2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ナイチンゲール (上) (下)

クリスティン・ハナ/著 加藤洋子/訳 小学館文庫 第二次世界大戦下のフランスを舞台にしナチスに対抗するレジスタンスの姉妹の物語。姉妹が覚悟を決めるまでまでの上巻がイラついて仕方がないが下巻から一気に面白くなる。

聖母の深き淵

柴田よしき/著 KADOKAWA RIKOシリーズ2作目。緑子が母になって1作目よりも穏やかな性格に。事件は彼女に降りかかる災いは1作目同様だしLGBTエピソードも1990年代半ばという時代背景のせいか。別作品の主人公の探偵、麻生が登場するのは本作が初だが作中の時…

RIKO―女神の永遠

柴田よしき/著 角川書店 第15回横溝正史賞受賞作でシリーズ1作目。警察小説だが事件自体も警察組織内も性暴力多くて笑えない。主人公緑子の人生が辛い。事件の結末の着地点が強引な感じ。

クリフトン年代記 第7部

ジェフリー・アーチャー/著 戸田裕之/訳 新潮文庫 シリーズ完結。ハリー・クリフトンの生涯が終わる。ハリーらしい亡くなり方だった。1部からの謎であったハリーの父親は誰かなのかもちゃんと解決されていた。

カッコーの歌

フランシス・ハーディング/著 児玉敦子/訳 東京創元社 第一次世界大戦後のイギリスが舞台。病弱な少女トリスが体験する不思議な七日間の物語。20世紀という近代・現代的な世界の裏で妖精的生き物や魔法、「取り替えっこ」の謎などスリリングで勢いがある。

ベイカー街の女たち

ミシェル・バークビイ/著 駒月雅子訳 角川文庫 タイトルからわかるとおりのシャーロック・ホームズのパスティーシュ小説。ホームズとワトスンを陰で支えているハドソン夫人とメアリー・ワトスンの冒険譚。お約束登場人物勢揃いでサービスたっぷり。

私立探偵・麻生龍太郎

柴田よしき/著 KADOKAWA RICOシリーズを全く読んでないが麻生龍太郎はそこから派生したキャラクターらしい。元刑事で事件に対して天才的勘が働くが人間的には不器用である。収録された話で起こる事件は最初はそうでもないが進むにつれてややこしくなって先が…

クリフトン年代記 第6部

ジェフリー・アーチャー/著 戸田裕之/訳 新潮文庫 時代は1970年代へ。まだ残っている三人の敵の決着が一応ついた?なんだか自滅していった感があるが。ハリーは代理であるがノーベル賞授賞式でスピーチ、エマはサッチャーが首相へとなるきっかける与えると世…

二重拘束のアリア

川瀬七緒/著 小学館 賞金稼ぎスリーサム! の2作目。日本初の刑事事件専門調査会社を立ち上げた三人組に謎の夫婦殺し合った形跡がある殺人事件の再捜査依頼が入る。今作でも、事件の真犯人像が怖すぎ。

クローゼットファイル

川瀬七緒/著 講談社 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介2作目。今回から正式に警察のアドバイバーとなって物語の範囲が広がった。従来どおり未解決事件の解明が中心であるが、桐ヶ谷が防ぎたい児童虐待児への事件にも介入できるようなって警察と連携するメリットが生まれ…

諸星大二郎劇場 第5集 アリスとシェエラザード~仮面舞踏会~

諸星大二郎 小学館 第4集に引き続き、栞と紙魚子、19世紀イギリスバージョンの女傑二人組の短編集。ライバルというか敵キャラが登場。前作から引き続き登場するサブキャラもあり幽霊含めにぎやか。

影を呑んだ少女

フランシス・ハーディング/著 児玉敦子/訳 創元推理文庫 17世紀のイギリスが舞台。カトリック対ピューリタンの内戦中の時代、幽霊を取り憑かせることができる一族の血を引く少女の成長物語。最初は何も持たない少女メイクピースがいろいろな試練を経るごとに…