2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
水鏡希人/著 メディアワークス文庫 一冊で完結しているとはいえ、 結構主要な登場人物が死亡したりして 容赦なかった。
和ヶ原聡司/著 電撃文庫 間が空いてしまったためか 異世界側に興味がそれほどないためか 登場人物の半分が誰状態に。 人間界は進路や異動の季節になって変動あり。
よしながふみ 白泉社 表紙の和宮、怖すぎ。ホラー漫画か? でも本編の和宮はかわいそうな人生を歩んできて 苦労人だったりするが、家茂と徐々に 仲良くなっていくところに救いがあった。 でも家茂の命はあとわずかなんだよなあ。
ステファニー・メイヤー/著 小原亜美/訳 SBクリエイティブ 最初は、異星人が 『寄生獣』みたいに人間に寄生をして 地球を侵略するディストピアSFかた思ったが 途中から恋愛ものとなりつつあり 予想もいかない方向にいって驚いた。 読了後、『トワイライト』…
夢枕獏/著 角川文庫 上下ともかなり分厚いが 作者の文体のせいかあっという間に読めた。 羽生の執念とそれに影響される深町との 最後の登山が鬼気迫る。
谷崎潤一郎/著 新潮文庫 女性同士の同性愛事件を書いたもの、 とされているがどちらとも別に男性のパートナーが いるってことはバイセクシャル? 商家のお嬢様である光子が 谷崎作品の魔性系ヒロインであるが 魔性だけでなくサイコパス要素が強い。
川瀬七緒/著 講談社 岩楯刑事は、相棒が鰐川刑事の方が やはり物語の進め安定する。 事件関係者たちの闇が深いのも定番だが、 今作で元気が取り柄のようにみえる 赤堀先生の心の闇がでてきて重い。
谷崎潤一郎/著 新潮文庫 登場人物が様々な病気にかかるのと 雪子のお見合い話は記憶にあったが、 その合間にある大洪水や白系ロシア人との交流などの エピソードなどは忘れていた。
久世番子 講談社 三年ぶりの新刊かつ、収録作の最新版が 一年前のものと内容が古いのだが、 ツッコミどころはとても共感できた。
トラヴィス・マクデード/著 矢沢聖子/訳 原書房 1931年ニューヨークで起こった 図書館の図書盗難事件の顛末。 古書を盗むための過程に関する 窃盗団が組織的だったことやそれに対する 図書館の防犯対策など興味深かった。 中には窃盗犯が更生して図書館司書…
佐々大河 KADOKAWA 急に過去話が出て驚いた。 ちゃんと北海道まで行った話で完結するのだろうか。
高野史緒/著 講談社 レンブラント本人は最後の最後で登場する 歴史ミステリ。 本格ミステリか? と見せかけて どちらかというと幻想小説だった?
テリ・テリー/著 竹内美紀/訳 祥伝社文庫 近未来のイギリスが舞台の ディストピア小説。 ヒロインの秘密がとかく多すぎ、隠されすぎで 結構引っ張るが最終的には解決はされて 救いはある。
誉田哲也/著 文藝春秋 著者と同世代と思われる 登場人物の音楽青春物語。 どちらかというと武士道シリーズ寄り。
蝉川夏哉/原作 ヴァージニア二等兵/作画 KADOKAWA いい最終回だった、的なまとめ回あり。 伏線ぽい部分がまだ回収されていないので続くかもだが 原作ストックそろそろ尽きた?
池井戸潤/著 徳間文庫 分厚いけれど、サクサク読める。 例によって銀行員が主役だが 子ども時代から話が始まるため 成長物語といったところか。 二人のあきらが敵対するかと思ったが そういう話ではなかった。
瀬尾つかさ/著 ハヤカワ文庫JA 表紙で損してそう。 女の子二人はあの登場人物だろうと推測は できるけど、話の設定的に現代的な格好は してなさそうなのでなんか違う。 SFとしては基本的な話だと思う。
又井健太/著 角川春樹事務所 新小岩ってカオス。 自由とお金どちらか大事かというのは ベタな話でありストーリーの結末も予想できたが 嫌いではない。