2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
coco 早川書房 出ていたので驚き。 8年ぶりの新作にして最終巻。 にしては、作中ネタ元は古いのもあったし、 中の世界はそれほど時間はたっておらず 絵柄は変わっていたが懐かしかった。
和ヶ原聡司/著 電撃文庫 久しぶりか、魔王さまがずっと働いていた。 あまり進んでいないけれど、 脇役の人間たちにもネタバラシということに なり最終決戦の準備をしているようだ。
篠田節子/著 講談社 不思議な話だった。 作中作『聖域』も超大作を予感させる内容。 主人公? の編集者の執念が強い。
村上春樹/著 新潮社 <収録作品> 『ねじまき鳥と火曜日の女たち』『パン屋再襲撃』『カンガルー通信』 『四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』 『眠り』『ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーラ…
上遠野浩平/著 電撃文庫 発売当時、結構売れていたのは知っていたが 読むのは初めて。 アニメ観てから読んでみた。 アニメでよくわからなかった部分が小説で補完された感じ。
村上春樹/著 カット・メンシック/訳 新潮社 <収録作品> 『パン屋を襲う』『再びパン屋を襲う』 シュールなイラストと合う話。 『パン屋を襲う』は初読。 『再びパン屋を襲う』こと『パン屋再襲撃』で語られていた 内容だしタイトルどおりだけどシュールな…
桜木紫乃/著 集英社 釧路のラブホテル「ホテルローヤル」に 関わる人間模様の連作短編集。 直木賞受賞作。 話は逆時系列で構成されている。 暗めな作風だが読後感は悪くなかった。
スティーヴン・キング、ピーター・ストラウブ/著 矢野浩三郎/訳 新潮文庫 アルバート・フィッシュを模した子どもたちの連続誘拐事件が まさかの異世界ファンタジーになるのに驚きだが あまり内容は合わないかな。 キングの他のファンタジー作品とリンクして…
ポール・アダム/著 青木悦子/訳 創元推理文庫 イタリアが舞台で、登場人物もほぼイタリア人だが 作者はイギリス人らしい。 タイトルは内容そのまま示したもの。
米澤穂信/著 文藝春秋 隔離された設備での共同生活と殺人。 本当に悪趣味な場所だった。 登場人物誰もがあまりミステリ小説知らなそうなのが 気になっていたら、後半の展開でそうきたと。
樫木祐人 KADOKAWA 小さくてもみっちり描かれている いつもの日常物語。安定していてどこからも読める。
海法紀光/作 千葉サドル/画 芳文社 就職(活動)編。 外部との連絡はついたが四面楚歌状態に。 最後のドローンは大学メンバーかな? 次巻で完結とのこと。
秋川滝美/著 アルファポリス 結婚話が出てきた、 のだがここから引き伸ばしが入らないか心配。 人気シリーズだけど終わるときはすっぱり完結してほしい。
宮木あや子/著 集英社 この人には校閲ガールシリーズなど 軽めな話だけ読んだことあったので 本作のような耽美幻想小説に新鮮さを感じた。
エリザベス・ウェイン/著 吉澤康子/訳 創元推理文庫 創作だけど戦争の過酷さがよく描かれている。 ローズ自身は強制収容所での生活は半年くらいだけど それでも気が遠くなるとおなキツさが感じられた。 本作ではあまり取り上げられない ポーランド人少女たち…
乾くるみ/著 原書房 ミステリのはずなのに、1980年代という時代背景での ラブストーリーが最後まで続く。 途中で叙述ミステリだとは気づいたけど それでも最後のページには驚かされた。
幸田真音/著 集英社 ファッション業界でサクセスを目指す 主人公の成長物語。 東京、ミラノ、パリ、ニューヨークと 世界が舞台なのに関係者が狭いのと 大きく話が変わる部分が漫画的なのは気になったが 勢いと迫力で一気に読むことができた。
ハーラン・エリスン/著 浅倉久志、伊藤典夫/訳 ハヤカワSF文庫 <収録作品> 『世界の中心で愛を叫んだけもの』『101号線の決闘』『不死鳥』 『眠れ、安らかに』『サンタ・クロース対スパイダー』『鈍いナイフで』 『ピトル・ポーウォブ課』『名前のない土地…
乾くるみ/著 新潮社 軽めに読めた。 後日談があるともう少し楽しいかもだが バッドエンド話もあるしどうだろう。
レマルク/著 秦豊吉/訳 新潮文庫 こちらも戦争もの。 第一次世界大戦に従軍した一青年の記録。 想像に反してとても読みやすかった。 読む前はずっとフランス側の話かとおもっていたが (著者の名前がフランス風だから?)実際はドイツ側の話だった。 近代戦…
ジョナサン・リテル/著 有田英也/ほか訳 集英社 元ナチスSS将校が戦後フランス人のふりをして日常おくってから 数十年後に戦争時を回想話。 主人公の複雑な過去や性癖と並行して ソ連侵攻・アウシュビッツ等強制収容所のエピソード などが絡み合って読み応え…