2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

闇の中の哄笑

半村良/著 角川文庫 嘘部三部作の最終作。 首相暗殺計画とかぶっそうな話が出てきて 高級ホテル内での疑心暗鬼的空気が見事。 人間は嘘つきであるという結論なのか。 部外者の板前を軍人と勘違いするのは笑えた。

闇の中の黄金

半村良/著 角川文庫 嘘部三部作の二作目。 一作目は嘘を仕掛ける側の話だったが 今回はその嘘の陰謀に巻き込まれる側の話。 読者側はからくりに最初から気づいているので 主人公の行方がどういうオチになるか気になって読んだ。

闇の中の系図

半村良/著 角川文庫 嘘で世間を操作し歴史の裏で暗躍していたという 一族の設定がユニーク。 主人公の嘘の才能も天才的。

処刑御使

荒山徹/著 幻冬舎 荒唐無稽な話で 素直に笑いながら読んでいいんだよね。 伊藤博文がまだ16歳で無名な存在だったとき 未来から「処刑御使」という 朝鮮忍者というか妖術士たちが暗殺しようとやってくる。

潮が舞い子が舞い 第3巻

阿部共実 秋田書店 高校生たちのみならず、 町の住民もいい人ばかりで優しい世界。 表紙のバーグマンは黙った入れば可愛いだが、 話をすると台無し。

亜人 第16巻

桜井画門 講談社 入間基地にての佐藤との対決に なかなか決着がつかず。 以前のエピソードより巻数超えそう。 圭くんは、記憶喪失になっても全く引き伸ばしせず すぐ自分の状況判断できてすごい。

レギュレイターズ

リチャード・バックマン/著 山田順子/訳 新潮社 リチャード・バックマンの「遺作」。 子供の悪夢のような世界かつ パニック的シチュエーションの連続。 一斉銃撃されたときに、通りに窓が面する一軒家だと 逃げられる部屋がほとんどないのは、確かに。