は過酷なものだが皆誇り高いプロフェッシ…