2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
五味川純平/著 岩波文庫 主人公の梶が出征する以前の生活もそれなりだが、 軍隊生活が始まり、その後敗残兵となる 過程の部分が壮絶すぎる。
篠田節子/著 文藝春秋 <収録作品> 『深海のEEL』『豚と人骨』 『はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか』『エデン』 タイトルがどこかで……、ディックのパロディだった。 でも割とタイトルどおりっぽい内容だった。 SF短編小説集としてもよかった。
小林銅蟲 講談社 ページ数は少ないのに 内容がは濃すぎなので元気なときでないと なんだか疲れてしまう。でも嫌いじゃない。
渡辺ペコ 講談社 おとやんクズだなー。 このままだと不倫相手に刺されそうだぞ。 ますます不穏な展開で怖くなってくる。
今野敏/著 中公文庫 読んでて既視感あったのは、 本書が『任侠学園』の一作目(というかシリーズ一作目)だったからだった。 つまり、話の構成はシリーズ通して同じということか。 日村の気苦労はここから始まった。
ユッシ・エーズラ・オールスン/著 吉田奈保子/訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ まさにサブタイ通り。 自撮りに関してのカールの義母には笑えたが。 ローセがここまで病んでいたとは意外だったが 結末には明るさがあった。 今回の複数の事件が全て何らかの関…
柿村将彦/著 新潮社 タイトル意味不明すぎ。 元タイトル『権三郎狸の話』だと地味だから? 表紙イラストとタイトルでほのぼのファンタジーかと 思わせといて、不条理的ホラー作品だった。
エフタ・ライチャー・アティル/著 山中朝晶/訳 ハヤカワ文庫NV イスラエルの国家スパイ組織である モサドに所属する女性スパイが遭遇する内幕もの。 実際の工作活動に入るまでが長めでそこが退屈だったが いざ活動開始からは結構面白かった。 彼女の活動をと…
ダグラス・アダムス/著 安原和見/訳 河出文庫 ドタバタSF。 結構めまぐるしくてイギリス的ユーモアが ここかしかに散りばめられている。
ジェシー・ケラーマン/著 林香織/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 ミステリ作家もどんどん二世作家が出てきている。 盗作から始まる本ミステリかと思ったら 途中からスパイスリラーになって驚き。
島本和彦 小学館 ドラマ版最終回のバイクネタをここで。 連載漫画スタートしたりしているが 本当にどこまで続くのだろう?
中島三千恒 新潮社 今回は士官学校の話はあまりなく 国政と大きなネタにが語られているが 広げられた風呂敷は畳められるか。 次が一年半後くらいらしいが待てるかな。
浅暮三文/著 早川書房 「触覚」がテーマのSF小説。 <針>がよく分かっていないのもあるのだが 男性の触覚が異様に発達していくのは不気味で 途中までよかったけど 元々は女性嫌悪症だっだ男性が 女性に興味持ちだすあたりからひたすら気持ち悪い展開に。
ピーター・トライアス/著 中原尚哉/訳 ハヤカワ文庫SF シリーズ二作目。 前作読んでなくても問題はなさそうだけど 世界観など掴むためには前作から読んだ方がいいかも。 今作では前作の子ども世代が主役で、 異様な世界になんの疑問も抱かずいて 親世代との…
デニス・レヘイン/著 鎌田三平/訳 角川文庫 幼女誘拐事件、といやな事件であるが それを解決するために人がどんどん死亡。 しかも解決しなくても良かったのではという感想を 持ちそうになるくらいの後味悪い結末だった。 アメリカって子どもの人権うるさそう…
桜井画門 講談社 入間基地での佐藤が戦闘開始。 圭くんは間に合うのか? と思いきや 佐藤対自衛隊が終わらず 直接対決は次の巻なのか? 初期で出ていた懐かしの消防士がようやく復活。 新たな仲間に。田中も仲間になれるか?
誉田哲也/著 光文社文庫 <収録作品> 『アンダーカバー』『女の敵』『彼女のいたカフェ』 『インデックス』『お裾分け』『落としの玲子』 『夢の中』『闇の色』 姫川玲子シリーズの短編集。 池袋署へ異動直後から本庁復帰までの 期間のエピソードになる。
ジム・シュッツ/著 山口和代/訳 集英社 1993年7月にアメリカのフロリダで おこった「ボビー・ケント殺害事件」のノンフィクション。 『BULLY』というタイトルで映画化もされているらしい。 殺害された少年はタイトル通りいじめっ子で犯罪めいた行為も 繰り返…
蝉川夏哉/原作 ヴァージニア二等兵/作画 KADOKAWA 前巻から少し気になっていた 魔女問題が浮上していて少し展開が不穏に。 異世界へ繋げた張本人が何とかしてくれるのだろうか。
三部けい KADOKAWA 主人公のモノローグが『僕街』まんまだが 話はまだ謎の段階で少しだけ進んだ感じ。
レジナルド・ヒル/著 松下祥子/訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ タイトルが不穏な感じなとおり ダルジールが意識不明の重症を負い パスコーが孤高奮闘する。 2008年発行とあって ダルジールが中近東テロリスト関係に巻き込まれたり 関連して中東系移民のモ…
誉田哲也/著 光文社文庫 タイトルが嫌な感じだったが 案の定嫌な感じなのが登場。