2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

奇想の図譜

辻惟雄 ちくま学芸文庫 主に浮世絵世界のタイトル通りの 奇想絵についての解説本。魅力的な内容であるけど、 掲載の絵が全てモノクロなのがなあ。 カラーだと内容の素晴らしさ200パーセントアップ。

GANTZ 1~19巻

奥浩哉 集英社 漫画喫茶で一気読み。 面白いい! まだ完結してないのだけど、 最新19巻の内容はちょうどいい区切りだった。 何らかで死亡した人々が「ガンツ」により復活され、 宇宙人と戦うストーリー、というのが基本なのが 途中で宇宙人じゃないのと戦っ…

夜叉の舌

赤江瀑 角川ホラー文庫 <収録作品> 『草薙剣は沈んだ』『月曜日の朝やってくる』『悪魔恋祓い』 『夜叉の舌』『春の寵児』『鳥を見た人』 『夜な夜なの川』『影の訪れ』『池』 『迦陵頻伽よ』 ホラーといえばホラー。 どちらかというと幻想小説系か。 どれ…

公園には誰もいない

結城昌治 講談社文庫 昭和40年代の作品なので時代背景は古いけど、 相当クールなハードボイルド小説。 ところで当時の厚化粧メイクって 今のギャルメイクをイメージすればいいのかな?

戦中派復興日記

山田風太郎 小学館 昭和26年、27年の日記。 戦後の日記は専業作家になってからか、 そう詳細に書かれていないので、地味な印象であるが、 この巻は啓子夫人との結婚前夜的な内容。 気になるのが、小学館はこの日記を全て実名のままで出してるの? 啓子夫人お…

闇に抱かれた女

T・J・マグレガー/著 古賀弥生/訳 創元推理文庫 サイコミステリがはやってたのは1990年代? これは1986年に書かれたもの。 サイコさん側の視点からも書かれているので、 犯人が女性だとすぐわかるのだが、とても痛々しい内容であった。

うつうつひでお日記

吾妻ひでお 角川書店 7/10発売のはずが、先日発売されていたので入手。 『失踪日記』発売までの日々の出来事と読書感想等描いた絵日記漫画。 特に何のイベントもなく、ただ淡々と日々を描いた内容なので、 ドラマは求められないが、日記本好きには非常に面白…

ノスリの巣

逢坂剛 集英社文庫 ノスリ漢字出ないー。「鳥」の上に「狂」が乗っかる漢字。 そんな百舌よりも不吉な名前の「ノスリのだんな」の正体とは……? これも百舌シリーズだけど百舌はでない。 一応最新版なのだけど、これ以降さらに書くのは厳しいのでは。 レギュ…

砕かれた鍵

逢坂剛 集英社文庫 百舌シリーズ三作目。といっても百舌は出ないわけで。 その代わり「シリウス」というのが出てきて、 おなじみのシリーズ登場人物たちを翻弄していく。 人が死にすぎだけど、そこまで? というくらい凄まじい。 (ちなみにその次の『よみが…

裏切りの日日

逢坂剛 集英社文庫 百舌シリーズじゃない公安警察もの。 でも、百舌シリーズでおなじみの津城が出てくるのところだけ 関連性あり? 悪徳警官が主人公で タイトルの雰囲気どおりノワールちっくなとこがいい。

大阪ハムレット 第1巻

森下裕美 双葉社 短編読みきりシリーズなんでろうけど、一話目の 『大阪ハムレット』がそのまま全体のタイトルになってるみたい。 それぞれ独立した話だけど、舞台は大阪を舞台にした人間劇場。 各話の登場人物がリンクしている。 作者は『少年アシベ』の人…

リングにかけろ2 7巻~19巻

車田正美 集英社 10巻のみ未読。でもしシシリアンの話だからいーや(ひでえ)。 あと、旦那が時々しか雑誌読んでいないといっていてたが、 最新刊までの内容、話してたあらすじのとおりじゃないかい。 それから「神技的ディフェンス」て皆言いつづけてたよ。…