2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

めしにしましょう 第1〜4巻

小林銅蟲 講談社 著者のブログの方を度々読んでいるので 紹介されている料理は実際どうなのかはわかっているが それでも濃すぎな内容である。 一気読みすると胸焼けが。

伊藤潤二自選傑作集 歪

伊藤潤二 朝日新聞出版 ほぼ既読ではあるが、 おまけ的な双一と富江がコラボの話が 読みたかったのであった。 双一の兄はやはりただものでないという話。

怪奇まんが道 奇想天外篇

宮崎克/作 あだちつよし/画 ホーム社 ホラーというか怪奇漫画家の紹介て 結構貴重なので、続編が出てよかった。

昭和天皇物語 第2巻

半藤一利/著 能條純一/作画 永福一成/脚本 小学館 結構展開早い? もうお妃候補登場になっている。 貞明皇后の個性結構強烈。 次では、宮中某重大事件があるのか?

インモラル

ブライアン・フリーマン/著 長野きよみ/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 分厚いけど、結構展開が早いので 一気に読める。 みんなを惑わすレイチェルの魔性ぶりが あまり魔性ぽくないのが残念。

凍りついた空 エウロパ2113

ジェフ・カールソン/著 中原尚哉/訳 創元SF文庫 22世紀、木星の衛星エウロパで初の地球外生命が発見されるが 交流まで至るまで結構大変な道のりが書かれる。 作中に図面が出たりするところは面白い。 各国や企業の様々な思惑で現場が混乱するのは わかるけど…

パディントンの大切な家族―パディントンの本〈10〉

マイケル・ボンド/著 田中琢治、松岡享子/訳 福音館書店 10巻で完結。 今度こそパディントンは暗黒の地ペルーへ 帰国するのか? ずっと家族なオチだった。

大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集

阿部共実 秋田書店 作品の内容が後半になるにつれて エグいものになるという構成はうまい。 表題の『大好きが虫はタダシくんの』は ネットで話題になってたのが懐かしいが 本当にいたたまれない内容だ。

青空にとおく酒浸り 第1〜6巻

安永航一郎 徳間書店 表紙のお父さんは要所要所で活躍するが、 メインは隣のお姉さん。 よつばとを目指したそうだけど、 ギャグとアクションはいつもどおりな路線か。

魔法使いの嫁 第9巻

ヤマザキコレ マッグガーデン アニメ放送分の原作部分はここまで。 エリアスが少し役に立ったか? まだ伏線的なものやストーリーの謎部分が 解決してないところも含めて次へ続くらしい。 魔術師が管理する学院へ行く 魔法使いは何を学びに行くのだろうか。

パディントンのラストダンス―パディントンの本〈9〉

マイケル・ボンド/著 田中琢治、松岡享子/訳 福音館書店 パディントンの勘違い→大騒動→なぜかうまくいってエンド と毎話の様式美が続くのがすごい。 あと1冊がんばろう。

土の記 (上)(下)

高村薫/著 新潮社 奈良の山村で農業を営む伊佐夫の まさにタイトル通りの土の記録。 様々な事件が伊佐夫をとおり過ぎてゆくが 最後の最後の終わり方にびっくりした。 下巻の東関東大震災のあたりから不穏さはあったけど。

ゆび

柴田よしき/著 ノン・ポシェット ホラーミステリといったところ? 人差し指のみ現れ、 様々な事件を短期間におこす様はパニックものぽくもある。 唐突にゲーム世界と現実世界を融合とかいうのが?? ゲームソフトがフロッピーに収まるというのが1999年らしい…

ゴールデンカムイ 第13巻

野田サトル 集英社 前巻からの全裸祭りが続いて 生死をかけた真剣な戦いのはずがなぜか笑える。 なかなか網走刑務所つかないな、と思っていたが ここで到着、ただではすまないことに。

蛇神

今邑彩/著 角川ホラー文庫 古事記など蛇に絡めた説など面白かった。 奇妙な風習の村の秘密が 村内だけに収まらなくなりそうな雰囲気。

パディントン街へ行く―パディントンの本〈8〉

マイケル・ボンド/著 田中琢治、松岡享子/訳 福音館書店 パディントンのシリーズは一気読みは疲れるので 少し間はおいた方がよい。 前作で関わった人たちが再び登場。 カリー氏が相変わらずパディントンに ちょっかいを出して大変な目にあう。

聖職の碑

新田次郎/著 講談社文庫 同タイトルの映画を数年前に観たことあったので 内容は知っていたが、 改めて読むと遭難事件もそうだが 当時の長野県で白樺派に影響された教育の話、 悲惨な遭難事件があったのにも関わらず、 かえって中学生たちに登山をさせる体験…

真昼の百鬼夜行 第2巻

比嘉史果 KADOKAWA 帯の文章が店頭で購入するとき 少し恥ずかしかったぞ。 猫又と件の続編が好みだった。

BEATLESS (上)(下)

長谷敏司/著 角川文庫 アニメ放送しているが、 よくわからない部分もあるので原作も読むことにした。 なんで下巻がスノウドロップなのかは 下巻の後半になって理解できたような。 主人公のアラトはチョロいのだけど チョロさが結末へ向けての展開に重要な要…

棺の女

リサ・ガードナー/著 満園真木/訳 小学館文庫 大学生のときに誘拐されて 壮絶な時を過ごしたのに一年以上たって やっと解放された女性が再び連続誘拐事件に関わって行く。 事件のその後の女性の苦しみやそれを克服するための 行動が結構リアルな感じを受けた…

汝を子に迎えん―人を殺めし汝なれど

松下竜一/著 河出書房新社 少年期まで家庭に恵まれず育ち、 連続殺人を犯して死刑囚となった青年を 養子に迎えた女性牧師を主役としたノンフィクション。 女性牧師は本当に高潔な心を持っているし 死刑制度については考えさせられるが、 被害者家族に関して…

水戸黄門 天下の副編集長

月村了衛/著 徳間書店 『国史』を完成させるため 原稿が遅れている著作陣の元へ 直接編集行脚する水戸黄門一行。 今までシリアス作品が多かったのに どうしたの? というくらい作風が異なるコメディもの。 すごく楽しかったけど!

パディントン妙技公開―パディントンの本〈7〉

マイケル・ボンド/著 松岡享子/訳 福音館書店 表紙のパディントンはバレエをしている絵。 前作のラストでペルー帰国への壮行会をしていたが 今作の最初の話では早くもイギリスへ帰る客船の話。 話の内容が連作的に続いているのが多かった。

異境の水都: 突変世界

森岡浩之/著 徳間文庫 前作『突変』の続編。 だけど、作品世界ではこちらの方が時系列では古い。 前作ではご近所のみ「突変」していたが、 本作では大阪の大半が「突変」と規模が大きい。 異世界の生き物との戦いよりも 老舗企業、新興宗教、愚連隊みたいな …

パディントンのクリスマス―パディントンの本〈2〉

マイケル・ボンド/著 松岡享子/訳 福音館書店 抜けていた2巻目読了。 探偵の話でパディントンが最終的に 警察で褒められていたのかがよくわからなかった。 印象的だったのは、 ガイ・フォークスデイでカリーさんが大変な目にあったことと パディントンが生ま…

パードレはそこにいる (上) (下)

サンドローネ・ダツィエーリ/著 清水由貴子/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 アメリカのサスペンス小説のような イタリアミステリ。でも司法体制がイタリア独自ぽい。 過去の事件で心の傷を受けた 男女コンビがパードレを追い詰めて行くまでの展開が てんこ盛りで…