2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

百鬼夜行抄 第16巻

今市子 朝日コミック文庫 今回は結構強い話が収録されていた。 このシリーズ、お見合いと葬式エピソードが多いな と今更ながら思う。

バッカーノ!1710―Crack Flag

成田良悟/著 電撃文庫 既刊本ですでにネタバレはされているとはいえ、 ここであの登場人物が退場するとは。 1700年代の過去編を読むと、 ヒューイの印象が変わってくる。

バッカーノ!1931 臨時急行編―Another Junk Railroad

成田良悟/著 電撃文庫 フライングプッシー号事件の前後、 そして事件真っ只中の語られなかった出来事を 補足する内容。

バッカーノ!2002「B side」―Blood Sabbath

成田良悟/著 電撃文庫 A Sideで出た船の片割れである 日本から出港した客船でも事件発生。 後半は物語の解決編になるが、 本作でいろいろな事件の背景にいた黒幕が登場。

バッカーノ!2002「A side」―Bullet Garden

成田良悟/著 電撃文庫 双子豪華客船で起こる壮絶バトル。 いろんな組織がある目的を持って 豪華客船を乗っ取ろうとするが。。。

時間線をのぼろう

ロバート・シルヴァーバーグ/著 伊藤典夫/訳 創元SF文庫 SFのみならず、ミステリやノンフィクション、 ソフトポルノ小説も書いてきた作者らしく、 いろいろな要素を取り入れて エンタテインメントな作品に仕上がっている。 タイムパラドックスのパターンが多…

脱出老人

水谷竹秀/著 小学館 老後をフィリピンで過ごす人たちの様々な人生模様。 数年前の話なので、現在の治安不安の状況だと また変わっている部分があるだろう。 メイドつきで豊かに暮らす人からスラム街で現地人と一緒に 働く人など様々だが、孤独がつらい人には…

コンタクト・ゾーン

篠田節子/著 毎日新聞社 予備知識なしだったので 死線をさまようレベルのサバイバルものに驚き。 初登場時にはとてもいけ好かなく 傲慢な感じの日本人OL三人が紛争に巻き込まれてから、 したたかに生き延びるため行動力があり 勢いがあり面白かった。

バッカーノ!1705―The Ironic Light Orchestra

成田良悟/著 電撃文庫 いきなり過去編。 イタリアのぶっそうな地方都市が舞台で 不死者になる前のヒューイとエルマーの出会い。 二人の性格がどう築かれたかの背景が少し見える。

バッカーノ!1934 完結編―Peter Pan In Chains

成田良悟/著 電撃文庫 獄中編、娑婆編で起こったことが 収束する完結編。 結構都合よく人が集まっちゃう理由も明かされている。 ごちゃごちゃしているが無事まとまって安心。

バッカーノ!1934 娑婆編―Alice In Jails

成田良悟/著 電撃文庫 こちらは、刑務所の外では 何が起こっていたかの娑婆編。 シカゴにイかれた人物ばかりが集合。 どんどん新たな登場人物が登場する。

バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails

成田良悟/著 電撃文庫 前作で予告あった獄中編。 1934年は3冊分あり、完結編へ向けての 伏線をここで張っている。

ワカコ酒 第9巻

新久千映 徳間書店 天ぷらや揚げ物の話が多かった印象。 と、改めて見返すとそうでもなかった。 マグロの解体ショーすごい。

ゴールデンカムイ 第11巻

野田サトル 集英社 いろいろこじれた人間ばかり出て強烈だったが、 後半で新たな変態が登場、、、 この変態設定はいいのかと戸惑うばかり。

悪魔くん

水木しげる ちくま文庫 山田真吾版の悪魔くん。 おそらく、当時の実写ドラマのベースのようだ。 話の展開やオチがシュール。

幽霊艦長

水木しげる ちくま文庫 ホラーものではなく、南方戦記もの。 経験者ならではの内容である。

たたらの辻に…

ささやななえこ 角川ホラー文庫 民俗系アクション風ホラーものといったころか。 義理の姉弟の恋愛部分は 少女漫画雑誌連載だから取り入れられてる?

死霊の叫び―古賀新一恐怖傑作集

古賀新一 角川ホラー文庫 1970年代と1990年代の作品が収録。 1990年代の作品の時代背景が どうしても1970年代ぽく見えてしまうのだった。

バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ

成田良悟/著 電撃文庫 上下でサブタイが微妙に違う。 また人が多めというか、新手の組織登場だが 登場人物リストがついていたので混乱が避けられた。

バッカーノ!2001―The Children Of Bottle

成田良悟/著 電撃文庫 1930年代から一気に時代が飛んで2001年。 地図にない閉鎖された村での事件で 登場人物はいつもより少なめで アクションよりもミステリ要素が強め。

バッカーノ!1932 Drug & The Dominos

成田良悟/著 電撃文庫 シリーズ4作目。 ギャング一家がどれがどれなのか 少しごちゃついてしまったが、 一応綺麗にまとまりはついた。

自閉症裁判―レッサーパンダ帽男の「罪と罰」

佐藤幹夫/著 洋泉社 浅草女子短大生殺人事件ことレッサーパンダ帽事件の 裁判と、被害者加害者周辺の人々へのインタビューを行ったルポ。 犯罪を起こした障害者が、罪を犯したことをきちんと理解させ 反省させることの難しさともどかしさが浮き彫りにされて…

国家の謀略

佐藤優/著 小学館 初期作品。 インテリジェンスとは何かということが わかりやすく説明されている。

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

田中森一/著 幻冬舎 極貧の家庭から、検察庁勤務、 バブル期に弁護士に転身して 裏社会の人々と繋がり逮捕と波乱万丈な半生記。 その後どうなったのか確認したところ 2012年に仮出所しほどなく2014年死亡とのこと。

バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad

成田良悟/著 電撃文庫 鈍行編とは別視点の物語。 なんだか描写不足に感じたり、謎だった部分が こちらの特急編で全て明らかになる。

バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad

成田良悟/著 電撃文庫 ニューヨークへ向かう、豪華機関車内での 血で血を洗う闘争。 前作で登場した人物もいるが、 新たに登場した人物の方が多い。 うっかり乗り合わせた一般人が気の毒。

我、拗ね者として生涯を閉ず

本田靖春/著 講談社 ノンフィクション作家の自伝にして遺作。 主に、読売新聞の社会部記者時代が書かれている。 過酷な闘病生活を送りながら連絡されていたためか、 同じ内容の繰り返しがあったり 主観的な感情を交えた描写もあるが、 内容が当時の熱気を感…

はたらく魔王さま! 0-II

和ヶ原聡司/著 電撃文庫 魔界過去編第2弾。 一部16巻の続きもあるが。 魔王軍四天王が揃う話。 女悪魔が初登場だったが萌えじゃないのにウケた。

高い城の男

フィリップ・K・ディック/著 浅倉久志/訳 ハヤカワSF文庫 第二次大戦で、 日本とドイツが勝利した世界を書いたディストピアもの。 ここで書かれているアメリカの生活は、 それほどひどい感じには見受けられなかった、というのは 日本人から見た感想になるの…

ハイド

ダニエル・ルヴィーン/著 羽田詩津子/訳 KADOKAWA 『ジキル博士とハイド氏』をもとにして ハイド氏の視点から描く物語。 オリジナルの話をさらに肉付けした内容で 割と説得力ある物語になっている。