霊の棲む島

霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

カミラ・レックバリ/著 富山クラーソン陽子/訳 集英社文庫

 

エリカ&パトリック事件簿7作目。
前作のラストの女性二人ってエリカと妹のアンナだったとは。
しかし著者はどんだけアンナに試練を与えすぎなのだろうか。
今回はDV問題がテーマであるが、
事件の本筋の男性殺害事件での関係者が
人知れず殺害されてしまうが、
その後語られずでびっくり。
警察の管轄外で起こったことだから?
本作は、島の昔話と章が交互で進むが
ホラーな結末になってシリーズ的に異色なのかも。