2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

テーラー伊三郎

川瀬七緒/著 KADOKAWA 変わり者たちの描写が上手い。 また、魅力的な老人が今回も登場。 途中で殺人とかは起きなくてよかった。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 第7巻

浅野いにお 小学館 夏休みが始まって、地球滅亡までどんどん近づいてきた。 ラストの引きは予想外でびっくり。 本当に大葉の周囲の人たちはいい人ばかり。

漫画アシスタントの日常 第3巻

大塚志郎 竹書房 漫画家アシスタントあるあるよりも アナログ作業テクニックの記述が多めかつ 文字が多めで読みづらかった。 漫画家志望の人には役にたつかも。

グレート・ギャツビー

フィツジェラルド/著 野崎孝/訳 新潮文庫 1920年代アメリカの煌びやかで退廃的な空気感が とてもよく反映されていて、それがまた ギャツビーの生き様とぴったり。

ジウ―警視庁特殊犯捜査係

誉田哲也/著 中央公論新社 ということで、ジウシリーズ読みだした。 正反対な女性警察官が登場するが どちらかか両方ともか途中で退場しそうな雰囲気。 所属部署のためかアクションシーンが多めなのが新鮮。

滅びの園

恒川光太郎/著 KADOKAWA いろいろとあって疲弊したサラリーマンが 異世界へと、なろう小説風な出だしだったが 恒川作品なのでそんなことでは収まらず。 ファンタジーかと思いきやSF色が強め。

硝子の太陽R-ルージュ

誉田哲也/著 光文社 まだ未読のジウシリーズとのコラボ ということなので後回しにしたら、 時系列が『ノーマンズランド』の前だった。 ということで、本作で消えてしまう登場人物がわかって いる上で読むことになってしまったが、そこまでの過程を楽しむこと…

総力捜査

安東能明/著 新潮文庫 <収録作品> 『罰俸』『秒差の本命』『歪みの連鎖』 『独り心中』『総力捜査』 シリーズ五作目。四作目飛ばした。 新メンバー登場。捜査二課から異動してきた 刑事中の刑事というフレーズだが 見た目と喋り方が年齢の割にチャラくて …

伴連れ

安東能明/著 新潮文庫 <収録作品> 『掏られた刑事』『墜ちた者』『Mの行方』 『脈の制動』『伴連れ』 シリーズ第三弾。 現代っ子な女性刑事が登場し、 主人公が相変わらず巻き込まれる。 署員の不祥事の多さが気になる。

出署せず

安東能明/著 新潮文庫 <収録作品> 『折れた刃』『逃亡者』『息子殺し』 『夜の王』『出署せず』 シリーズ二作目だそうで、一作目は 飛ばしてしまったが特に問題はなかった。 主人公は警務課所属といえ刑事ではないのに 現場に駆り出されすぎで大変。 女性…

イラクサ

アリス・マンロー/著 小竹由美子/訳 新潮社 <収録作品> 『恋占い』『浮橋』『家に伝わる家具』 『なぐさめ』『イラクサ』『ポスト・アンド・ビーム』 『記憶に残っていること』『クィーニー』『クマが山を越えてきた』 ノーベル文学賞作家の短編集。 『恋…

ワカコ酒 第11巻

新久千映 徳間書店 お話作るよりも、酒の肴のメニュー探しの方が 大変そうだなあ。 店のタコさんウインナーは家庭のものと どう違いがあるのだろう。

潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

川瀬七緒/著 講談社 シリーズ第5弾。 岩楯刑事と赤堀のコンビは安定。 今回の岩楯刑事の相棒は 潔癖症かつやや無気力な人物。 相棒の癖が強さが毎回楽しみ。 過去の相棒もちょっと登場。 今回の事件では蛆虫は少なめで外来種の蟻が。

ノーマンズランド

誉田哲也/著 光文社 このタイトルなんだろう? というのは 本編読んで理解。 本筋の事件は進まず、別件の事件で 北朝鮮の拉致問題が出てきて結構重たい。 玲子を取り巻く人間関係がまた少しずつ変わってきて 敵視していた日下が味方になってたり 癖のある検…

大本営が震えた日

吉村昭/著 新潮文庫 太平洋戦争が始まる直前の 隠された歴史を小説風に描かれている。 真珠湾攻撃は有名だけど、 他の周辺国への隠密行動などは あまり知られていないのでは。

路地の子

吉田修一/著 文春文庫 台湾に新幹線を走らせるプロジェクトを軸に動く群像劇。 日本人、台湾人、出てくる人たち 基本いい人ばかりで、いい結末。

恋雨

柴田よしき/著 文春文庫 主人公がマネージャーになるきっかけを始め、 殺人事件の動機やトリックなど 結構強引にまとめられていた。 芸能界怖い。

藁の楯

木内一裕/著 講談社 凶悪犯罪者の殺害懸賞金一億円で 日本国民全員敵になるとか 設定は面白いし展開もスリリング。 「そーなんです」みたいに台詞で「ー」が 多用されているのがシリアス部分に合わず。

ラストワンマイル

楡周平/著 新潮文庫 末端の運送会社を軽んじる ネットショップサイトの会社が楽天を 連想させるなあと思ったら解説でもそんな感じな ことが書かれていた。 結構うまくいく展開になっていたが物語としては盛り上がる。

後悔と真実の色

貫井徳郎/著 幻冬舎文庫 山本周五郎賞受賞作。 警察小説で、途中犯人は想像ついたが、 途中で主人公の警察官が辞職する展開に なるというのは予想外。 結構つらい描写が多かった。