2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
柚月裕子/著 集英社 定年退職した元刑事が お遍路を通して現行する事件と過去の事件を振り返る。 重い話であったが、タイトルどおり 慈雨のシーンに救いがあった。
ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 文藝春秋 リンカーン・ライムシリーズ5作目。 敵はイリュージョニスト、と最初から判明しているが 正体はなかなか明らかにならなかったり マジックを通じての騙しのためか最後まで油断ならなかった。
前川裕/著 光文社 著者の名前を知ってなかったら ノンフィクションかと思わせる構成の フィクションミステリ。 川口事件とされてるが舞台は八王子。 現実の事件のようなもやもやした内容で終始している。
ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 文春文庫 リンカーン・ライムシリーズ4作目。 中国からのギャング蛇頭の「ゴースト」との対決。 本当に油断ならない展開。 ゲストキャラクターのソニー・リーがとてもいいのに なんてことな展開で悲しい。
ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 文藝春秋 リンカーン・ライムシリーズ3作目。 今回はニューヨークを離れて南部が舞台。 南部怖いと北部人目線な感じで読んでしまう。 シリーズもので続編あるから安心はできるが、 それを知らないと主役側が全て…
野田サトル 集英社 ロシアから日本へ戻る。体感的に長かった。 本筋の人皮刺青と金塊の謎の話に戻りつつある。
モー・ヘイダー/著 北野寿美枝/訳 早川書房 精神科医療施設を舞台にした サスペンスミステリ。 結構怖い展開になりそうだったが途中で 思わぬ方向に行っていい意味で驚いた。
シーグリッド・ヌーネス/著 村松潔/訳 新潮社 余命2、3年の老犬と過ごすことになった 初老の女性小説家の物語。 私小説風だがそうでなさそうな部分もあったり なんとも不思議で静かな雰囲気がある。
柚月裕子/著 中央公論新社 白骨死体と一緒に埋められていた 伝説の将棋駒を巡って、 一人の男性の人生と事件を追う刑事たちの 話が交差し進む。
宮尾岳 少年画報社 結構順調に二度目の人生を進んでいた主人公が 急に現代に戻っていたのでこれで終わり? とびっくりした。娘の結婚相手はオタクでなくなってる? あと、あとがき漫画にも騙されかけた。
グレン・エリック・ハミルトン/著 山中朝晶/訳 ハヤカワ文庫NV 出だしから終わりまで破城なしの物語。 泥棒の祖父からの手紙をきっかけに 故郷へ戻った陸軍軍人の主人公が 事件に巻き込まれる。
菅浩江/著 祥伝社ノン・ノベル ホラーにいつ転ぶのだろうかという ハラハラ感がほぼ後半まで続くミステリ。 京都独特の雰囲気が味わえる。
ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 文藝春秋 シリーズ2作目。 今回は、最初から犯人はわかっているが 正体は不明な暗殺者を追う。 主人公側のメンバーよりも 犯人側の方が残酷だけど妙に人間ぽくて ドジっ子部分もあるなーと思いつつ読んでいたら …
ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 文藝春秋 リンカーン・ライムシリーズ一作目。 映画版は観たことあったが原作は初めてだった。 事件の真相への伏線が見事で無駄なく 本の厚みはあるがスピード感があった。
グレッグ・ルッカ/著 古沢嘉通/訳 講談社文庫 アティカス・コディアックのシリーズ番外編で 私立探偵ブリジット・ローガンが主役の話。 彼女の過去話が結構壮絶。 だからか他の人をぎりぎりのところまで 頼らない苦しい選択をしていた。
ジョン・スコルジー/著 内田昌之/訳 早川書房 ヘイデン症候群というパンデミックの後遺症を 抱えた人たちがいる近未来を舞台にしたSFミステリ。 ヘイデンである主人公の新人FBI捜査官を含め 周囲の登場人物も魅力的。
誉田哲也/著 KADOKAWA 女子高生のガールズバンド青春小説。 途中暴力シーンが出てくるのでヒヤヒヤしたが 綺麗に完結。
舞城王太郎/著 講談社 <収録作品> 『イキルキス』『鼻クソご飯』『バッキャラ魔道』 ディスコ探偵の話への前準備的な話だった。 (『バッキャラ魔道』は除く) 掲載誌は純文学系だが。