2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
辻村深月/著 マガジンハウス ラノベ風な話、と事前に聞いてたが 文章はそんな感じな、読みやすいお仕事小説。 タイトルが「覇権」であるが「派遣」と誤解されやすそうなのはわざと? 表紙とタイトルで損をしているような気がする。
スティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー/著 櫻井祐子/訳 ダイヤモンド社 副題『どんな難問もシンプルに解決できる』だと ハウツー本ぽいが、どちらかというと経済読み物。
ユッシエーズラ・オールスン/著 吉田奈保子 早川書房 作中で特捜部Qは設立してから7年という 描写があってびっくり。そんなに時間がたってるとは。 今回は嫉妬が原因の事件だったが人が死にすぎ。
乃南アサ/著 双葉社 『風紋』の続編。 時間の経過が、被害者家族および加害者家族両方の 傷を癒すのかというとそうでもなく、新たな波紋が起こる。 ラストが救いなさすぎだが考えさせられる内容。
野田サトル 集英社 活劇要素が多かった巻。 代わりに食べ物要素は少なかった。 今回出てきた変態囚人のモデルは 『悪魔と博覧会』のH・H・ホームズだろう。
村田沙耶香/著 講談社 <収録作品> 『授乳』『コイビト』『御伽の部屋』 いずれも自意識高い女性が主役。 最も気味悪い話は『コイビト』だった。
垣谷美雨/著 新潮社 バブル末期の購入した中古分譲団地の その後を描く。かなりリアルな内容で暗いが 一応救いのある結末に。
村上龍/著 文藝春秋 2017年くらい? の時代設定か。 タイトル通り、年寄りがテロを起こす話。 ほのぼのは別にしていない。 エロスはないが、バイオレンス度はとても高い。
ヤマザキコレ マッグガーデン この漫画もアニメ化かあ、もう少し原作話が ストックあってからの方が良いのではね。 シルキー生誕の話が素敵だったな。
灰原薬 新潮社 表紙が不穏な雰囲気だが 実際に本編もそんな感じ。 朝廷での権力争いが怖すぎる。 そんな中、京都の街を警護していた 業平が女性らにキャーキャー言われているのが笑えた。
垣谷美雨/著 祥伝社 1970年代に大学生だった 女性三人三様の人生。 主役が三人なので話がばらけがちだった。
恒川光太郎/著 角川書店 スタープレイヤーってシリーズものだったのか! 1作目よりも過去の話のようだったが 願いを考える難しさについて考えさせられる。
村上もとか 集英社 医学関係者として、シーボルトの娘が登場。 途中で仁の先祖に関わる人物が登場して 仁が消えそうになりそうになったりとSF要素話が 久々に出てきた。
浅野いにお 小学館 大学生活開始。 でも人類滅亡まであと半年らしい。 また時事ネタが入っているが 数年後には覚えてられてるだろうかな。 イケメン時代のお兄ちゃんが出ていてよかった。
ケン・リュウ/著 古沢嘉通/訳 早川書房 <収録作品> 『紙の動物園』『もののあはれ』『月へ』 『結縄』『太平洋横断海底トンネル小史』『潮汐』 『選抜宇宙種族の本づくり習性』『心智五行』 『どこかまったく別な場所でトナカイの大群が』 『円弧』『波』…
高野秀行/著 集英社 『謎の独立国家ソマリランド』の続編。 前作では行けなかったり庶民の生活を体験できたりと 貴重な旅行記。