2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

風太郎不戦日記 第1巻

山田風太郎/原作 勝田文/作画 講談社 山田風太郎『戦中派不戦日記』のコミカライズ。 構成がとてもよく出来ていて面白い。 昭和20年の記録であるが、 現代のコロナ禍の世界と重なる部分もあって 考えさせられてしまう。 次巻にも期待。

ダブル 第1、2巻

野田彩子 講談社 絵はガサガサした感じなのに 色気があって良い。 共依存的な二人の役者のストーリーだが、 演技以外ダメダメな多家良よりも 彼の面倒を見ている友仁の方が 今後の展開次第で壊れそうな不安さがある。

ブルース

花村萬月/著 カドカワノベルズ 音楽と暴力の物語。 主人公の村上が、現在へ至るまでの過去話も あるのにも関わらず魅力的ではないのはどうよ。 彼に恋するヤクザ徳山の方が生き生きと描写されている。

昭和天皇物語 第6巻

半藤一利/著 能條純一/作画 永福一成/脚本 小学館 関東大震災、御成婚。 昭和天皇夫婦の仲むつまじさだけが癒しだが、 それも周囲の者たちには面白くなかったり 時代が暗い方向へ進んでいく様子がうかがえる。

死の教訓 (上) (下)

ジェフリー・ディーヴァー/著 越前敏弥/訳 講談社文庫 これもブレイク前の作品だが 前半が冗長でしかもイラつかせる登場人物だらけで 読むのがつらかった。後半はいいのだけどね。 大学の警備部に所属する黒人男性のクレスギだけが 作品の良心的存在だった。

眠れぬイヴのために

ジェフリー・ディーヴァー/著 飛田野裕子/訳 早川書房 ディーヴァーの出世作といわれる単発物で サスペンスもの。 精神病院から逃走したルーベックに 狙われるとされているリズがあまり魅力を感じない。 とてつもない大嵐も近づきつつあるのに 彼女が一向に…

ポーカー・レッスン

ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 文春文庫 <収録作品> 『章と節』『通勤列車』『ウェストファーレンの指輪』 『監視』『生まれついての悪人』『動機』 『恐怖』『一事不再理』『トンネル・ガール』 『ロカールの原理』『冷めてこそ美味』『コピ…

あなたの本

誉田哲也/著 中央公論新社 <収録作品> 『帰省』『贖罪の地』『天使のレシート』 『あなたの本』『見守ることしかできなくて』『最後の街』 『交番勤務の宇宙人』 すべてオチがきれいにまとまっているが 様々なジャンル内容の短編集。 最後の話はすぐにウル…

あなたが愛した記憶

誉田哲也/著 集英社 最初はミステリかなと思いきや 超常現象的な超能力な話へときて油断ならなかった。 なお、著者の姫川シリーズやジウシリーズに 出てくる刑事の名前が出ているあたり同じ世界らしい。 というか、デビュー作からしてそうだった。

ボーン・マン

ジョージ・C・チェスブロ/著 雨沢泰/訳 文春文庫 ニューヨークのホームレス問題などの 社会派ぽいミステリ。 主人公が記憶喪失など現代ものでは最近お目にかかれない。 ニューヨークの地下迷宮の話は興味深い。

スリーピング・ドール

ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 文藝春秋 リンカーン・ライムシリーズから派生した キャサリン・ダンスシリーズ一作目。 まだ彼女が登場するライムものは未読だが 容疑者からは外せるということでの安心感あり。 こちらも、裏切られる展開続出で…

ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊

誉田哲也/著 中公文庫 前作から2と3がなかなか読めなくて 歌舞伎町セブンを読んでしまっているのが あの登場人物が犯罪者へ堕ちていく過程が ここから読めるのであった。 また、ジウの過去が少し語られている。

虎狼

モー・ヘイダー/著 北野寿美枝訳 早川書房 一家監禁事件が発生するが 話が進むうちに妙なことになっている。 キャフェリー警部の子どもの頃に誘拐された兄に ついて結構衝撃な話が。