2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

これだけ! OJT

中尾ゆうすけ/著 すばる舎 図解もあり平易な文章なのでわかりやすかった。 教育でつまづいてた部分の問題解決のヒントが多く 実践で使えそうだ。

諸星大二郎特選集3 遠い世界

諸星大二郎 小学館 <収録作品> 『連鎖』『遠い国から』『カオカオ様が通る』 『ナムル山紀行』『荒れ地にて』『夢の木の下で』 『ユニコーン狩り』『海の中』『ヨシコちゃんと首たち』 『ブラック・マジック・ウーマン』『鯖イバル』『ダナオン』 『繁殖』…

本にだって雄と雌があります

小田雅久仁/著 新潮社 文字ビッチリで改行少なめ、 関西弁の会話がメインおよび地の文のギャグは 特に面白くもない……と書くと読む人を選びそうだ。 でも、時間はかかったけど壮大なホラ話といった感じで 楽しかったなあ。幻想図書館行ってみたい。

王妃マルゴ 第2巻

萩尾望都 集英社 2巻で成長したマルゴと兄弟たち。 人間関係と宗教対立などが 1巻よりもわかりやすくなってきた。

都市伝説セピア

朱川湊人/著 文藝春秋 <収録作品> 『アイスマン』『昨日公園』『フクロウ男』 『死者恋』『月の石』 都市伝説らしく懐かしい雰囲気な話なので タイトルがぴったりだった。 自ら都市伝説になろうとおいう『フクロウ男』が印象強かった。

しろいろの街の、その骨の体温の

村田沙耶香/著 朝日新聞出版 おおう、なかなかキツい内容だった。 小学校ではあいまいだった スクールカーストが中学校で顕著に。 なんというか鈍感力が強い方が人って幸せなのかと思わされた。

ワカコ酒 第2巻

新久千映 徳間書店 予定よりもかなり早く出て嬉しい。 1話短いけど相変わらず読み応えがあるなあ。 酒と食べ物の組み合わせもいいなあ。

イノサン 第3巻

坂本眞 集英社 絵が緻密。残酷だけど美麗。 シャルルが弱そうにみえるが、 3巻のラストシーンのように実は精神力が一番強いのかも。 お祖母様の存在感が相変わらず凄すぎ。

ZOO CITY

ローレン・ビュークス/著 和爾桃子/訳 ハヤカワSF文庫 読みづらかったがなんとか読了。 南アフリカのSF小説で、 なぜか犯罪者は動物とセットで行動する代わり 1つ魔法(超能力)が使えるという世界設定は面白いのになあ。

王妃マルゴ 第1巻

萩尾望都 集英社 もうすぐ2巻が出るのに なかなか1巻が見つからずやっと入手。 歴史漫画は実は初めてとは意外だった。 そうか、マルゴの親ってアンリ2世だったのね。 当時のフランスは カトリックとプロテスタントとのどろどろ戦争の頃だったか。 マルゴがま…

図書館の主 第7巻

篠原ウミハル 芳文社 シリアスな話も交えつつも癒し系であった。 レギュラーの登場人物らも 大人だが少しずつ成長もしているところがいい。 でも、家人は数話連続の話を 途中で次巻で持っていくのが不満らしい。

機龍警察 自爆条項

月村了衛/著 早川書房 タイトルの自爆条項って後半に唐突に出るんで 主題ではないような。 2作目からいきなりライザの過去話でびっくりした。 もう少し先にするかと思っていた。

ミュージック・ブレス・ユー!!

津村記久子/著 角川書店 第30回野間文芸新人賞受賞作品。 青春小説であるが、 主人公がリア充ではないためか読みやすかった。

アオイホノオ 第11巻

島本和彦 小学館 伝説のDAICON3のエピソード満載で ホノオの影が薄い。せっかく絵の成長とかあったのにね。 試し読みで『ヒーローカンパニー』が入っていたが そこにもあだちネタがあって笑った。

ゴーン・ガール (上)(下)

ギリアン・フリン/著 中谷友紀子/訳 小学館文庫 以前だったらサイコサスペンスでジャンル分けされてたろうが、 最近はイヤミスと呼ばれるそうである。 上巻と下巻で、価値観がガラッと変わるが 追いつめられ感は最後の最後まで続いた。

ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年

奥野修司/著 新潮社 つい最近、60歳過ぎで取り違え発覚のニュースがあったが こちらは昭和50年代に沖縄で発覚した事件を追ったもの。 映画の原案でもある。 血の絆と情(育て)の絆、どちらが強いか複雑。

瓜子姫の夜・シンデレラの朝

諸星大二郎 朝日新聞出版 <収録作品> 『瓜子姫とアマンジャク』『シンデレラの沓』『見るなの座敷』 『悪魔の煤けた相棒』『竹青』 おとぎ話を題材にした話ばかりまとめた短篇集。 オリジナルの話からそんな発想が出るのか! と大変楽しめた。

グラン・ギニョール城

芦辺拓/著 原書房 タイトルから言って、ディクスン・カーかと 思ったらやはり関連していたよ。 なので、バカミスだと思えば腹もたたないか。

海賊女王 (上)(下)

皆川博子/著 光文社 16世紀のイギリス。 エリザベス一世と同年齢のアイルランドの女海賊が主役。 グローニャ(グレース・オマリー)は架空の人物じゃなくて実在の人物というのが凄い。 本書で書かれている彼女の生涯の大筋は、 歴史的事実を元にしているよう…

きのう何食べた? 第8巻

よしながふみ 講談社 8巻。皆さん確実に年をとってきたなあ。 特にシロさんが性格までどんどん丸くなってきてる。 ケンジの「死ぬの?」が一番の笑いどころ。