赤い酒場

半村良/著 出版芸術社

<収録作品>

・第一部 能登怪異譚

『箪笥』『蛞蝓』『縺れ糸』

『雀谷』『蟹婆』『仁助と甚六』

『夫婦喧嘩』『夢たまご』『終の岩屋』

・第二部 怪奇SF選

『赤い酒場を訪れたまえ』『フィックス』『嘆き鳥』

・第三部 現代怪談集

『衝動買い』『黙って坐れば』『ボール箱』

『赤い斜線』『林道』『ちゃあちゃんの木』

『夢の底から来た男』

この中で最も不気味だったのは

第一部の作品集だった。

能登の方言の力もあるのかもしれないが

なんだか不条理だし。