2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

リカちゃん生まれます

小島康宏/著 集英社 1967年に誕生したリカちゃんを開発したのは 二人の男性だった。 元は人形よりも、人形のためのハウスを売るのが 当初目的だったとか、開発秘話が満載。 また、写真も多く掲載されていて 昔のものなのに繊細でかつお洒落なリカちゃんの服…

よつばと! 第10巻

あずまきよひこ アスキー・メディアワークス とーちゃんがどんどん素敵キャラになってきてるぞ。 ジャンボが出て来ると大抵笑わされるな。 何気ない日常話なのに何度も読まされる力量がすごい。

天使の囀り 角川書店

貴志祐介/著 角川書店 タイトルが綺麗なイメージなのに、 内容はグロくて悪趣味な感じ(褒め言葉的に)。 一気読みさせるけど、 虫嫌いな人は読まない方が良い。

ノストラダムスの新予言

大川隆法/著 角川文庫 角川文庫では1990年頃に出たものらしい。 大手出版社で普通に出ていたとは……。 内容は、ノストラダムス、ヨハネ、エリアの 霊が大川隆法の口を借りて予言をすると。 ちなみに1999年が大変な事が起こって、 世の中落ち着くのは2020年以…

マインド・クエスト 意識のミステリー

ダン・ロイド/著 谷徹、谷優/訳 講談社 脳と意識とは何ぞ? という謎を 小説と論文の二本立てで解いてみようという趣向。 特に第一部の小説『現象学のスリル』は 物語という形態をとってわかりやすく展開している。 現代の哲学って科学とウェブもフル活用し…

粘膜蜥蜴

飴村行/著 角川ホラー文庫 デビュー作『粘膜人間』と同じくパラレル日本戦時下が舞台。 今回は東南アジアでのゲリラ戦があったりしたり、 単なるグロ小説ではない感じ。(といってもグロだけど) 戦前の冒険小説と怪奇小説が混じったようなノリだよなあ。 本…

乱と灰色の世界 第1、2巻

入江亜季 エンターブレイン 絵もそうだけど、魅せ方が本当に上手。 1話完結であるけど話の流れ的には 2巻まとめて読むと進み具合がわかりやすくて、 まとめ読みして良かった。

月光条例 第11巻

藤田和日郎 小学館 アラビアンナイト編と思いきや 『青い鳥』も関わっているようだ。 次の巻で月光の出生の秘密が出て来るのかな。 それにしても、おとぎ話の人物たちには「作者」の 認識がないとは。 以下ネタバレぎみ

誘惑される意志

ジョージ・エインズリー/著 山形浩生/訳 NTT出版 心理学コーナーにあったが、 経済学と生理学も混じった内容で結構難しかった。 人の意志力についての仕組み等を双曲割引で示そうって。 テーマはとても興味深いものであるが、 訳がよくなければ挫折本だった…

1999年 高橋克彦対談集

高橋克彦/編著 小学館 <対談した人> 矢追純一 横尾忠則 五島勉 小島露観 あすかあきお 来るべき10年後へ向けての対談集(本書は1989年)。 それをとっくに新世紀に入った2010年に読んでみた。 20年たったけど、宇宙人は我々の目の前に現れてないね。 今の…

アオイホノオ 第5巻

島村和彦 小学館 今回のホノオのパートはずっと自動車教習場の話ばかりで あまり進展がなかった。 に対し、庵野パートはいよいよ世間に名を知らしめる 過程へ進んでいるのが対照的。

粘膜人間

飴村行/著 角川ホラー文庫 2008年日本ホラー小説大賞 長編賞受賞作。 戦時下日本(といっても架空の)の とある村で起こる惨劇。 普通に妖怪が人間世界で認知されていたりして 本作では河童が重要役割を担う。 グロテスク描写がひどく続く話であるが、 感情…

絶滅動物誌

今泉忠明/著 講談社 絶滅していった動物たちの記録。 気候の変化や外来動物の侵入等いろいろあるが、 本作は大航海時代の人間の大移動をきっかけに起こった 絶滅していった動物たちの過程をメインに書かれている。 基本的に絶滅動物の絵があるのでイメージし…

心臓に毛が生えている理由

米原万里/著 角川学芸出版 この人のエッセイはピリッとした所が良いなあ。 とはいっても、まだそんなに読んでいないので 本書は重複話が多いらしいけど ほとんどが初読だった。

楢山節考

深沢七郎/著 新潮文庫 <収録作品> 『月のアペニン山』『楢山節考』 『東京のプリンスたち』『白鳥の死』 『楢山節考』は名作と言われているだけある。 貧村の姥捨という風習の他、 子どもが産まれたら捨てて殺してしまう、 子どもは少ない方がいいから晩婚…

るきさん

高野文子 ちくま文庫 買い直しして久々に読了。 るきさんの生活が羨ましいと現実逃避してみたりして。 一ヶ月のうち一週間だけ働いて、 都内のおそらく2DKアパートで生活できるんだもの。 バブル時代の漫画だけど、 えっちゃんのファッションは今みてもお洒…

残された人びと

アレグザンダー・ケイ/著 内田庶/訳 岩崎書店 アニメ『未来少年コナン』の原作本。 今CSで放送中のを飛び飛びで観てるので。 アニメをイメージして読むと、 原作のコナンやラナが17歳くらいで 金髪系というのが違和感がまず湧いてしまうのであった。 登場人…

俺はまだ本気出してないだけ 第4巻

青野春秋 小学館 いつまでもデビューできないシズオだが、 4巻でもできていない。そして宮田がパン屋になった。 後半からシズオ以外の周辺がシリアスになっているが これが次の巻でも続くのだろうか? なお、5巻で完結になるらしい。

姉妹 -Two Sisters

吉村達也/著 角川ホラー文庫 2004年に公開された韓国映画『箪笥』の小説版。 映画のは、TV放送のを数ヶ月前に初めて観た。 映像がとても綺麗でホラーというかサイコぽい展開だよな。 でもストーリーが所々わからないのばかりだった。 この小説版は映画と異な…