2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

怪物王女 第8巻

光永康則 講談社 王族の子供ら多すぎるぞ。謎の長男も登場。 9巻あたりで久々に本格的な王位継承の戦いがあるのかな。 8巻は姫への宣戦布告的な話があるだけに。 絵柄がちょっと変化があったのが気になった。 ケルベロッテちゃんのオマケ付き。 ギャグが時事…

ウルトラQ 第2巻

藤原カムイ 角川書店 『バルンガ』『悪魔ッ子』『ガラダマ』収録。 前巻よりも、レギュラーの顔つきが 俳優の顔に似てきてるなあ。特に由利ちゃん。 淳ちゃんは一番似てないが。 漫画的に、怪獣出て来る話よりも 怪奇ホラー的な『悪魔ッ子』がこの中では一番…

ヤング田中K一

田中圭一 日本文芸社 作者がかつて勤務していた 某玩具メーカー(商品でバレバレだが)にての裏話と 自伝エッセイ漫画収録。 といっても、田中圭一なんで全て下ネタものなんですが。 手塚絵が基本だけど悪事を企む顔が 永井絵になっているのが一番ウケた。

スケバン刑事if

和田慎二 メディアファクトリー 本編漫画を読んでいないにifをいきなり読んで 大丈夫なのか? 同じキャラクターを使っていても 設定や微妙に名前が違っているらしいが全くわからないままに 読了。というか刑事じゃないし。

フルメタルレディ

永井豪 双葉社 これも中途半端な内容だなー という感想しかないなあ。

雷鳴のZAJI

車田正美 集英社文庫 読了後、何この打ち切り漫画? と思ったら読み切り漫画だった……。 謎多すぎでちっとも消化してないから そう感じてしまったのか。

白と黒

横溝正史/著 角川文庫 後期の金田一耕助もの。 結構分厚いけど読みづらくはないとはいいつつも 内容はダメダメ。 現代だったら発表不可になりそうな箇所がありまくりだしな……。

ひかりごけ

武田泰淳/著 新潮文庫 <収録作品> 『流人等にて』『異形の者』 『海肌の匂い』『ひかりごけ』 ここで収録されているのは皆読みやすい。 淡々とした文体だからだろうか。 実在事件を元にした『ひかりごけ』は初読だったが 人肉食い事件の陰惨さというよりも…

くままごと 第1巻

黄島点心 徳間書店 人気マンガらしいのだけど 子グマも含めて可愛くないし、 ママが毎回痛い目あう話があざとさを感じさせて あまり笑えないので、続き読む予定なし。

流れよわが涙、と警官は言った

フィリップ・K・ディック/著 友枝康子/訳 ハヤカワSF文庫 キャンベル記念賞受賞作。 タイトルカッコいいなー。 歌手のジェイムズ・タヴァナーが 思わぬ事故の直後で目を覚ますと 自分についての記録が全て抹消されていた…… というスリリングな展開で幕をあけ…

贋・久坂葉子伝

富士正晴/著 講談社文芸文庫 当時では最年少の18歳で芥川賞候補にもなり 昭和27年の大晦日に21歳で自殺した 久坂葉子についての私小説。 ちなみに久坂葉子こと川崎澄子は 川崎財閥の一族出身。父は元男爵。 鉄道自殺はやめれ、と言いたいが、 戦後になって一…

鳥 デュ・モーリア傑作集

ダフネ・デュ・モーリア/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 <収録作品> 『恋人』『鳥』『写真家』 『モンテ・ヴェリタ』『林檎の木』『番』 『裂けた時間』『動機』 表題作にもなっている『鳥』は ヒッチコック映画の原作。といっても映画は 原案的なアイディア…

震える岩 霊験お初捕物控

宮部みゆき/著 講談社文庫 忠臣蔵の謎が、死霊憑きがきっかけで明らかに? 捕物+超能力という組み合せは 突飛な感じもするけれど、 意外にも相性が良い仕上がりであったし 時代小説に馴れていない初心者でも読みやすい。

僕の小規模な生活 第2巻

福満しげゆき 講談社 薄さにびっくり! 掲載ページ数が減ったためなんだねと 内容見てわかったけど。 話数が1巻より多いからいいか。 4コマぽい形式な方より、一応ストーリー形式で まとまっている方がこの人の漫画は面白いと思う。 自ら男版不思議ちゃんと言…

「週刊新潮」が報じたスキャンダル戦後史

新潮社/編 新潮社 こちらは『週刊新潮』創刊50周年記念で 過去記事をまとめたもの。 有名な事件が多く取り上げられているので 参考にはなるけど、やはり一誌だけの内容なので 現在から見ると偏ったものもあるなと思う。

昭和十二年の「週刊文春」

菊池信平/編 文春新書 といっても昭和十二年当時は『週刊文春』は存在していない。 代わりに、似たような月刊誌『話』というのがあり その記事を編集し直したのが本書。 日中戦争(支那事変)の年なのだが、 戦時ネタと平時ネタが交差している所が面白い構成…