2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

石原慎太郎/著 幻冬舎 石原裕次郎の人生を兄の目線から書いた小説。 理想の兄弟って感じ。 裕次郎が華やかなスター生活の裏で 怪我や病気が多かったのは知らなかった。

ひみつのひでお日記

吾妻ひでお KADOKAWA 今年三冊も出ている、むしろ大丈夫かあじま先生。 絵日記シリーズ。つい読み込んじゃうので好き。 というか、あじま先生が出てくる吾妻ひでお作品が好きだ。 女の子が柔らかそうでいいよね。 本編の前譚『ぐだぐだひでお絵日記』も 明…

藤子・F・不二雄大全集 中年スーパーマン左江内氏/未来の想い出

藤子・F・不二雄 小学館 両方とも、子どもの頃よりも大人になってから 読んだ方が、主人公の気持ちに近づける内容だった。 ユーモアあるけど結構皮肉的。 左江内氏のラストはあれでいいのかね?

音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々

オリヴァー・サックス/著 大田直子/訳 早川書房 副題長いのばかり続いて読了。 ノンフィクション系ってタイトルで説明してるな。 患者の話だけでなく、サックス自身の体験話もあり。 脳も不思議だけど、音楽も不思議。

完璧な赤―「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語

エイミー・B・グリーンフィールド/著 佐藤桂/訳 早川書房 赤の染料の元であるコチニールの歴史本。 コチニールという名前さえ何か知らなかったが 現代も一部まだ使用されてるとはね。 加工食品の材料の部分チェックしてみるといいかも。

完全なるチェス―天才ボビー・フィッシャーの生涯

フランク・ブレイディー/著 佐藤耕士/著 文藝春秋 子供のときからの天才ぶり、と20代で世界一になった後の 隠遁生活や死にいたるまでの伝記本。 映画にもなるらしいね。 解説が、この前チェス日本一になった棋士の羽生善治というのも なんかタイムリー。でも…

長門有希ちゃんの消失 第7巻

ぷよ KADOKAWA 2回目のクリスマスがきた、というか そんなにたってるのに驚き。 デフォルメ絵が未だに慣れない。。。

34歳無職さん 第5巻

いけだたかし KADOKAWA 前巻を引きずっての5巻。 こちらで半年たってるのかー。 新キャラが登場したが、それよりも初人名つきが そっちかい!

MOMOSE ― 不良のカリスマ・百瀬博教

塩澤幸登/著 河出書房新社 百瀬博教が詩人として文壇に登場する前までの、 伝記小説。本人の自伝からの引用も多い。 背景が裏戦後史としても読める。

贋作ひでお八犬伝 (吾妻ひでお作品集)

吾妻ひでお 奇想天外社 タイトルどおり『八犬伝』がベースで ハチャメチャ展開のギャグ漫画。

メチル・メタフィジーク (吾妻ひでお作品集)

吾妻ひでお 奇想天外社 半分以上は既読ものだったな。 少しのページでテンポよいギャグでまとまっている。

イノサン 第6巻

坂本眞一 集英社 まだ5巻の続きが冒頭で続いていて笑った。 シャルルがその後男らしくなって成長しているが マリーが目立ち過ぎ。あといろいろ変態的人物が出てきては消えてるが オルレアン公もはんぱなさすぎ。シャルルが次の巻で受難にあいそうだな。

アレックスと私

アイリーン・M・ペパーバーグ/著 佐柳信男/訳 幻冬舎 ヨウムは目が少し怖いので苦手だが、 アレックスの賢さには本当に感心。 いきなり冒頭でアレックスの死の話で この時点ですでに感動的。

白いエグモント (Chuko★comics―池田理代子全短篇)

池田理代子 中央公論社 1980年代前半時点での長篇以外の短篇を 収録したものらしい。 出来不出来混在でまとまっている。

ザ・コクピット 第1巻

松本零士 小学館文庫 戦場漫画シリーズ。 ドイツ人が主役のとかは割とカッコいい系だが 日本兵が主役のものはおいどん系。 だが、それが普通の人が過酷な戦場にいる感がでて良かった。

シャーリー 第2巻

森薫 KADOKAWA なんと前巻から11年ぶりの続巻。 ゆーっくりと短いお話が多めで ちょっとずつ絵柄が変わっているのもいとおかし。 可愛い13歳メイドの成長を見守るほのぼの漫画。

イカロスの飛ぶ日 (戦場ロマン・シリーズ (1))

新谷かおる 秋田書店 第二次世界大戦時の日本人飛行機乗りの 様々なエピソードが入った短篇集。 ラストの話だけハッピーエンド?

魔法使いの嫁 第2巻

ヤマザキコレ マッグガーデン 設定や絵柄はとても好み。 夜の愛し仔の秘密が少しずつ明かされてきた。 二人の距離が少し近づいてきてるのがいい感じだが 2巻のラストがとても不穏。

悪意の糸

マーガレット・ミラー/著 宮脇裕子/訳 創元推理文庫 1950年代のアメリカって上り調子なイメージあるが、 自立した女医が主役なのに、 女性はまだ弱者的立場だというのが本書でわかる。 人の善意よりも悪意が勝ってじわじわ嫌な展開への 持っていく流れが上手…

カオスノート

吾妻ひでお イースト・プレス まさか、ナンセンス・ギャグの新作が読めるとは 思わなかったし、先生仕事してたんだなーと感動。 いろんな感情が入り乱れる読後感で、とても面白かった!! 自分の中ではスルメ本になりそう。

知ってても偉くないUSA語録

町山智浩/著 文藝春秋 今のアメリカってどんな感じだろう、 というのがわかりやすい(たぶん)エッセイ本。

その手をにぎりたい

柚木麻子/著 小学館 銀座の一流寿司店へ通うOLの物語、 ということでこのタイトル。 一番不思議だったのは、バブル時代を知らない作者が なぜその時代設定を選択したのだろうということ。

しろくまカフェbis 第1、2巻

ヒガ・アロハ 集英社 小学館から集英社へ移籍。 サイズが普通の単行本版になった代わりに価格が安くなった。 書き下ろしも少しあるが、 アドベンチャーワールドの話が欠番になっていたり、 オチの絵が変更になっていたりと小学館版と異なる部分あり。

感染遊戯

誉田哲也/著 光文社 連作短篇集? かな。 恨みの連鎖が怖いな。憎しみが憎しみを生む流れ。 本作は姫川玲子が主役ではなく悪徳警官のガンテツが主役。 過去の作品とも繋がっている部分もあり。

謎の独立国家ソマリランド

高野秀行/著 本の雑誌社 ソマリア内で独立国家宣言しているソマリランドの実態を取材。 長めであるが力作。ソマリア海賊って何なのかよくわかった。

月は無慈悲な夜の女王

ロバート・A・ハインライン/著 矢野徹/訳 ハヤカワSF文庫 タイトルはよく知っていたが初読。 結構ボリュームがあって長いとは思わなかった。 犯罪者の流刑地になっていて、その子孫が住む月にて独立運動が立ち上がる。 語り手は巻き込まれ型主人公だが、彼と…