2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
石田衣良/著 文藝春秋 IWGPシリーズ13作目。 2016、2017年の作品が収録されている。 事件は大きなものもあるが、 悲惨な部分は少し減っているかも。
ケン・リュウ/編 大森望、中原尚哉/他訳 早川書房 <収録作品> 『おやすみなさい、メランコリー』夏笳/著 中原尚哉/訳 『晋陽の雪』張冉/著 中原尚哉/訳 『壊れた星』糖匪/著 大谷真弓/訳 『潜水艇』『サリンジャーと朝鮮人』韓松/著 中原尚哉/訳 『さかさ…
ネレ・ノイハウス/著 酒寄進一/訳 創元推理文庫 オリヴァー&ピアのシリーズ。 翻訳が発行順通りではないので、シリーズ人物の動向の 時系列がバラバラである。 どの国でも閉鎖的な村は恐ろしいということか。 村民たちもだが、捜査するオリヴァーの部下たち…
マーガレット・アトウッド/著 鴻巣友季子/訳 早川書房 タイトルは作中作の小説から。 カナダの資産家の階級出身で 戦前戦後を生き抜いた女性の生涯という大枠がありながらも 作品の入れ子構造が複雑で最後の方で 仕掛けの謎がわかるが、他にもいろいろ考察で…
ネレ・ノイハウス/著 酒寄進一/訳 創元推理文庫 ドイツミステリ。 オリヴァー&ピアのシリーズはここから始まる。 殺害された女性に対し皆動機があり そちらの捜査は結論がつくが、 途中で起こる容疑者一人への復讐の結末は それで良かったのだろうかと疑問…
サム・J・ミラー/著 中村融/訳 早川書房 世界観を掴むのが難しかった。 途中で家族の物語になってから わかりやすくなってきた。
樫木祐人 KADOKAWA 飯テロで平和な毎日。 今回は大きい動物との 共生についての話もある。
マーガレット・アトウッド/著 佐藤アヤ子、中島裕美/訳 彩流社 国籍不明でプロフィールも嘘っぱちな 魔性の女ズィーニアに人生を振り回される 三人の女性たちの物語。 ズィーニアがいないと平和なのだが 彼女が出てくるたびに嵐が巻き起こるが 結局ズィーニ…
ジャン=クリストフ・グランジェ/著 平岡敦/訳 早川書房 『クリムゾン・リバー』のまさかの続編。 ちょっと冒頭で前作の犯人ネタバレあり。 新たな相棒を得てニエマンス警視が ドイツへ行っても暴走的捜査を行う。
朝宮運河/編 ちくま文庫 <収録作品> 『影』若竹七海 『ルームシェアの怪』三津田信三 『住んではいけない!』小池壮彦 『はなびえ』中島らも 『幽霊屋敷』高橋克彦 『くだんのはは』小松左京 『倅解体』平山夢明 『U Bu Me』皆川博子 『ひこばえ』日影丈吉 …
ユッシエーズラ・オールスン/著 吉田奈保子/訳 早川書房 本作にしてアサドの正体が明かされる。 突然病死するビャアン課長がアサドと因縁ある関係と いうことが明かされて驚かされる。 ずっとアサドとその家族に対してサブタイトルのとおり 無事に再開できる…
高橋留美子 小学館 人魚シリーズの3冊目で 3作品収録。1つ以外は現代編。 一応これ以降は新作は発表されていないが いつでも再開できそうな内容。
石田衣良/著 文藝春秋 シリーズ第2部開始が本作。 2010年代に入っているためか 各事件の背景がそんなに昔な感じがしない。 マコトも20代後半になって、所持している携帯も スマートフォンに変わっている。
トマス・H・クック/著 駒月雅子/訳 早川書房 自分の子どもを誘拐殺害されて 数年たっても心に傷を負っている主人公が 仕事関連である日失踪したままの詩人 キャサリン・カーの原稿を手に入れる。 キャサリン・カーの謎を主人公と余命わずかな少女アリスで 突…
米澤穂信/著 集英社 図書委員の男子高校生2人が 関わる日常? ミステリ。 『氷菓』もだけど、高校生が関わるミステリで 会話が軽妙で爽やかな感じがするのだが 事件の真相が暗くてビターエンドなのだった。
小林泰三/著 文藝春秋 著者は2020年に亡くなっている。 SFやホラーを主に書いているイメージだが こういう会社ものを書くとは意外だった。 タイトルのとおりアイドルが代表取締役になるという とっぴな設定であるが書いているのは 大会社の腐敗やパワハラで…
セバスチャン・フィツェック/著 赤根洋子/訳 柏書房 ドイツのサイコサスペンスもの。 語り手が序盤で信頼できない人物だとは わかるけど話はぐいぐい引き込まれる。 とある人物はドイツ語わかると正体がわかりそう。 また真相が明らかになるとタイトルの意味…