新カラマーゾフの兄弟 (上)(下)

新カラマーゾフの兄弟 上(上・下2巻) 新カラマーゾフの兄弟 下(上・下2巻)

亀山郁夫/著 河出書房新社

分厚い!

現実だか夢なのか曖昧な描写がかなり続くが、

1995年という時代を背景とした

黒田家の謎、宗教団体の暗躍、

著者の私小説風なKのパートなど濃い内容だった。

『よちよち文藝部 世界文學篇』で訳者のお話の

ゲストとして著者が出ていたのだが、そこで出てきた

読みづらかった『カラマーゾフの兄弟』の訳者ってX先生?