2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

よつばと! 第8巻

あずまきよひこ アスキー・メディアワークス ほぼ一年に一度のお楽しみ本。 ちょっとずつ時間が過ぎて行くので8巻ではまだ9月かな。 最後はどこまでで完了するのだろう? よつば小学校入学までだと何年かかるのかなあ、 と前も書いたようなことをまた書いて…

ヨットクラブ

デイヴィッド・イーリイ/著 白須清美/訳 晶文社 <収録作品> 『理想の学校』『貝殻を集める女』『ヨットクラブ』 『慈悲の天使』『面接』『カウントダウン』 『タイムアウト』『隣人たち』『G.O'D.の栄光』 『大佐の災難』『夜の客』『ペルーのドリー・マデ…

ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2 (上)(下)

マイクル・クライトン/著 酒井昭伸/訳 ハヤカワNV文庫 自分の中で、前作死んだことにしてた人物が いきなり登場して吃驚。作者お気に入りだったのかー。 そして話の内容は前作よりもさらに ハリウッド映画的なものになってるので ノリで読むと楽しいかもだけ…

累犯障害者

山本譲司/著 新潮社 『獄窓記』の著者が障害者が起こした犯罪事件の 関係者を訪ね歩いたルポノンフィクション。 日本の行政、福祉、マスコミ等でタブーとして 臭い物には蓋といわんばかりに隠された 障害者社会の暗部を書いている。 何も知らずに読んでショ…

ジュラシック・パーク (上)(下)

マイクル・クライトン/著 酒井昭伸/訳 ハヤカワNV文庫 同タイトルの映画の原作本。 映画が原作をもっとエンタテイメント寄りに 作製されたんだなというのがよくわかる。 原作だと、上巻で現在に恐竜をよみがえることが こういうことで可能になったんだよ、と…

ラヴクラフト全集 3

H・P・ラヴクラフト/著 大瀧啓裕/訳 創元推理文庫 <収録作品> 『ダゴン』『家のなかの絵』『無名都市』 『潜み棲む恐怖』『アウトサイダー』 『戸口にあらわれたもの』『闇をさまようもの』 『時間からの影』 得体の知れないものがやって来る恐怖を書いた…

のらくろ自叙伝

田河水泡/著 光人社 のらくろ自身による軍隊生活の回想話。 漫画ではなく絵物語に近い構成。 本がぼろぼろなので扱いに苦労したが、 内容については、漫画版よりも読みやすかった。

闇金ウシジマくん 第1巻~12巻

真鍋昌平 小学館 既刊分まで読了。 株もギャンブルだー。 ダメ人間にとことん容赦なく落ちて行く様は怖すぎ! ウシジマくんみたいな人たちに食い物にならないように 生きて行きたいと思います。 全話凄いんだけど、 特に印象に残るのはベラの話と風俗嬢の話、…

からくりサーカス 全43巻

藤田和日郎 小学館 夏休みなので長編漫画一気読み。 第1巻の遺産相続問題から最終巻への展開は とても予想はできないなあ。 過去の記憶への旅やら途中ダル気味というか 伏線張り過ぎな所をラストでちゃんと締めて 完結させている所が凄い。読んでよかった。

クライム・ウェイヴ

ジェイムズ・エルロイ/著 田村義進/訳 文春文庫 <収録作品> 第一部 未解決事件/ 『ボディ・ダンプ』『マイ・マザーズ・キラー』 『グラマー・ジャングル』 第二部 ゲッチェル/ 『ハッシュハッシュ』『ティファナ・モナルーム』 第三部 コンティーノ/ 『過…

二十歳の原点ノート

高野悦子 新潮文庫 中学二年生から高校三年生『二十歳の原点序章』前までの 日記を収録。 ひととおり読むなら出版順から逆に読んだ方がわかりやすそう。 奥浩平の『青春の墓標』に憧れていたから 『二十歳の原点』は出版されてもOKだろうけど、 まさか、自分…

二十歳の原点序章

高野悦子 新潮文庫 『二十歳の原点』の前の 高校三年生秋から19歳年末までの日記。 『二十歳の原点』を読了が4年近く前だから 詳細を忘れていることに改めて気づかされる。 勉強しなきゃしなきゃと焦っている自覚があるのに 講義出席しなさすぎが気になるよ…

獄窓記

山本譲司/著 新潮文庫 ノンフィクション。 2005年にドラマ化されたそうだけど未見。 2000年に秘書給与搾取事件で実刑判決を受けて 刑務所で過ごした元国会議員の著者による話。 名前に見覚えはあって、作中で触れている 辻本清美の事件も記憶にあったけれど …

宇宙の戦士

ロバート・A・ハインライン/著 矢野徹/訳 ハヤカワSF文庫 あとがきを読む限り、この本が翻訳出版された当時は ベトナム戦争などもあった頃なので、結構ファシズムとか反響があったみたいだ。 でも、不純な動機で軍隊に入った主人公(フィリピン系?)が 軍隊…

パイド・パイパー

山岸凉子 メディアファクトリー文庫 <収録作品> 『キルケー』『コスモス』 『狐女』『パイド・パイパー』 全ての話、以前どこかで読んだことあるなあ。 『キルケー』は異形ホラーだけど、 その他の作品は全て人間の狂気がテーマのホラーで どれも怖い、と…

ゆうれい談

山岸凉子 メディアファクトリー文庫 <収録作品> 『ゆうれい談』『読者からのゆうれい談』『ゆうれいタクシー』 『蓮の糸』『タイムスリップ』 一応全部霊的な怖い話体験談。 表題作の『ゆうれい談』は1973年の話で当時としては こういう実話恐怖話ものは珍…

デトロイト・メタル・シティ 第6巻

若松公徳 白泉社 もう新刊出てたよ。 発行スピードが早いようなのは気のせいかな? クラウザー一世の正体が後半に出て、 いいところで続くになっているから、 7巻でクラウザーさんの逆襲が始まることを期待。

この度は御愁傷様です

宮本福助 講談社 「遺産はダーツで決めろ」という遺言を残して 亡くなった坂上徳造。 その後、彼の子供達および孫の受難? が始まる。 この人の代表作『拝み屋横町顛末記』読みたいんだよなあ。 10巻いっちゃってるけど。 で、じじいばっかり出て来るとは聞い…

華氏451度

レイ・ブラッドベリ/著 宇野利泰/訳 ハヤカワ文庫NV これ読んでみたかったんだよねー。 焚書官はファイアマン、すなわち消防士だったのが、 家が完全防火になり、 社会的な流れで本を焼く仕事になっている世界。 焚書官である主人公が、自分の仕事に疑問を持…

老いたる霊長類の星への賛歌

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/著 伊藤典夫、友枝康子/訳 ハヤカワSF文庫 <収録作品> 『汝が半数染色体の心』『エトセトラ、エトセトラ』 『煙は永遠にたちのぼって』『一瞬のいのちの味わい』 『ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?』 『ネズ…