2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

吉原手引草

松井今朝子/著 幻冬舎 直木賞受賞作品。 失踪した花魁、葛城の謎を追う聞き手が 関係していた人々に話を聞く形式で謎を解く時代小説もの。 聞き手なる人物が吉原初心者という設定なので 話を聞くついでに吉原とはどういうところなのかも 自然に説明されてい…

桐生先生は恋愛がわからない。 第3巻

小野ハルカ 小学館 京都取材旅行編がメイン。 アサシン、軍師とも徐々に距離が縮まって どちらとカップルになるかはまだわからない。

開幕ベルは華やかに

有吉佐和子/著 新潮社 有吉佐和子流のサスペンスもの。 事件そのものよりも大女優の怖さの方がすごかった。 特に最後の最後のセリフが。

グリンゴ 全2巻

手塚治虫 小学館 絶筆作品その1。 勝ち組村での相撲大会の朝で終わったが 結末はどうなったのだろうか。 主人公が田舎の草相撲チャンピオンという経歴が ピンチを救う場面がたびたび出ているのが面白い。

みつめさんは今日も完食 第1巻

山崎童々 小学館 ぼんやり読むのにはいいタイプの 実在店紹介グルメ漫画。 登場人物や食べ物擬人化のテンションは高いが。

俺物語!! 第13巻

河原和音/作 アルコ/画 集英社 完結。 表紙がゴマってすごいけどぞわぞわした。 あまり引き伸ばしをせず、綺麗に完結してよかった。

北斗の拳 イチゴ味 第6巻

河田雄志/作 行徒妹/画 徳間書店 さすがにマンネリ化してきたなあ。

ベーコン

井上荒野/著 集英社 食べ物のタイトルがついた短編集。 ほのぼの系と思いきや ほとんどが不倫かモラルに反した状態の話ばかりだった。

借金取りの王子

垣根涼介/著 新潮社 シリーズ二作目。 前作よりもこなれてきてかつ良い方向に まとまってきているので続けて読んでみようかと思わせた。

居酒屋ぼったくり

秋川滝美/著 アルファポリス 「なろう」発の小説でルビが多いので警戒したが、 中身は大人向けの人情話で読みやすかった。 疲れているときにちょうどいい感じ。 主人公の女主人がいい子すぎなのは 続きで足を引っ張らないかは心配だが。

千と万 第3巻

関谷あさみ 双葉社 完結巻。 全部で一年間の話だったのだと理解。 読み直すと、のちの話に関連するエピソードが 混じっているがわかる。

無戸籍の日本人

井戸まさえ/著 集英社 明治時代からの法律が DNA鑑定等の発達している現在まで残っているため やむをえず無戸籍になる子どもが発生する現実。 子ども自身は悪くないのに。 社会問題で考えさせられる。

君たちに明日はない

垣根涼介/著 新潮社 シリーズものらしい、第1作。 リストラを代理代行する会社という 設定は面白かった。 リストラと重い話のはずが内容軽め。

日本を捨てた男たち

水谷竹秀/著 集英社 サブタイトルが『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』。 日本を飛び出してフィリピンでホームレスもしくは それに近い生活をしてる日本人のルポ。 日本では生きづらかった人たちばかりだが 正直気の毒さよりも自分勝手…

魔法使いの嫁 第6巻

ヤマザキコレ マッグガーデン チセに女友達ができて活動が広がるが、 それに対してエリアスが嫉妬めいているのが可愛らしい。 しかし、この漫画のイギリス料理はなんか美味しそうに見えるのであった。

毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記

北原みのり/著 講談社文庫 今更ながら読んだ。 事件が発覚したのは2009年と随分たっているなあ、 現在はなんと獄中結婚してるらしい。 本書でも只者ではないエピソードが出ているが今もなおか。 支援者(獄中結婚した相手?)経由でブログもやっているが字も…

夜また夜の深い夜

桐野夏生/著 幻冬舎 日本人だが無国籍のマイコ。 スリリングだが、なんか釈然としない話だった。

昭和元禄落語心中 第10巻

(KCx)"> (KCx)" /> 雲田はるこ 講談社 完結。 まさかあの世の話まで出てくるとは思わなかった、 10巻の内容は全く予測ができなかった。 あちらの世界の落語が消えなかったのと 松田さんが最後までお元気なのがよかったな。

駅長さん!これ以上先には行けないんすか

北尾トロ/著 河出書房新社 日本の(といってもほぼ関東圏)の 終着駅に行ってみる話。旅要素は低い。 相方が最初うっとおしかったが後半では馴染んでたのでよかった。

避雷針の夏

櫛木理宇/著 光文社 閉鎖的な田舎の人の怖さ。 この結末はハッピーエンドなのかな。

ライオンブックス 全3巻

手塚治虫 講談社 古今東西さまざまなシチュエーションの短編集。 今回初読もあるが、『マンションOBA』はどこかで読んだことがある。 『百物語』はタイトル知っていたけど初めて読んだ。 手塚治虫が好きな『ファウスト』がモチーフ。

キャプテン 第1巻

ちばあきお 集英社文庫 「少年ジャンプ」の中で 一番<努力>が描かれたマンガだと思う。 谷口の皆を裏切らないための努力が魅力的。 でも思ったより話の展開が早かった。

白暮のクロニクル 第9巻

ゆうきまさみ 小学館 最終章に入ったかな? 未年の殺人鬼の正体も見えてきたし。 緊張感ある引きに期待。

フイチン再見! 第8巻

村上もとか 小学館 不幸なエピソードでつらいが 代わりといってないが、フイチンさんが生み出される。 時系が1巻に追いついてきた。 わたなべまさこや田村セツコが登場。