2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

長女たち

篠田節子/著 新潮社 <収録作品> 『家守娘』『ミッション』『ファーストレディ』 「長女」が全て主役の物語。 家に縛られる要因がリアルすぎだった。

俺物語!! 第11巻

河原和音/作 アルコ/画 集英社 修学旅行編、意外にもあっさり終了。 次回に続くの顔だけイケメン転校生の話。 いい子ばかりのこの作品で異質だが、実は根は悪くないと思いたい。

メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

川瀬七緒/著 講談社 シリーズ4作目。 いつもにまして 変人的な人の割合が多かったな。 しかも犯人がシリーズで最も頭おかしい人物だった。

水底の棘 法医昆虫学捜査官

川瀬七緒/著 講談社 シリーズ3作目。 虫の描写がじわじわ恐ろしいので 虫がダメな人は読めないだろうな、このシリーズ。 話の構成は様式美?かどの作品も同じである。

桃ノ木坂互助会

川瀬七緒/著 徳間書店 心理学を応用した嫌がらせを 二人の主人公が別々に同じターゲットに行う。 ブラックだけどターゲットが悪人なので 主人公がやっていることが犯罪だけど仕方がない感がある。

北斗の拳 イチゴ味 第5巻

原哲夫/原作 河田雄志/作 行徒妹/画 相変わらず楽しいな。 ターバンの少年はしばらく出ないかと思ったら 久しぶりに出た。やはり最強。

JIN-仁- 文庫版第2〜4巻 単行本版8〜9巻

村上もとか 集英社文庫 集英社 途中文庫版から単行本版で読んだが 話は抜けてないので問題無し。単行本版の方が絵が大きくて見やすいな。 本当に話の展開が話が早い。 現代のお菓子を江戸時代で応用するのは少しやりすぎ?

イルカは笑う

田中啓文/著 河出文庫 SFやホラー短編集。 シリアスな話は少なめで、あとは田中啓文に期待していたとおりの お笑いギャグ・パロディ系の内容だった。

図書館の主 第12巻

篠原ウミハル 芳文社 100話突破。 学校司書の話はツッコミが多い部分もあるが 日本の図書館制度の遅れの問題も実際あるところ。

なんでもない一日

シャーリイ・ジャクスン/著 市田泉/訳 創元推理文庫 不穏でいやな感覚が残る話が大半な 短編集。 しかし、後半に収録されていた子育てエッセイものは すごくユーモア溢れて笑えるんですけど。 作風が違いすぎで驚き。

埼玉の逆襲

谷村昌平/著 言視舎 埼玉あるある。 知っている話ばかりなので物足りなかった。

娘と私

獅子文六/著 ちくま文庫 600ページ越え! 娘の誕生から結婚するまでの私小説。 でも、タイトルは『娘と私』だが 実際には妻と私の話といってもいい内容である。 「私」の身勝手さはあるが、時代的には当たり前そう。 なお、本書は連続テレビ小説の第一回目の…

風紋 (上)(下)

乃南アサ/著 双葉文庫 殺人事件が起こって、被害者の家族 加害者の家族の視点で物語が進む。 殺人事件が起こった後、 加害者本人以外は全て被害者になっていく様が痛ましい。

ブラック・ジャック 第15巻

手塚治虫 秋田書店 既に読んでいた話も多いが 未読の話も混じっていて新鮮に読めた。

昭和元禄落語心中 第9巻

雲田はるこ 講談社 次で最終巻。 八雲師匠の落語、しかも「死神」をするとは 思わなかった。最後のシーンが凄い迫力。 助六や美代吉の幽霊の謎は次で明かされるのだろうか。

マンガヤ 全2巻

ツガノ・ガク 角川書店 『涼宮ハルヒの憂鬱』のコミカライズを手がけた人による コミカライズに関する内情が興味ぶかかった。 絵は上手ではないが、いいところで打ち切られて残念。

群れのルール 群衆の叡智を賢く活用する方法

ピーター・ミラー/著 土方奈美/訳 東洋経済新報社 動物生態コーナーにあったし 確かに動物の生態の話だが、版元からわかるように そこからビジネスに応用する方法みたいな内容であった。

トマス・クイック‐北欧最悪の連続殺人犯になった男

ハンネス・ロースタム/著 田中文/訳 早川書房 30人以上殺害したと自白をした実は嘘だったという スウェーデン最悪の冤罪事件のルポ。読みづらい構成。 セラピーによって偽の記憶が呼び起こされた内容を 実際の事件の自白とされたのがとても危険。