2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
秋川滝美/著 アルファポリス 安定して、いい意味で軽く読める。 マンガ版も出ているが、この話は文章の方が いい雰囲気かも。
スティーヴン・キング/著 深町眞理子/訳 文春文庫 救いがない愛と哀しみの物語。 愛する者が死んで、 見た目はそのままだが魂が異なって生き返るか それとも死を受け入れるかと ある意味究極の選択である。
皆川博子/著 文藝春秋 第一次大戦後のドイツを舞台にし 複数人物の人生が語られそれが一つになり全体像が浮かび上がる。 敗戦したドイツの退廃的な雰囲気が 蝋人形館の幻想的な雰囲気とぴったりだ。
関川夏央/作 谷口ジロー/画 双葉社 5部までで完結。 出てくる人たちの年齢の若さに改めて驚き。 それと東京(東寄り界隈)は昔は狭かったのだなあと。 森鴎外、石川啄木、幸徳秋水等各巻で メインとなる人物があるが やはりその中でも夏目漱石が突出。 特に5…
手塚治虫/原作 大熊ゆうご/脚本 田畑由秋/作画 最初の無言劇の話が可愛かった。 メイン話で、シリアスな話の中で 謎の医師としてのブラック・ジャックがまた出ているに笑えた。
よしながふみ 講談社 表紙が、11巻の最終話のときの格好だ。 ちょこちょこ小さな事件が起こっているが シロさんの職場バレのフラグ? みたいなのが。 でもバレても、もはや問題ない気もするが。
松崎有理/著 光文社 論文専門代書屋という、架空の仕事をしている 青年の物語。 主人公が女性に惚れっぽくて毎回失恋していて 話のパターンがほぼ同じ。
堀江貴文/著 文藝春秋 前作同様、ホリエモンは刑務所内でも 精力的に活動。すごく刑務所に馴染んていたのが笑えた。 あと面会に来る人たちが豪華。
田亀源五郎 双葉社 最後の話での担任の先生の留守電メッセージが 不穏な空気なのが怖い。 前半の(たぶん)箱根旅行の話はとても良かった。 高校の同級生をとおして アウンティングの問題にも触れていたが、 カミングアウト済みのマイクみたいな人から 見た…
綾辻行人/著 角川書店 分厚いが一気に読める。 ホラーミステリ。謎は解決するが超常現象もある。 主人公が空気読めない系なのでそれで 話が遠回りしている時は少しいらついた。
東秀紀/著 日本放送出版協会 ヒトラーに見出されて ナチスドイツの軍需大臣まで勤めた 建築家アルベルト・シュペーアの伝記小説。 ヒトラーの数少ない友人のひとりでもあるというのが興味深かった。 また、シュペーアと絡めて 日本人建築家の谷口吉郎が出て…
島本和彦 小学館 表紙もドラマにあった「サインくれよ」シーン ということである意味16巻はクライマックスまで来たか、 と思いきや後半で雁屋哲が登場! 大学卒業前までで完結した方が綺麗かなと思うのだが 引き伸ばしされるのかが不安。 前の巻の新谷かおる…
桜井画門 講談社 圭くんと佐藤との直接対決も。 佐藤は本当に半端ないな。
五十嵐貴久/著 祥伝社 いわゆるお仕事小説。 有楽町にある出版社で企画がとおったことで 経理から編集長に指名されることから始まる。 途中までは良かったが、後半がご都合主義よりもよくないかも。 作者が男性なためか女性の主人公の行動がやや不自然。
赤瀬川原平ほか/著 中央公論新社 赤瀬川原平以外数人のエッセイが収録。 読売新聞で連載されていたものらしい。 2ページほどの内容だが人によって面白さが異なる。
松下竜一/著 河出書房新社 刑事犯からテロリストへの転身といった人生を 送った泉水博の数奇な半生が描かれている。
秋川滝美/著 アルファポリス シリーズ2作目。 内容は前作よりこなれてきたか。 優等生だが不器用同士の恋愛は進むのか。
浅野いにお 小学館 先輩の家にいた侵略者(というか先輩なぜ気づかない?)と 共同生活する展開になったかどでとおいたんたち。 不安になる部分も多いのだが、後半は恋愛話になっている。 お兄ちゃんが不憫だった。
丹羽庭 小学館 なるほど、ダゴンはゴジラがモデルだったのね。 と吉田さんが最近怖いのだけど、 さらに最後の吉田さんがまた不穏な感じに?
永井豪&ダイナミックプロ 日本文芸社 この前、元の漫画も読んでいたので 「少年ジャンプ」から「テレビマガジン」への移籍裏話は 興味深かった。そろそろマジンガーZ編は終わりか? 激こと豪ちゃん先生の気持ちの切り替えのよさは毎度感心。