2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

長い長いさんぽ

須藤真澄 エンターブレイン なんか、エンターブレインの漫画ばかり読了だ。 ゆず最期の本。なので、『ゆず』『ゆずとまま』を読んでから読んでね。 可愛い絵柄で、壮絶な話が描かれている。 まさかこういう話が読めるとは、『ゆず』『ゆずとまま』を 読んで…

エマ 第5巻

森薫 エンターブレイン ファンタスティック! な5巻。

ねじの回転 デイジー・ミラー

ヘンリー・ジェイムズ/著 行方昭夫/訳 岩波文庫 収録作品/『デイジー・ミラー』『ねじの回転』 何度読んでも面白いなあ。 結構内容書いてみる。

灯台へ

ヴァージニア・ウルフ/著 神輿哲也/訳 岩波文庫 去年の挫折本を読了したよ。 文章に慣れなくて挫折した記憶ありだけど、 『ダロウェイ夫人』を読了したことで慣れたらしい。 『灯台へ』のラムジー夫妻および子供達のモデルが 著者自身の両親と兄弟達という背…

三銃士

(上)(下) アレクサンドル・デュマ/著 竹村猛/訳 角川文庫 名作だな! ご存知ダルタニャン+三銃士の冒険物語。 日本だとタイトルになっている三銃士の印象が強いのだけど、 実際には一番若いダルタニャンが、賢くというか要領よいです。 あと、覚え書きと…

ノーマーク爆牌党 全9巻

片山まさゆき 竹書房 麻雀わからない人が麻雀漫画を読んでみるその4。 麻雀の天才爆岡と、彼を越えようとするテッペキ。 内容的にテッペキが主役なのだが、 爆岡に勝つためにひたすら努力の過程が 最終巻で上手くまとまってる。 テッペキもある意味天才じゃ…

ルーザーズ・サークル

片山まさゆき 講談社 ヤンマガKCスペシャル 競馬わからない人が競馬漫画を読んでみる。 これはさすがに最後まで読んだけど、 馬券やらあの独特の数字やら全く理解不能なので なぜ主人公が負けてるのかがわからんです。

ザ・タックスマン

竜巻竜次 東京三世社 CITY COMICS 奥付みたら1984年発行だよ。 ある意味とても貴重な漫画らしいよ。 絵柄もそうだが、80年代の時代背景色濃いSFコメディ漫画集。 どの話もタモリ顔の青年が出てくるのが特徴。 正直どういう人がわからなかったのですが、 ご本…

囁く谺

ミネット・ウォルターズ/著 成川裕子/訳 創元推理文庫 失踪事件、テレビで放送しているのは怖い。 小説だとそれ程怖くないけれどやはり怖い。 ウィリアム・ブレイクを思わせ、 ビリー・ブレイクと自称し、餓死した男の正体とは。 ストーリーはぐいぐい読ませ…

テロリストのパラソル

藤原伊織 講談社文庫 江戸川乱歩賞&直木賞を同時受賞作。 驚愕のラストという程ではないが 人物の動かし方や文は上手い。一気に読ませる。 しかし、他の作品もそうだけど 全共闘の思想はどうしてもよくわからないけど。

パンドラ・ケース―よみがえる殺人

高橋克彦 文春文庫 団塊の世代の青春時代を書いたミステリ。 仲間の13回忌を兼ねた同窓会。 そこで殺人事件が起こる。 なぜ殺人が起こったのかの原因のヒントは、 タイム・カプセルに隠されていた……。 相変わらず話を大きく広げるよね。 同窓メンバー2人だけ…

古都

川端康成 新潮文庫 京都を舞台にした、立場の異なる双子姉妹の再会物語。 これを書いている当時の、川端康成自身病気で大変だったらしい。 そのためか物語の空気が不思議なものになっている。 あと、無名時代に少女小説を書いていた頃の 名残りがある気がす…

妖怪伝説奇聞

東雅夫 学習研究社 妖怪の在所へ行っての取材を、 こ難しくない文章と写真でまとめてあるもの。 いろいろあるけれど、「件(クダン)」ネタが中心という印象。

グミ・チョコレート・パイン 第1、2、4巻

原作/大槻ケンヂ 作画/佐佐木勝彦&清水沢亮 講談社KCデラックス 原作の完結編『パイン編』まだ未読。 しかも、漫画は3巻はないし、4巻で完結ではない。 漫画版4巻は『チョコレート編」の途中あたり。 美甘子に関わるエピソードはほぼ原作通りに沿っている…

哭きの竜 全9巻

能條純一 竹書房 麻雀わからない人が麻雀漫画を読んでみるその3。 つまりは、話の作り方が上手ければ それなりに面白く読めるものだ。 哭きの竜はじめ、彼を取り巻くヤクザたちもアクが強すぎ。 皆、竜が大好きだし人死に過ぎだし。 第1巻で、なぜか目を見え…

風の獅子

能條純一 竹書房 麻雀わからない人が麻雀漫画を読んでみるその2。 勝負に負けない限り麻雀やめられない主人公。 顔が『月下の棋士』の主人公と区別つきません。 まあ、ダークだ。

はっぽうやぶれ 全6巻

かわぐちかいじ 麻雀わからない人が麻雀漫画を読んでみるその1。 軍事? 漫画ばかり描いているイメージだけど、 麻雀漫画でブレイクしたと旦那は言っていた。 (麻雀漫画は旦那実家から持って来たのです) 途中の麻雀新撰組結成からラストまでの流れの 持っ…

陸軍中野予備校 全6巻

安永航一郎 小学館サンデーコミックス 6巻だけ去年の夏ごろに読んでて 意味不明な漫画だったのが、やっとわかったところ。 途中から読んでもわからないのは、 登場人物の設定に頼っているから? 全体を読んでみて、 4巻以降が話がだらけぎみになってる感じが…

団地ともお 第1巻

小田扉 小学館ビックコミックス 平成のお話なのに、絵柄のせいなのか 話の内容のせいなのか凄く昭和チックな世界の話。 昭和の団地生活は、漫画の世界と近いものがあったけど、 今もそうなのだろうか? 漫画のともお達は幼すぎだよ、と思ったものだが、 先日…

夜のフロスト

R・D・ウィングフィールド/著 芹澤恵/訳 創元推理文庫 シリーズ3作目にあたる。どんどん分厚いよ! 2001年発行で、その時に読んで以来なので フロストの性格以外はすっかり内容忘れていたや。 まあ、推理しながら読まなくてもいい系なミステリ (一応警察小…