2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒッキーヒッキーシェイク

津原泰水/著 幻冬舎 重い部分の話もあるが 全体としては爽快なストーリーだった。

武士道ジェネレーション

誉田哲也/著 文藝春秋 これでシリーズ完結か。 大学生活はあっさり飛ばして 社会人になってしまったのと歴史史観が からんでくるのにとまどった。

モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活

やましたひでこ/著 大和書房 一部は参考になりそうだけど エコじゃない(ふきんは使わずペーパータオル使用)や 仕事着は月一で処分等は共感できず。

くじ

シャーリイ・ジャクスン/著 深町眞理子/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 <収録作品> 『酔い痴れて』『魔性の恋人』『おふくろの味』 『決闘裁判』『ヴィレッジの住人』『魔女』 『背教者』『どうぞお先に、アルフォンズ殿』『チャールズ』 『麻服の午後』『ドロ…

20年目のクラスメート

メアリ・H・クラーク/著 宇佐川晶子/訳 新潮文庫 20年ぶりの高校時代の同窓会。 クラスメイトたちが主人公以外性格悪いので 連続殺人犯は誰だとは最後まで気づきづらい。 サスペンスなので犯人のヒントがほとんどなく 唐突に正体バレするのだが。

ふしぎの国のバード 第3巻

佐々大河 KADOKAWA 会津道をやっと越えて新潟へ。 3巻では伊藤がかなりズームアップされていた。

人間仮免中つづき

卯月妙子 小学館 前作の勢いは少しおとなしめ? でもそれはそれであり。 ボビーさんには本当に長生きして欲しい。 番外編の911の話はヘビーすぎで読み返しが大変つらい。

乙嫁語り 第9巻

森薫 KADOKAWA パリヤさんに春が来たの巻。 最初が四コマ番外編だったのにびっくりだが ページも中身も厚みがあって楽しめた。

吉原まんだら: 色街の女帝が駆け抜けた戦後

清泉亮/著 徳間書店 吉原の戦後史として貴重な証言集。 面白かったが、 書いて大丈夫だったのか? という箇所もあり。

あまりに野蛮な (上)(下)

津島佑子/著 講談社 日本統治時代の台湾の描写が興味深かったが ミーチャがどんどん壊れていくのが痛々しかった。

他人のふたご

アナイス・ボルディエ、サマンサ・ファターマン/著 羽田詩津子/訳 太田出版 SNSを通して離れ離れになった双子が再開。 それはよかったね、で終わるが むしろ韓国の海外養子斡旋の方が闇が深いと思う。 全然闇の深さは書かれていないが。

ジェノサイド (上)(下)

高野和明/著 角川文庫 とてもスケールは大きくハリウッド映画風なのは よいが、もう少し短くてもいいかなと。

新装版 恐怖配達人

小池真理子/著 双葉文庫 <収録作品> 『梁のある部屋』『喪服を着る女』『死体を運ぶ男』 『老後の楽しみ』『団地』『霧の夜』 20年以上前の作品なので、世間の価値観の古さは確かにあるが 話の内容は普遍的な後味悪いものばかりだった。

幸腹な百貨店

秋川滝美/著 講談社 潰れかかった地方百貨店と商店街の 復興までの物語。 後半の復興までが急にとんとん拍子すぎで ご都合主義的であるが、明るい結末なのはいいかな。