2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

谷間の百合

バルザック/著 石井晴一/訳 新潮文庫 アガサ・クリステイーのお気に入り本だったはず。 中身は「みっしり」文章が。 純真な青年と伯爵夫人のプラトニックな恋愛小説。 -------------

エマ 第7巻

森薫 エンターブレイン 完結だよ! ぶ厚いよ! -------------

すてきなあなたに 5巻

大橋 鎭子/編 暮しの手帖社 相変わらず、手元に置いておきたい本の最新版。 選り抜き雑誌が出ているけれど、これは書籍版の方が絶対いい。 いつか全巻そろえたいものだ。

百舌の叫ぶ夜

逢坂剛 集英社文庫 当時80年代よりも現代の方がテロの話は現実に近いものかも。 そうなると、この話は現代の方がしっくりくるのだろうか。 百舌は殺し屋なのだが 話が進むに連れて、百舌の可哀想度高し。

牛肉と馬鈴薯・酒中日記

国木田独歩 新潮文庫 <収録作品> 『死』『牛肉と馬鈴薯』『巡査』 『富岡先生』『少年の悲哀』『空知川の岸辺』 『酒中日記』『運命論者』『春の鳥』 『岡本の手帳』『号外』『疲労』 『窮死』『渚』『竹の木戸』 『二老人』 同時代の作家にくらべるとごつ…

モンキー・パトロール 第7巻

有間しのぶ 祥伝社 完結編。さらに外伝が別に一冊出るらしい。 最後に結婚式の話が読みたかったなあ、というよりも 三人の花嫁姿が見たかった。 あと、相変わらずいろいろ細かい。 でも、皆それぞれの幸せをつかんで良かった。

即身仏の殺人

高橋克彦 文春文庫

南朝迷路

高橋克彦 文春文庫 『パンドラ・ケース』を読まんとこの話は読んじゃいけない。 こっちを先に読んでしまうと、あちらの犯人当てが やりずらくなるから。

幻少女

高橋克彦 角川文庫 <収録作品> 『神社の教室』『祈り作戦』『電話』 『幽霊屋敷』『恋の天使』『明日の夢』 『機械室の夢』『埋められた池』『ありがとう』 『ミスター・ロンリネス』『廃墟の天使』『雪の故郷』 『正之助どの』『ピーコの秘密』『心霊写真…

本陣殺人事件

横溝正史 角川文庫 <収録作品> 『本陣殺人事件』『車井戸はなぜ軋る』『黒猫亭事件』 『本陣殺人事件』は金田一耕介初登場の話。 この事件が起こったのが、東京ではなく地方都市だからこそ? ただ気になるのは、この話の語り手Y(横溝)の 全ての謎がとけ…

目を擦る女

小林泰三 ハヤカワ文庫JA <収録作品> 『目を擦る女』『超限探偵Σ』『脳食い』 『空からの風が止む時』『刻印』『未公開実験』 『予め決定されている明日』 デビュー作『玩具修理者』以来の読了。 この本のタイトルとと、デビュー作のイメージで ホラー短編…

天人五衰 豊饒の海(四)

三島由紀夫 新潮文庫 文句を言いつつも完結編読了。 三島の最後の本。 最後に輪を閉じるかと思いきや、 最後の最後に、やっと本多が聡子に再会し、 聡子の言葉が劇的なものだった。

暁の寺 豊饒の海(三)

三島由紀夫 新潮文庫 一番きらびやかな雰囲気の巻。 生れ変わりであるタイの姫君ジン・ジャンなのだが、 彼女の視点の箇所がほとんどなく、 今までは、傍観者的だった本多が主人公的視点で書かれている。 全巻出ている本多が年をとるにつれて、醜くなってい…

うる星やつら 全34巻

高橋留美子 サンデーコミックス 連休漫画一気読みシリーズ。34巻長い。 ちなみにこの漫画は初読了。アニメさえほとんど観たことないや。 中盤からが人が増え過ぎて話の区別がつきにくくなってきた。 でも、最終巻「ボーイ ミーツ ガール」で綺麗に完結させて…

わるいやつら

(上)(下) 松本清張 新潮文庫 とにかくも色と欲にまみれた病院長の戸谷は悪いやつなのだが、 その他登場人物ほぼ全員が悪いのばかりなのだ。 ここで一番「わるいやつら」は戸谷を出し抜いた人物を指すのだろうか。 といっても、戸谷は頭悪いよ。

だれでも成功する会議の開き方・進め方

千名貴志/監修 実業之日本社 まあ一応読了本なので。 会議(進捗会議ではなく部会会議を指す)など、 まともに出た事ない下っ端なのに、ここのところ出なくちゃならない。 一応、自分の宿題として読んでみたが、半分くらいしか理解できなかった気が。 メモ…