2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ツ、イ、ラ、ク

姫野カオルコ/著 角川書店 文庫版もでています。 直木賞候補にもなった禁断恋愛小説もの。 運命ってすごい! というのはあるが、 学校教師と女子中学生の組み合せは 自分には受け付けられなかった。

百鬼夜行抄 第12巻

今市子 ソノラマコミック文庫 どんどん内容が複雑というか曖昧さになってきている シリーズものであるが、 個人的には12巻のは11巻よりはわかりやすかった。 そろそろ終りそうな雰囲気になってきたなあ。

よつばと!! 第11巻

あずまきよひこ メディアファクトリー 相変わらず面白い! あと10回読み直しをする、たぶん。 ジュラルミンが大変すぎで、 大変なシーンに差しかかるたびに家人が悲鳴をあげていた(笑) 11巻は数日のみの話という感じでなかなか進まないが、 キャンプの話は1…

I'm sorry,mama.

桐野夏生/著 集英社 文庫も出ています。 生まれながらの悪ってなんだろう。 親子くらいの年の差夫婦、里親制度、カリスマ女性経営者等々 いろいろ詰め込みすぎで濃い人間ばかり出てくるので疲れるが、 勢いあればあっという間に読了できるだろう。

僕の小規模な生活 第5巻

福満しげゆき 講談社 子育て漫画になるかと思われた小規模な生活が、 過去編になるとは意外な展開だ。 しかも恋愛ものって!! あの子は『僕の小規模な失敗』で 僕のバイト先に来たことある同級生のことなんだろうなあ。 絵柄が変わってしまっているけど。 不…

カルトの子 ―心を盗まれた家族

米本和弘/著 文藝春秋 文庫版も出ています。 とても考えさせられる本。 カルト教団に親の都合で無理矢理入信させられた 子供の実態についてのルボというよりは、 子供たちが受けている身体的・精神的虐待についての告発本といえるだろう。 当時の出版のタイ…

アメリカン・デス・トリップ (上)(下)

ジェイムズ・エルロイ/著 田村義進/訳 文藝春秋 文庫版も出てます。 アメリカ裏歴史を書くアンダーワールド三部作の第2作目。 本作はJFK暗殺から始まり、キング牧師、RFKの暗殺で終る。 虚実入り交じった謀略と、憎悪の物語。 タイトルはエルロイ自身がつけ…

深泥丘奇談・続

綾辻行人/著 メディアファクトリー <収録作品> 『鈴』『コネコメガニ』『狂い桜』 『心の闇』『ホはホラー映画のホ』『深泥丘三地蔵』 『ソウ』『切断』『夜蠢く』『ラジオ塔』 一作目は未読だが別にここから読んでも支障はなかった。 現実と夢の狭間のよ…

アオイホノオ 第7巻

島本和彦 小学館 岡田斗司夫が登場。そして普通ではない自宅まで出てきて それらは実話とは凄い。 主人公の妄想や全身で漫画を読み苦悩する様が いつもよりも笑える内容だった。

またの名をグレイス (上)(下)

"Alias Grace"Margaret Atwood マーガレット・アトウッド/著 佐藤アヤ子/訳 岩波書店 1843年にカナダで実際あった殺人事件を、 アトウッド流解釈でまとめた物語。 上巻は事件に至るまでのグレイスの人生で多少退屈だが 下巻からは意外な展開になって驚く箇所…

贈る物語 Terror

宮部みゆき/編 光文社 <収録作品> 『猿の手』W.W.ジェイコブズ/著 平井呈一/訳 『幽霊ハント』H.R.ウェイクフィールド/著 吉川昌一/訳 『オレンジは苦悩、ブルーは狂気』デイヴィッド・マレル/著 浅倉久志/訳 『人狼』フレデリック・マリヤット/著 宇野利…