2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝

石田衣良/著 徳間書店 なぜか版元が違う番外編。 マコトは名前のみで全く登場せず タカシはちょっと登場、サルが大活躍。 主人公は映像作家のギャンブル狂。 最初から最後まで大博打で生きるか死ぬかの スリルを描いている。

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク〈5〉

石田衣良/著 文藝春秋 表題作でマコトの意外な才能というか トラブルシューターとしての天賦の才能が明かされる。 テンポはよいけど結構ハードな内容。

生贄の木

キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーシリーズ10作目。 各章の始めにある、アーニーの日記が 木の上に人が袋詰された事件との関連が 近づいていく様が結構怖かった(ホラー物ではないけれど)。 夜中のホタルのシーンがマロ…

ハリウッド警察特務隊

ジョゼフ・ウォンボー/著 小林宏明/訳 早川書房 『ハリウッド警察25時』の続編で地域防犯調停局、 通称カラスと呼ばれる部署の警官たちのエピソードが中心。 前作登場している人物も何人か再登場。 だいたい警察小説だと刑事が主役だけど 本作のシリーズはパ…

電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉

石田衣良/著 文藝春秋 表題作は漫画版を読んだことあったが どうやらドラマ寄りなマコトたちのようだった。 毎回体を張っているが今回は人体破壊される 可能性もあったのにヒヤヒヤさせられる。

ゴーストハント 第5〜7巻

小野不由美/原作 いなだ詩穂/作画 講談社漫画文庫 7巻で完結。 心霊事件がどんどん物騒になっている。 6巻で絵柄が変わりすぎでビックリした。 各メンバーの謎が最終的にスッキリと解きあかされたが まさか1話から伏線があったとは。

骨音 池袋ウエストゲートパークIII

石田衣良/著 文藝春秋 シリーズ3作目。 表題作の内容はタイトルまんまな内容だった。 マコトがPHPから携帯使用へ移行されていた。 最後に収録されていた『西口ミッドサマー狂乱』が 一番印象深い。レイヴのシーン迫力あった。

死のオブジェ

キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーシリーズ3作目。 発行順序どおり読んでいないけど 既に読んでいる4作目へ続く流れとなっていた。 マコーヴィッツの影がまだ色濃いけど 本作でいろいろあって4作目を経てマロリーは 気持…

ゴーストハント 第3、4巻

小野不由美/原作 いなだ詩穂/作画 講談社漫画文庫 文庫一冊には収まる長編と 3巻ではショートエピソードが収録されている。 強力な悪霊が出てきたり主人公の能力向上など 内容がパワーアップ。

夏に凍える舟

ヨハン・テオリン/著 三角和代/訳 早川書房 エーランド島四部作の最終作。 過去話で出てきた「新しい国」がまさかの旧ソ連のことで いわゆるおそロシアなエピソードが続き それが現代のエーランド島の物語に関連するとは思わなかった。

天使の帰郷

キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーシリーズ4作目。 本作は、マロリーがなぜマロリーという名前になったのかや ストリートキッズになる以前の彼女の過去が判明するなど シリーズで結構重要な内容だった。

首無の如き祟るもの

三津田信三/著 原書房 本格推理小説のようであるが、 謎解きが始まった途端のどんでん返しぶりが フェアではないけど、なかなかすごかったし 不気味なオチだった。 江川蘭子は懐かしい名前。

少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

石田衣良/著 文藝春秋 シリーズ2作目。 たぶんスマホが出るまでは、 当時の池袋の描写が楽しめそう。東方会館あったあった! でも作中の事件は凄惨な内容だった。 マコトの人脈広がりがどんどん広がる。

アマンダの影

キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 マロリーシリーズ2作目。 1作目の直後らしくマロリーが謹慎中だったが 現場仕事を前作から始めるなど初期は成長も書かれている。 すでに新作など読んでいるのでマロリーが完璧超人ぽく なっているがこの頃…

ポーの一族 秘密の花園 第1巻

萩尾望都 小学館 ランプトンのエピソードの補完な話。 アーサーとエドガーとの関係が深まりつつ 次の巻へ続く。 これは、当時人間のアーサーが仲間になる 話が次巻以降で描かれるのか気になる。 そういえば新シリーズになってから 毎度シルバーが登場するが…

「ガンダム」を創った男たち。 (上)(下)

大和田秀樹 KADOKAWA 主に富野監督がメインとなる アニメガンダムに関わる人達の伝記? もの。 事実も大袈裟な表現で描写されている。 楽しいけどよくクレームなかったなあ。 安彦良和が美形でお金持ちだったり 大河原邦男が町工場の人みたいななのはやりす…

赤く微笑む春

ヨハン・テオリン/著 三角和代/訳 早川書房 エーランド島のシリーズ3作目。 前作から4年ぶりくらいに読んだためか 元船長のおじいちゃんの身体の衰えぶりに少し悲しみを感じた。 エルフやトロールなどファンタジーめいた話も出てくるが、 メインとなる家族の…

池袋ウエストゲートパーク

石田衣良/著 文藝春秋 シリーズ一作目。 一作目のっけから殺人事件があったとは。 1998年発行でマコトがPHSを使ったり 現在は閉店しているリブロや芳林堂書店などの 名前が出てくるなど当時の池袋の描写が懐かしすぎる。

しばしとどめん北斎羽衣

花形みつる/著 理論社 葛飾北斎がタイムスリップで現代へ? 主人公の中学生本人およびその周辺の登場人物が 結構ヘビーな設定になっているが 内容としては大人向けというより中学生向き。 ラストできれいにまとまっている。

氷の天使

キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーシリーズの一作目。 養父のルイ・マーコヴィッツが殺害されてしまい 生きている彼は見ることが不可能なのだった。 こういう状況のためか、マロリーが後の作品よりも 感情が表に出ている…

クリスマスに少女は還る

キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 ノンシリーズ作品でこの作者では人気ある作品らしい。 タイトルだとホラーミステリかと思ったが どちらかというとサスペンスミステリ。 行方不明になった少女たちのパートがすごく緊迫している。

ゴーストハント 第1、2巻

小野不由美/原作 いなだ詩穂/作画 講談社漫画文庫 小野不由美の少女小説時代の作品を 漫画化したもの。まあまあ怖い。

トンネル

ベルンハルト・ケラーマン/著 秦豊吉/訳 国書刊行会 1913年刊行のドイツSF小説。 SFというより近未来小説といったところか。 アメリカとヨーロッパを繋ぐ大トンネルをつくる 大事業話で、登場人物のほとんどがアメリカ人。 翻訳が伏せ字あったり原作当時とマ…