2016-01-01から1年間の記事一覧

ヒッキーヒッキーシェイク

津原泰水/著 幻冬舎 重い部分の話もあるが 全体としては爽快なストーリーだった。

武士道ジェネレーション

誉田哲也/著 文藝春秋 これでシリーズ完結か。 大学生活はあっさり飛ばして 社会人になってしまったのと歴史史観が からんでくるのにとまどった。

モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活

やましたひでこ/著 大和書房 一部は参考になりそうだけど エコじゃない(ふきんは使わずペーパータオル使用)や 仕事着は月一で処分等は共感できず。

くじ

シャーリイ・ジャクスン/著 深町眞理子/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 <収録作品> 『酔い痴れて』『魔性の恋人』『おふくろの味』 『決闘裁判』『ヴィレッジの住人』『魔女』 『背教者』『どうぞお先に、アルフォンズ殿』『チャールズ』 『麻服の午後』『ドロ…

20年目のクラスメート

メアリ・H・クラーク/著 宇佐川晶子/訳 新潮文庫 20年ぶりの高校時代の同窓会。 クラスメイトたちが主人公以外性格悪いので 連続殺人犯は誰だとは最後まで気づきづらい。 サスペンスなので犯人のヒントがほとんどなく 唐突に正体バレするのだが。

ふしぎの国のバード 第3巻

佐々大河 KADOKAWA 会津道をやっと越えて新潟へ。 3巻では伊藤がかなりズームアップされていた。

人間仮免中つづき

卯月妙子 小学館 前作の勢いは少しおとなしめ? でもそれはそれであり。 ボビーさんには本当に長生きして欲しい。 番外編の911の話はヘビーすぎで読み返しが大変つらい。

乙嫁語り 第9巻

森薫 KADOKAWA パリヤさんに春が来たの巻。 最初が四コマ番外編だったのにびっくりだが ページも中身も厚みがあって楽しめた。

吉原まんだら: 色街の女帝が駆け抜けた戦後

清泉亮/著 徳間書店 吉原の戦後史として貴重な証言集。 面白かったが、 書いて大丈夫だったのか? という箇所もあり。

あまりに野蛮な (上)(下)

津島佑子/著 講談社 日本統治時代の台湾の描写が興味深かったが ミーチャがどんどん壊れていくのが痛々しかった。

他人のふたご

アナイス・ボルディエ、サマンサ・ファターマン/著 羽田詩津子/訳 太田出版 SNSを通して離れ離れになった双子が再開。 それはよかったね、で終わるが むしろ韓国の海外養子斡旋の方が闇が深いと思う。 全然闇の深さは書かれていないが。

ジェノサイド (上)(下)

高野和明/著 角川文庫 とてもスケールは大きくハリウッド映画風なのは よいが、もう少し短くてもいいかなと。

新装版 恐怖配達人

小池真理子/著 双葉文庫 <収録作品> 『梁のある部屋』『喪服を着る女』『死体を運ぶ男』 『老後の楽しみ』『団地』『霧の夜』 20年以上前の作品なので、世間の価値観の古さは確かにあるが 話の内容は普遍的な後味悪いものばかりだった。

幸腹な百貨店

秋川滝美/著 講談社 潰れかかった地方百貨店と商店街の 復興までの物語。 後半の復興までが急にとんとん拍子すぎで ご都合主義的であるが、明るい結末なのはいいかな。

クロコダイル路地 全2

皆川博子/著 講談社 鰐の部分が幻想的だけど、 フランス革命の残虐さが生々しく伝わる。 とてもボリュームがある内容。

ケインとアベル (上)(下)

ジェフリー・アーチャー/著 永井淳/訳 新潮文庫 運命的な二人を巡って20世紀半ばまでの アメリカの歴史も語られている。 王道な感じな話だがテンポ良くて今読んでも面白い。

BOX~箱の中に何かいる~ 第1巻

諸星大二郎 講談社 ゲーム要素がどこに転ぶか予想できなかったが、 箱に入った後の展開は、 いつもの安定ホラーもので安心して読める。

いとしのムーコ 第10巻

みずしな孝之 講談社 ムーコの子犬時代写真が可愛かった。 レナが小学二年生になったが、 10巻時点のムーコはいくつなんだろう??

おじさん図鑑

なかむらるみ/著 小学館 街中で見かける普通のおじさんの イラストエッセイ。それ以上でもないしそれ以下でもない。

ゴールデンカムイ 第9巻

野田サトル 集英社 表紙にもやっと登場な愛され脱獄王。 本編から予告までかと思ったらカバー下も白石だった。 本当に愛されてるなあ。

図書館の主 第14巻

篠原ウミハル 芳文社 確かにクライマックス直前の雰囲気。 オーナーが倒れてタチアオイ図書館はどうなるかや 宮本さんの元カノ登場あたりが。

屍鬼 全5巻

小野不由美/著 新潮文庫 確かにキングぽいテーマの日本バージョン。 『呪われた町』も読んでみたいな。 原因不明の死や失踪が続く過程がかなり長めで 5巻で村人巻き返しの展開。

居酒屋ぼったくり〈4〉

秋川滝美/著 アルファポリス 美音と要の距離が縮んだ巻。

テラモリ 第5巻

iko 小学館 薬院登場で、皆と馴染むまでの話が収録。 恋愛要素も増えているが仕事要素も多いのが楽しい。

終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし

岡本嗣郎/著 集英社文庫 恵泉女学院の創立者である 河井道の生涯を書いたノンフィクション。 タイトルの部分のエピソードはあまりない。

軍靴のバルツァー 第9巻

中島三千恒 新潮社 バルツァーが合流したはいいけど 戦況は悪化していく一方。次で決着はつくのか?

七夕の国 全4巻

岩明均 小学館 短いが綺麗にまとまっている伝奇SFもの。 主人公が能天気だが決めるところは決めるのがいい。

やめられない ギャンブル地獄からの生還

帚木蓬生/著 集英社 第一部である、ギャンブル依存症の患者の手記が一番怖い。 パチンコのために犯罪すれすれ もしくは犯罪を犯してしまう過程が怖すぎる。 ギャンブル依存症を治療するための自助団体などは アルコール依存症と同じ方法をとっている等 第二…

居酒屋ぼったくり〈3〉

秋川滝美/著 アルファポリス 安定して、いい意味で軽く読める。 マンガ版も出ているが、この話は文章の方が いい雰囲気かも。

ペット・セマタリー〈上〉〈下〉

スティーヴン・キング/著 深町眞理子/訳 文春文庫 救いがない愛と哀しみの物語。 愛する者が死んで、 見た目はそのままだが魂が異なって生き返るか それとも死を受け入れるかと ある意味究極の選択である。