2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

風が強く吹いている

三浦しをん/著 新潮文庫 アニメをきっかけに読んでみたが 構成がけっこう異なるのでストーリーが わかっていても新鮮だった。 小説の方は駅伝自体が半分くらいあり それ以前の時間経過は意外にあっさりしている。 ハイジさんだけ、地の文で「清瀬」と 苗字呼…

紳士の黙約

ドン・ウィンズロウ/著 中山宥/訳 角川文庫 シリーズもの2作目だったらしい。 主人公の仲間たちが事件をきっかけに離れて行く つらい展開あり。

めしにしましょう 第7巻

小林銅蟲 講談社 相変わらず濃ゆい漫画だった。 ペペロンチーノはやはり唐辛子が 入っていないけどそれでいいのかは気になる (ハラペーニョ入れいてるからいいのか?)

竜と流木

篠田節子/著 講談社 南国ものだが、毎回違う怖さをみせてくれる。 今回は両生類パニックホラーといったところか。 環境や生態系の乱れなどで 恐怖のトカゲ集団ができていくところが 現実的な感じを出していた。

はたらく魔王さま! 20

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 ありそうでなかった、勇者と魔王との 同居生活がここにて実現。 まあ魔王は相変わらずヘタレなのだが。 でも、ちーちゃんがここまで主役化するとは思わなかった。

きのう何食べた? 第15巻

よしながふみ 講談社 珍しく次の巻への引きがあった15巻。 シロさんがケンジの実家へ行くの楽しみ。 赤ん坊から知っている子が小学校入学や、 両親が老人ホームへ入居かなど 着実に時間が進んでいるところがよい。

死の笑話集

レジナルド・ヒル/著 松下祥子/訳 早川書房 分厚いけど気にならなく読めた。 主に三つのストーリーが軸に進んでいくが どれも無駄なく収束されている。 主要人物が安定されているためか フラニー・ルートが魅力的になってきている。

ゴールデンカムイ 第17巻

野田サトル 集英社 尾形メインの巻だった。 旅を経て弟殺しの罪悪感が強くなってきた? 杉本組がそろそろ追いつきそうな感じ。

げこげこ―水上悟志短編集

水上悟志 少年画報社 ワンアイデアもの(特に勇者の話とか?)を 上手くまとめて仕上げたものばかり。 地味に世界観が同じというのがユニーク。

二度目の人生アニメーター 第1、2巻

宮尾岳 少年画報社 40年前にタイムスリップした主人公が、 今まで培った経験と知識を活かして 同級生をスーパーアニメーターの道に進ませようと 奮闘する、と同時に自分の人生も歩まなければならず けっこう忙しそう。 1970、80年代のアニメ制作の裏側を描い…

死は万病を癒す薬

レジナルド・ヒル/著 松下祥子/訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 前作、テロで巻き込まれて傷病人となった ダルジールが療養先で事件に巻き込まれる。 最初元気があまりなかったが後半は元に戻っていった ダルジールに安心。話は長いけどあまり気にならなか…

分かれ道ノストラダムス

深緑野分/著 双葉社 1999年の空気感は感じられて良かったが、 同級生の死の話からカルト教団関係へと 話がシフトしていったのと主人公の無鉄砲さがつらかった。

はるかなるわがラスカル

スターリング・ノース/著 亀山龍樹/訳 復刊ドットコム アニメの原作小説。 ラスカルとの出会いから別れまでの一年間を この原作からよく広げることができたものだ。 現代の道徳観を1910年代に押し付けるのはよくないけど、 スターリングの動物の飼い方は駄目…

クリムゾン・リバー

ジャン‐クリストフ・グランジェ/著 平岡敦/訳 創元推理文庫 映画化されているそうだが、 死体描写以外かなりグロテスク描写多数だが 大丈夫だったのだろうか。 意外にも短期間で事件解決へ向かう。

ジュリー&ジュリア

ジュリー・パウエル/著 富永和子/訳 イソラ文庫 今のブログ書籍化の走り。 1960年代に発行された フランス料理本を作成するプロジェクトだが、 料理が全然美味しそうでなかった。 主人公が奮闘しているが翻訳の口調がわざとらしい。

機龍警察 狼眼殺手

月村了衛/著 早川書房 今回、機龍兵装の出番が全くなしなのに 最後まで読まされた。 ライザと鈴石の関係性なためか、 過去の因縁に囚われやすいのはやむを得ないのか。

翼をください

原田マハ/著 毎日新聞社 史実を元にしたフィクションだが、 なぜか説得力を持たされる内容でぐいぐい読めた。 爽やかな読後感。

異世界居酒屋「のぶ」 第8巻

蝉川夏哉/原作 ヴァージニア二等兵/作画 KADOKAWA ハンスが「のぶ」に料理人として 転職など、少し変化をつけていく。 今回は緊迫した話はなし。

中間管理録トネガワ 第8巻

福本伸行/協力 萩原天晴/作橋本智広、三好智樹/画 講談社 前巻がネタ切れぽくて大丈夫かという感じだったが、 今回は持ち直した感じ。 まさやん雀士と会長心霊写真がよかった。

飛蝗の農場

ジェレミー・ドロンフィールド/著 越前敏弥/訳 創元推理文庫 ラストまで異様な内容であったが、 そもそも冒頭でヒロインがいきなり銃撃する のがよくわからずだった。