2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ベルサイユのばら 第11巻

池田理代子 集英社 40年ぶり! の新刊。 オスカルを支えてた男たちの番外編が収録。 昔のシーンを描き直してカラーで載せていたり、 なるべく昔の絵柄に近づけようという感じで なかなか意欲的であった。 成長したル・ルーも出てくる。

フイチン再見! 第3巻

村上もとか 小学館 病気のためハルピンに戻った俊子だが 会社勤めを開始し、奮闘。 苦労しているけど痛快な部分が ますます朝ドラぽい展開になっているなあ。 完結されたら実際ドラマ化されるかも。

大奥 第11巻

よしながふみ 白泉社 徳川治済が怖い、怖すぎる。 史実では70過ぎまで生きているので 次巻での男たちの病気撲滅のためのPJが失敗しそうで 不安な心地のままで一年後まで待つのか……。

わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦

メアリー・ローチ/著 池田真紀子/訳 ローチのちょっと毒舌っぽいユーモアある 視点と文章が楽しい。アメリカで人気あるのは納得。 冒頭がJAXAでの宇宙飛行士選抜の話なので 日本人にも取っ付きやすい。

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

サイモン・シン/著 青木薫/訳 新潮社 世界の暗号の歴史。 暗号自体は理解が困難な部分があって難しかったが 歴史背景は本当にワクワクする。やっぱりエニグマは魅力的だ。

同人少女JB 全4巻

一本木蛮 双葉社 『アオイホノオ』より少し後の1982年の 川崎在住のオタク女子高生が主役。 一本木蛮の半自伝漫画といったらいいかも。 こちらも『アオイホノオ』に負けず劣らず熱い漫画だった。

きのう何食べた? 第9巻

よしながふみ 講談社 シロさんが50歳!! と誕生日の話と佳代子さんが出てくる話が良かった。 なんか老いのエピソードがリアルである。

ブルーマーダー

誉田哲也/著 光文社 おっと、一作飛ばして読了してしまったが、 『インビジブルレイン』と直接続いてるので問題なかった。 本作は土地勘ある場所が多くて馴染みやすかった。 まさか、菊田があんな風になってるとは思わなかったが それでいいかもとは思う。

ワカコ酒 第3巻

新久千映 徳間書店 冬の話が中心だったなあ。 料理と酒の組み合わせが毎度楽しみだ。 しかし、この漫画もドラマ化とは……。

ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ 第5巻

宮崎克/作 吉本浩二/画 秋田書店 ブラック・ジャックや手塚治虫メインの話が減って、 周辺の人たちのエピソードが増えているが 綺麗にまとまって完結した。

インビジブルレイン

誉田哲也/著 光文社 姫川玲子シリーズ。 本作でひとまず完結風にも見えたが、まだ続編がある。 何気なく警察の腐敗ぽい部分があからさまだよなあ。

ケンガンアシュラ 第9巻

サンドロビッチ・ヤバ子/作 だろめおん/画 小学館 まさか沢田が表紙になるとは。 この巻前半頑張ったが。 アップでない表紙、中田くん仲間が増えて良かったよね。 目黒対ムテバの闘いは壮絶すぎで二回戦の相手は大丈夫なのか心配だ。

家族喰い――尼崎連続変死事件の真相

小野一光/著 太田出版 尼崎事件に関するノンフィクション。 なぜか2013年の事件な気はしたが、2012年に発覚した事件だった。 身内の事件だと、どんなに酷いことでも 民事不介入で警察が動かないのも恐ろしいが 逮捕されていないメンバーもいる風に書かれてい…

女帝エカテリーナ 全3巻

池田理代子/作画 アンリ・トロワイヤ/原作 中公文庫 ドイツ(プロシア)の小さな公国の王女が ロシアの女帝になる、ってスケールが大きい。 美人で頭脳明晰なのに男運がない……。 晩年までかっこ良く生きて欲しかったな。

おとな養成所

槇村さとる 光文社 自立して強い女性ってなんだろーと 考えさせられる。 お気楽系エッセイかと思いきやシリアス度高かった。

逝きし世の面影 (日本近代素描 (1))

渡辺京二/著 葦書房 東関東大震災の後くらいから 再評価され一部話題にもなったらしい。 江戸時代末期から明治初期にかけて 日本に訪問した外国人らの記録を通して 失われた江戸文化を読み解く。 江戸っ子は大正時の関東大震災でいなくなったと 夢野久作は述…

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

増田俊也/著 新潮社 タイトルも長いがページ数も700ページ強くらいと ボリュームある内容。 木村政彦の伝記だが、 彼の人生を通して日本の柔道、プロレスの裏歴史が書かれている。 あまり格闘技に興味がないが十分面白かった。 戦争がなければ木村はもっと凄…

帝一の國 第9巻

古屋兎丸 集英社 表紙がクリムト風。 本当にこの漫画は表紙はあれだがBLではないです、 と注意書き必要だな。 帝一にまたもや危機が陥り大変なことに。 どんどん生徒会長になるのが困難そう。

昭和元禄落語心中 第6巻

雲田はるこ 講談社 真打ちにになったはいいが、スランプに陥った 与太郎自身の落語がひょっとして見えたかも というところで続く。 与太郎が啖呵きったところからの展開がよかった。

だるまさんが転んだら

堀内公太郎/著 宝島社文庫 『鬼女まつり』より読みやすかった。 ミステリ新人賞作品をめぐる叙述?ミステリ。

動物が幸せを感じるとき―新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド

テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン/著 中尾 ゆかり/訳 NHK出版 『動物感覚』も良かったがこちらもGood。 家畜のみならず、もっと人間に身近な犬や猫などの動物の話にも触れられてる。 動物のストレスとその解消対策などためになる。

マジンサーガ 全6巻

永井豪 扶桑社 未完もの。 最初で地球が破壊され滅亡されるという 凄い風呂敷の広げ方で、人類は火星で生活してる。 タイトルからわかるとおり、『マジンガーZ』のキャラクターがベース。 『デビルマン』に出ているキャラクターが出てきてそこで未完だったの…

洗礼 全4巻

楳図かずお 小学館文庫 久々に読んだが、楳図かずおが描く 女性の心の歪みは本当に怖いなー。 本作では若さと美にこだわるあまりに 起こった悲劇が描かれている。 ※文庫版解説は全ての巻といっても いいほどネタバレされてるので注意。

天の涯まで―ポーランド秘史 全2巻

池田理代子 中公文庫 歴史漫画。悲劇のポーランド史を ユーゼフ・ポニャトフスキを主人公にして描かれている。 ので、伝記ものかと思ったら最後のあとがきで かなり虚構を入れていると書いてあって唖然とした。 出生からして架空の内容とは……。

長門有希ちゃんの消失 第1巻〜6巻

ぷよ 角川書店 ハルヒシリーズの公式スピンオフもの。 とりあえず既刊まで読了した。 小説の「消失」で「消失」したままキョンが気づかなかった世界 というところであろうか。 長門の性格が違いすぎだがそこが気にならなければいいかも。

ミノタウルス

<収録作品> 『ミノタウルス』『サラの遺言』『霊送りの島』 ささやななえこ 角川ホラー文庫 『ミノタウルス』『サラの遺言』は同じ登場人物が 出て少しコミカルさも混じった西洋が舞台のホラー。 『霊送りの島』は日本が舞台で、諸星大二郎ぽい 雰囲気の話…

夫婦サファリ 第1巻

ジョージ朝倉 祥伝社 脅迫がきっかけで結婚…… な割にはすごくラブラブな新婚生活ぶりで ほのぼのさせられる。