2018-01-29 父の肖像 読書の記録_国内作家た行 辻井喬/著 新潮社 辻井喬こと堤清二が書いた 父・堤康次郎の伝記小説。 滋賀の田舎の農民から立身出世して 政治家および実業家として西武王国を築き上げた人物だが 本作では、家族から見た堤康次郎の姿を描いている。 途中で著者自身の出生の秘密の話に 紙面を割かれているが、そこはフィクションらしい。 堤康次郎への著者の葛藤を表しているのか。