2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
椎根和/著 紀伊國屋書店 雑誌『Hanako』の創刊編集長による 回想話。自分を三人称にしてるのは成功か否か? 本書を読むと雑誌というかマスメディアが 莫大な取材費を使って流行を作っていく様が まさにバブル時代にふさわしすぎなのがわかって面白い。
スティーヴン・キング/著 白石朗/ほか訳 文春文庫 <収録作品> 『ウィラ』『ジンジャーブレッド ガール』『ハーヴィーの夢』 『パーキングエリア』『エアロバイク』『彼らが残したもの』 『卒業の午後』『サンセット ノート』 『ジンジャーブレッド ガール…
寺沢武一 集英社文庫 コブラ、巻数が進むごとに アメコミぽさ度上昇。 あと、左手以外は生身なはずなのに 全身サイボーグよりも丈夫ってすごいなあ。
谷川史子 少年画報社 完結。2巻までは群像劇ぽいぽかったが 3巻から清の片思い恋愛ものメインになって 一気にに完結。すごく清楚で爽やかだった。 連載7年ものだったと書かれていて そんなにたってたとは驚きだった。
みずしな孝之 講談社 小松さんにタマキくんという助手ができた。 あと、うしこうさんの風貌変化の謎の回答みたいな話 以外はいつもの風物詩で変わりない。 だがそれが良い。
諸星大二郎 講談社 石人原の章が完結と大唐篇の番外編が収録。 馬やら弓矢やらのアクションシーンが多い。 火焔山の章がやっと次か、、、天竺まで着けるのか?
上田早夕里/著 早川書房 メインメンバー3人の視点の話だが、 やはり青澄の存在感がすごいし彼の後半生の話だなあ。 でもまだこのシリーズは続くぽいらしいので 今後の世界がどうなるかと マキとコピーマキはまだ出るのかが気になるところ。
サンドロビッチ・ヤバ子/作 だろめおん/画 理人の番外編は仕合前に読みたかったくらい いい話だった。駒田の顔が変わりすぎで誰? て感じだが。 また、表紙の殿がますますネタキャラぽくなってた。
杉浦日向子 ちくま文庫 杉浦日向子が亡くなってからもう10年! という時の経つはやさに驚く。 ここ数年、美術界でも評価高くなっている 葛飾北斎の娘お栄を主役にした短編集。 普通に江戸の町人話としてもとても面白い。 この本持っていたはずなのにどうして…
手塚治虫 潮出版 悟りを開いてから死を迎えるまで。 手塚の創作らしきエピソード方が動きがあるんだよね。 ブッダ、胃腸が弱いのにあんなキノコ食べちゃダメだろう。
篠原ウミハル 芳文社 御子柴に友達がいて驚愕されるという。。。 まだ続くのかな、10巻できりが良く話がまとまったので 次読むのかは迷うところ。
沢木冬吾/著 角川書店 ハードボイルド復讐譚。 話の内容にしては登場人物が多すぎ。
諫山創 講談社 王家と巨人との関係の謎が解かれた巻。 動きはあまりないが、グロテスクシーンが多かった。
大崎梢/編 光文社 <収録作品> 『本と謎の日々』有栖川有栖/著 『国会図書館のボルト』坂木司/著 『夫のお弁当箱に石をつめた奥さんの話』門井慶喜/著 『モブ君』乾ルカ/著 『ロバのサイン会』吉野万理子/著 『彼女のいたカフェ』誉田哲也/著 『ショップto…
浅野いにお 小学館 タイトル長い。 なんか痛い女子高生のぬるい日常話なのに 背景はUFOがいる東京というディストピアもの。 東関東大震災があきらかに影響受けているのだろうな。 話がゆっくりしていて長編になるのかな。
田島列島 講談社 いい夏休み。もやもやした前半から すっきり解決の後半。素朴な絵柄だが話と雰囲気あってて良かった。
松井優征 集英社文庫 推理物から途中バトルものになってるのは ジャンプらしいなあとは思うが、 作者の想定内構想だったみたいなので 綺麗に完結している。
灰原薬 新潮社 平安時代もので 在原業平と菅原道真がタッグを組むバディもの。 道真が物の怪を全く信じてなかったり 在原業平が主役張るのて珍しい。 絵はとても上手い。
松田奈緒子 小学館 前巻のもやもやした分は終わり 凄腕職人世界の話になり興味深かった。
高村薫/著 毎日新聞社 一家四人惨殺事件と その犯人と合田との交流ものとなって なんだか……。
手塚治虫 潮出版 3巻あたりからブッダが主役ぽくなってくるが、 それ以前だとタッタの方が主役ぽい。 様々な主要人物は出てきてるがまだ序盤というところだろうか。
高野史緒/著 河出書房新社 <収録作品> 『ガスパリーニ』『錠前屋』『スズダリの鐘つき男』 『空忘の鉢』『ヴェネツィアの恋人』『白鳥の騎士』 『ひな菊』 幻想めいた作品ばかりの短編集。 SF要素やミステリ要素もありこっちの方が好み。