2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
よしながふみ 白泉社 ネタバレなことしかないですな。 -----------
絲山秋子/著 講談社 自宅のドアの鍵穴がなくなって家に入れない、 というのが発端となって次々奇妙な出来事が主人公の降りかかる。 現実と夢が交互したり、犬が喋ったりするが ファンタジーぽいが、それでも日常世界と繋がっていて不思議な話だなあ。
津村記久子/著 朝日新聞出版 結構長め? 老朽化したビルに通う三人の人物がメインの 淡々とした日常。 とはいえ、突如非日常イベントが起こるので のんびり読んでいるとびっくりする。 台風ネタは別作品でもあるが上手いなあ。 会社員にとっては非日常イベン…
コニー・ウィリス/著 大森望/訳 『ブラックアウト』での謎や伏線が『オール・クリア』で回収される。 登場人物が時代によって名前が変わるので誰が誰となったりするが、 話は次がどうなるかが気になる展開でぐいぐい読まされた。 第二次世界大戦時のイギリス…
青池保子 秋田文庫 ちょうどきりの良いところまで。 まあ伯爵がちょっかいかけなければ話が拡大しないことはわかった。 冷戦時代はここまでらしい。
サンドロビッチ・ヤバ子/作 だろめおん/画 小学館 絶命トーナメントが開催! 直前のトーナメント決めも何気に熱い。 捨てキャラが一人もいないらしいので今後の仕合が楽しみだが どのくらいでまとめるのだろうかね。
岡部閏/著 小学館 綺麗な表紙に対して中身がエグい(褒めてる)。 世界鬼の謎が一歩前進したかな? というか、現実世界にまで世界鬼が登場で 足立が相変わらず死亡フラグぽいけど大丈夫だろうか?
福田和也/著 角川春樹事務所 明治から昭和にかけて存在した、只者でない人物たちの話。 スケールが大きく偉人というよりは 奇人に近い人が多い。もう少し深く語られているより面白かっただろう。
小野不由美/著 メディアファクトリー 『残穢』のエピソードも収録されている実話風怪談集。 怖いというよりも気味悪かった。
辛酸なめ子、竹田恒泰/訳 扶桑社 タイトルのテーマに沿った対談集。 思ったよりもおちゃらけてはいなかった。 辛酸なめ子なのでスピリチュアルネタは当然あったが。
コニー・ウィリス/著 大森望/訳 早川書房 海外小説って、ベテランになるとどんどん長くなるのが 多い感じがする。本作は2部作の前半である。 オックスフォード大学の史学生のタイムトラベルシリーズで、 作者念願のロンドン空襲の時代を扱っている。 このあ…
モー・ヘイダー/著 北野寿美枝/訳 早川書房 シリーズ5作目? らしいがいきなりポケミス登場。 過去ネタらしいのもチラホラしてるが、そこが不明でも読めた。 主要人物が皆トラウマ持ち。 話は冗長ぎみで、犯人がなぜこんな事件を起こしたのかがよくわからな…
吾妻ひでお イースト・プレス 300ページ強! 強気で上下巻にしてもよかったのでは? アル中病棟生活を鬱々やイライラがあったのだろうが、 それをユーモアにうまく昇華させて描いている。 前作から大分時間はたっているがそれも納得! な クオリティーで凄く…
村上もとか 小学館 読んだ事はないがタイトルと絵は知っている 『フイチンさん』の作者・上田としこの伝記漫画。 お嬢様育ちだった戦前のファッションがお洒落なところも楽しい。 上田としこ以外、松本かづちや長谷川町子の意外なエピソードもあり
上田早夕里/著 光文社 蜂パンデミックものでサバイバル小説。 ここで書かれる近未来日本の姿は、 実際に起こりそうな設定で恐ろしい。 作中で怖いのは昆虫よりも人間だ、というのが特に。
佐藤優/著 岩波書店 実質『国家の罠』の続編。 刑務所生活ではなく逮捕後の拘置所生活の日記。 後に公開する前提で書いていそうな内容だった。
福澤徹三/著 幻冬舎 <収録作品> 『憎悪の転生』『屍の宿』『黒い子供』 『夜伽』『降神』 ホラーというよりも怪談的不条理な話だ。 あまり怖くなかった。