2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

墓場鬼太郎 貸本まんが復刻版 第1~2巻

水木しげる 角川文庫 1巻については過去読んだ記憶があるなあ。 ねこ娘(美少女!)が出てくる2巻は記憶なし。 この最初期の貸本版鬼太郎は、 アニメ版の優等生鬼太郎とまるっきり性格が異なる、 まさにアンチヒーローな鬼太郎である。 顔立ちも醜く不気味だ…

翔丸 (上)(下)

能條純一 講談社漫画文庫 これ不条理漫画? なにしろ、翔丸がカッターナイフで相手を傷つけた途端、 傷つけられた相手が翔丸の言うことを聞いてしまうのだ。 しかも傷跡を「宝です」とか言っている……! これが最もこの漫画のわからない現象なのだが、 1話でい…

怪物王女 第1~4巻

光永康則 講談社 先日漫画喫茶に久々に行ってきて読んだもの2。 絵は正直うまくないが、現代が舞台なのに ゴシックホラーの雰囲気がしっかりあって、ストーリーが面白いな。 一話完結なので読みやすいし。 姫が常にクールビューティーなのもある意味新鮮だ。…

ハチワンダイバー 第1~3巻

柴田ヨクサル 集英社 先日漫画喫茶に久々に行ってきて読んだもの1。 将棋漫画は最近はやっているの? というくらい 現在何種類か連載している中の一作。 本作は真剣師の世界の話なのだが、 やっぱりというか変人しか登場しないので、 その濃さ(絵も含めて)…

おとうと

幸田文 新潮文庫 語り手の弟が、当時の不良扱いされたせいで どんどん堕ちていき悲しい結末を迎えるのだが、 仲の良い姉の視点で書かれているので、よけい悲しさが強調されるのだろう。 素直な気持ちで読める、非常に美しい姉弟話だ。

変身忍者嵐 全2巻

石ノ森章太郎 秋田文庫 完結て書いてないけど、2巻の最終話から完結、と家人が言っていた。 蜜蜂の話のみ読んだことあり。知らないけれど、仮面ライダー系の実写にもなってたらしい。 忍法化身の術で人間以外の生物になる忍者たちだが、 なんでそんな生き物…

学校怪談 第6巻

高橋葉介 秋田文庫 九段先生主役バージョンで定番化しているので、 どこから読んでも大丈夫。「素敵なお兄様」もお盆話で登場してた。 このシリーズは、作者あとがきで全作品の解説があるので マメだなあと感心する。

よつばとしろとくろのどうぶつ

あずまあきよひこ/著・絵 メディアワークス タイトル通り「白」と「黒」色の動物とよつばのイラスト絵本。 ストーリーなし、本当に絵のみの本。 帯に、えほんシリーズ1と書かれているので他の色の動物本もでるのかな?

コミック幽 怪談マンガアンソロジー

メディアファクトリー <執筆者/掲載順> 諸星大二郎、押切蓮介、五十嵐大介、中山昌亮、 伊藤三巳華、高橋葉介、秋山亜由子、花輪和一、 魔夜峰央、波津彬子、大田垣晴子 ボリュームあって読み応えあったー。 絵は知っていてもどういう話を描くのか知らな…

安楽病棟

帚木蓬生 新潮文庫 裏表紙あらすじに「ミステリー」と書いてあるのにも関わらず、 話の9割くらいは、介護病棟ちょっといい話な内容。 以下ネタバレ?

人はなぜエセ科学に騙されるのか (上)(下)

カール・セーガン/著 青木薫/訳 新潮文庫 カール・セーガンのラストエッセイ集。 タイトル通り、所謂エセ科学(UFO、ミステリーサークル等)と 本当の科学とはということについて、科学者としての見解を書いたもの。 講義的な構成なので、真面目な内容。 個…

鈴木先生 第3巻

武富健治 双葉社 2巻末の「@恋の嵐」の続きから始まる3巻目。 この件については、どんどん大事になってきたため、 この中学校怖すぎ! 自分の中では、ホラー漫画寄りに認定かな。 まだ漫画の中の時間経過では、一学期も終わってないのに 教師、生徒とも精神…

新耳袋 第六夜

木原 浩勝、中山 市朗/著 角川文庫 家族のものが入手次第なので巻数もばらばらなのはそのせい。 第六夜は背筋がゾッとする話が良いタイミングで挿入されてる。 ふとしたことが恐怖になる、そんな感じ。 最終章とされた幽霊マンションの話は、 中山氏が新耳袋…

よつばと! 第1~6巻

あずまきよひこ メディアワークス 実はあまり期待してなかったのだけど、 すごく良い! もっと早く読んでおけば良かったと少し反省。 今後も買い続けOKの漫画本になること確実。 5歳のよつばを中心にした周辺の人々との日常生活漫画。 どちらかというと普通な…