2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

カラマーゾフの妹

高野史緒/著 講談社 江戸川乱歩受賞作。 内容が『カラマーゾフの兄弟』のパロディというのと 本家作品を読まなくてもたぶんついていける内容。 内容も良いのだが、乱歩賞に応募したのって 普通に出版企画が通らなかったのかとかあったのかなとか SF系てやは…

あもくん

諸星大二郎 KADOKAWA 耳袋みたいな奇妙な怪談話集。 次から次へと奇妙な現象が出ても さほど動揺がないあもくん一家ら。 そっと開明獣ビールが出てて笑えた。

近藤史恵リクエスト! ペットのアンソロジー

近藤史恵/著 光文社 <収録作品> 『ババアと駄犬と私』森奈津子 『最も賢い鳥』大倉崇裕 『灰色のエルミー』大崎梢 『里親面接』我孫子武丸 『ネコの時間』柄刀一 『パッチワーク・ジャングル』汀こるもの 『バステト』井上夢人 『小犬のワルツ』太田忠司 …

長門有希ちゃんの消失 第8巻

ぷよ KADOKAWA こっちも4月からアニメ化。 7巻の内容をすっかり忘れていたので 二人が付き合いだしてて驚く。朝倉涼子並みに。 時々原作エピソードが入っていて 今回はハルヒの料理のエピソードだった。 原作の方になれているので いまだに朝倉涼子がいい人…

俺物語!! 第8巻

河原和音/作 アルコ/画 集英社 だれないねえ。4月からのアニメは24話で楽しみ。 少なくとも設定キャラを見るかぎり7巻までは放送されそう。 しかし、またいいところで続くか。。。

坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー

坂木司/編 光文社 <収録作品> 『空の春告鳥』坂木司 『トマどら』日明恩 『チチとクズの国』牧野修 『迷宮の松露』近藤史恵 『融雪』柴田よしき 『糖質な彼女』木地雅映子 『時じくの実の宮古へ』小川一水 『古入道きたりて』恒川光太郎 『しりとり』北村…

エヴリシング・フロウズ

津村記久子/著 文藝春秋 中学三年生のヒロシの一年間に起こったいろいろな出来事。 なんとなしに読み進んだら、ヒロシが小学生のときに 体験したエピソードで、彼が別作品の脇役だったのに気づいた。 『ウエストウイング』。 平凡な日常で進むかと思いきや突…

Cobra―Space adventure 第1〜3巻

寺沢武一 集英社文庫 コブラとレディの格好良さは安定。 あと、コブラのなんとかしてくれる感って なんだろうか。でも命の保証はしてくれないが。

ブラック・ジャック 第10巻

手塚治虫 秋田書店 ほぼ読んだ話ばかりだが 再読しても面白い。週刊でこんな話を描き続けられる 手塚治虫は偉大なり。

イノサン 第8巻

坂本眞一 集英社 マリー・アントワネット、フランスへ! それにしてもまともな人がほとんど出ないが また後半で変な人が出たーー。 とうとう兄妹喧嘩は決闘まで行き着いてしまった。

ケネディ家の呪い

エドワード・クライン/著 金重紘/訳 綜合社 数代にわたるケネディ一族の歴史。 呪いといってもいいくらい不慮の死が確かに多いが、 本人の性格から招いたものが多いなあ。

トッカン the 3rd: おばけなんてないさ

高殿円/著 早川書房 文句は言いつつも、サクッと読めるので手軽。 ぐー子の成長が著しかった。

地球戦争 全5巻

小原愼司 小学館 少し古めな絵柄と話の内容があっている、 19世紀イギリスが舞台のSFボーイミーツガールもの。 最後、その後の地球がどうなるのかは 想像にお任せなのか。 様々な試練があるが登場人物らの態度が最初から最後まで 善人も悪人も変わらないまま…

猫の手はかりない!

紺野キタ 幻冬舎 女装少年と老人たちとのシェアハウス生活。 BLで全くなくほのぼのいい話。

神は細部に宿るのよ 第4巻

久世番子 講談社 連載が何気に続いてたとは知らない単行本派。 テンションはずっと変わらず あるあるネタが楽しい。

世界鬼 第9巻

岡部閏 小学館 メーズとゼラの謎が明かされてきたが 日本のアリスたちが只者でなさすぎる。 大倉さんが闇を超えて光の力ってのところが 感動的なはずなのになぜか笑える。

畸人巡礼 怪人礼讃 (新 忘れられた日本人Ⅱ)

佐野眞一/著 毎日新聞社 過去のノンフィクションものを取材して 出てきた只者ではない人を紹介している。 さりげない既存本の紹介にもなっている。

黒い看護婦

森功/著 新潮社 久留米看護師連続保険金殺人事件を 取材したルポもの。 メンバーが女性ばかりというのが日本では珍しい。 主犯の吉田純子のモンスターぶりが恐ろしかった。

魔法使いの嫁 第3巻

ヤマザキコレ マックガーデン 新キャラがチセの仲間になった。 なかなかいいやつ。 エリアスの謎がちょっとずつ明かされてきたが またいいところで続きに!

東京版アーカイブス―「あの頃のニュース」発掘

泉麻人/著 朝日新聞社 昭和20~40年代の朝日新聞・東京版から ピックアップした記事を軽妙な文章で紹介。

過負荷(カフカ)都市

神林長平/著 トクマ・ノベルズ 創壊という概念や タイトルもそのとおりな設定だが フランツ・カフカからきてるのが明らかだったり なんか楽しかった。 あと、読了済の神林作品が完全なシリアスばかりだったが 本作はコメディ部分もあって新鮮だった。

昭和元禄落語心中 第7巻

雲田はるこ 講談社 続きを読むのを迷っていたが、 7巻は良かったー! 寿限無いいよね。 そして師匠が大変なことに! アニメ化決定だが、落語シーンの演出がどうなるか 気になるところ。というか、過去編からってなあ。

蒼の群像 諸星大二郎特選集 4

諸星大二郎 小学館 未読だけど超有名な「不安の立像」が 読めてよかった。書き下ろし以外3作が未読だった。 来月再来月は新作ものが続けて刊行楽しみ。

置き去り―サハリン残留日本女性たちの六十年

吉武輝子/著 海竜社 今年は戦後70年、本著が出版されてから10年経っているが 当時出版された当時と変化あったのだろうか。 とても凄まじい戦後直後の話が聞き書きされている。

ユニクロ帝国の光と影

横田増生/著 文春文庫 柳井社長は今年も世界の富豪の一人に選ばれていた。 ユニクロが訴訟した単行本の文庫バージョン。 ユニクロは消費者にはファストファッションとして財布に優しいが 勤務する人については優しくない、 ブラック企業と呼ばれる先駆け的な…

新忘れられた日本人

佐野眞一/著 毎日新聞社 昭和の怪人評伝。 タイトルは明らかに宮本常一からきているが コンセプト違うような気がする。

銀河鉄道999 第11、12巻

松本零士 少年画報社文庫 ラストへ向かっての盛り上がりがすごい。 メーテルの謎についてのまとめ方とかもうまい。