2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夜の子供たち (上)(下)

ダン・シモンズ/著 布施由紀子/訳 角川文庫 奇想コレクション『夜更けのエントロピー』収録の 『ドラキュラの子供たち』を長編化したのが本作品。 プロローグ的な第六章部分までが『ドラキュラの子供たち』と ほぼ同内容で、第六章目の最後が異なっているこ…

エンベディング

イアン・ワトスン/著 山形浩生/訳 国書刊行会 人工言語を研究する英国人と、ドラッグによるトランス状態で生まれる未知の言語を持つ部族を調査する民族学者、そして地球人の言語構造を求める異星人……言語と世界認識の変革を力強く描くワトスンのデビュー作(…

犬は勘定に入れません

コニー・ウィリス/著 大森望/訳 早川書房 副題『あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』。 2057年と19世紀ヴィクトリア朝のイギリスを舞台にした タイムスリップものです。 ユーモアSFだけど、ミステリ・冒険小説でもあります。 大森望訳が読みづらいよ、…

不思議のひと触れ

シオドア・スタージョン/著 大森望・白石朗/訳 河出書房新社 <収録作品> 『高額保険』『もうひとりのシーリア』『影よ、影よ、影の国』 『裏庭の神様』『不思議のひと触れ』『ぶわん・ぱっ!』 『タンディの物語』『閉所愛好家』『雷と薔薇』 『孤独の円盤…

ハイペリオンの没落

ダン・シモンズ/著 酒井昭伸/訳 早川書房 『ハイペリオン』の続編。 とっくに読了済みでUPした気がしたのにしてなかった! さあ、いよいよ本題に入って巡礼たちの物語以外に 突如宇宙戦争が起こって並列して書かれていく。 しかも、巡礼たちの時間枠があちこ…

エンディミオンの覚醒

ダン・シモンズ/著 酒井昭伸/訳 早川書房 ハイペリオン四部作全読了! 長い長い話だったのにもかかわらず、 続きが気になってサクサク読めました。 まずは漫画版で読んでみたいなー。 そのうちハリウッドにて映画化しそうだけど、 設定的に、32世紀で地球外の…

宝石泥棒

山田正紀 ハヤカワ文庫JA 主人公ジローは人類に宝石<月>を取り戻すべく 旅へ出るのですが、次々と試練が降り掛かってくる……。 とまあ冒険小説風な話の展開です。 旅する先はインドシナ風、中華風、イスラム風と 情緒あふれかつオリジナル要素もぶち込まれ…

エンディミオン

ダン・シモンズ/著 酒井昭伸/訳 早川書房 ハイペリオン第三作目。 『ハイペリオンの没落』から270数年後の32世紀。 連邦が崩壊し、カトリック教会パクスの神権政治が 政権を持っている。 物語は、本作主人公のロール・エンディミオンの 死刑執行決定のシーン…

ふたりジャネット

テリー・ビッスン/著 中村融/訳 河出書房新社 <収録作品> 『熊が火を発見する』『アンを押してください』 『未来からきた二人組』『英国航海中』 『ふたりジャネット』『冥界飛行士』 『穴のなかの穴』『宇宙のはずれ』『時間どおりに教会へ』 もちろん、…

うちの妻ってどうでしょう? 第1巻

福満しげゆき 双葉社 妻が好きなのでそれだけで買ったよ。 これ、本当に2巻以降も出るの? ストーリー漫画よりもダラダラした風な内容なためか 妻以外のエピソードがあまり面白くなかった。